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2017.01.07 Sat

頑張って歯を磨きましょう。メガデント 酒向淳

2017年最初の放送は、今年一年も丈夫な歯であって欲しい、という祈りを込めて『歯磨き』の話題からスタート。銀座一丁目にあるオーラルケアの専門店『メガデント』の店長・酒向淳さんに話を伺いました。

小宮山雄飛さんのリポートです!




■約1000種類の商品。





歯ブラシだけではなく、オーラルケア全般の商品を販売しているメガデント。どんな商品があるのでしょうか?

酒向淳さん
「舌(ぜつ)ブラシや、はぐきをマッサージする専用ブラシ、糸状のブラシなど約1000種類あります」


おすすめ商品や、売れている商品を教えてください。

酒向淳さん
「こぶ付き歯ブラシが、女性の間で流行っています。歯を磨くだけではなく、口の内側から頬を刺激して、ほうれい線を目立たなくするんです。オーラルエステという分野があるのですが、エステティシャンが手袋を付けてお客さんの口の中に指を入れて引っ張るんですよ。男性の知らないところで、女性はひっそりとやっているんです」




■五輪のマークのイメージで歯を磨く。



日本人と歯磨き。現状はどうなんでしょうか?

酒向淳さん
「ドイツ人とからすると、日本人は真面目な国民なのに、口が汚くて臭いというイメージは有名です。イギリス人もバカにされています。イギリス人は、紅茶をよく飲むので歯が黄色くなるんです。アニメで日本人やイギリス人の口元が汚く描かれるのは、そういうイメージがあるからです。日本人は歯ブラシの消費量は年間4億本。1人あたり年間に3〜4本ということは、3〜4ヶ月同じ歯ブラシを使っていることになります。政府が主導している〈8020運動〉というのがあります。『80歳で20本の歯があると幸せに生活できる、おいしい物が食べられる』という運動です。ヨーロッパでは、80歳で26本の歯が全部ある〈8026〉の国があるのに、日本人は今〈8013〉です」


おすすめの歯磨き方法はありますか?

酒向淳さん
「一個の道具で完璧にはできません。複数の道具を組み合わせて、自分にとってのベストのものを作って管理すると良いです。五輪のマークのイメージしてください。一個のマークだと範囲が狭いけれど、五個のマークが重なると範囲が重なって、きれいになる部分が増えます。例えば、歯間ブラシやマウスウォッシュを使うなど、その人のよって組み合わせが変わってきます」



酒向さんは、どのように歯を磨いているのでしょうか?

酒向淳さん
「12種類の歯ブラシを使っています。ヨーロッパのオーラルケアが進んだ国でも、平均6〜8種類の歯ブラシを使っています。でもそれは、一日ではなく一週間で6〜8種類です。日本人は朝から晩まで同じ歯ブラシを使いますが、それはもう古いんです。例えばヨーロッパでは、朝は忙しいのでフロスは夜だけ、といった使い方をしています」


■東京オリンピックまでに。



酒向さんが考えているこれからのワクワク、教えてください!

酒向淳さん
「東京オリンピックで多くの外国人が日本へ来ると思いますので、それまでに日本人の口が臭いというイメージが変わってくれればと良いと思います。みなさん、頑張って歯を磨きましょう!」


メガデント 銀座店
www.megadent.co.jp/

〈本日のオンエア曲〉
Why Can't We Be Friends / Smash Mouth
Got Some Teeth / Obie Trace