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2018.03.09 Fri

渋谷・原宿で始まる、新しいニッポンの祭り!もしフェス

2018年3月24日(土)、25日(日)に渋谷・原宿で開催される「新しいニッポンの祭り」こと「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2018 in SHIBUYA」をご紹介!

通称「もしフェス」のプロデューサー、アソビシステムの黒柳さんに小宮山雄飛さんが話を伺いました。




日本の良いものを、もっと知ってもらえる機会があるのでは?







今回お伺いしたのは、原宿にある「MOSHI MOSHI BOX 原宿観光案内所」。

小宮山雄飛「ここはどんなスペースですか?」

黒柳「海外や地方の方々に原宿を知ってもらう観光案内所です。三年前に渋谷区観光協会と一緒に開設しました。観光案内だけでなく、おみやげの販売や着物のレンタルも行っています。二階はフリースペースとして、一般のお客さんに貸し出しています」

小宮山「例えば、シェアオフィスでは料金がかかるのに、ここは無料とは……さすが渋谷区。頑張ってますね!」

黒柳「頑張ってます!」

小宮山「『もしフェス』は、どんなフェスティバルなんでしょうか?」

黒柳「2013年に始まった前身のイベントから数えると5回目。きゃりーぱみゅぱみゅや『KAWAiiカルチャー』、原宿の良さ日本の良さを、アソビシステムは海外に発信してきましたが、『KAWAiiカルチャー』だけでなく、日本の良いものをもっと知ってもらえる機会があるのでは?と考えたんです。日本のポップカルチャーや日本を体験することなどをひとつにまとめるプロジェクトが『MOSHI MOSHI NIPPON』。そのイベントが『もしフェス』です」

小宮山「原宿だけでなく、日本の魅力全般を伝えるんですね!」





田中みな実「アソビシステムといえば、きゃりーぱみゅぱみゅちゃんや、三戸なつめちゃんが所属するプロダクション!」

小宮山「プロダクションであるのと同時に、原宿カルチャーを中心としたイベントなども多くやっているんです」



『街』に日本のコンテンツを落とし込む『シティ型フェスティバル』。





小宮山「『もしフェス』は、どんなお祭りなのでしょうか?」

黒柳「今までは年に一度、東京体育館という『箱』でやっていたのですが、今回は『街』に日本のコンテンツを落とし込む『シティ型フェスティバル』に形を変えます」

小宮山「会場は渋谷・原宿近辺?」

黒柳「ラフォーレミュージアム原宿、タワーレコード渋谷店、渋谷キャスト、原宿エリアの氏神様である穏田(おんでん)神社などが会場です」

小宮山「穏田神社! 原宿は僕の地元なんですが、元旦に穏田神社へ行くと全然人がいないんですよ。みんな明治神宮へ行っちゃう。穏田神社は地元の人だけ(笑)」

黒柳「穏田神社では、我々なりの新しい縁日をやります。縁日にある屋台のほかにステージ上では伝統芸能のほか、キャラクターがDJをやるDJフェスをやります。下北のゆるキャラ『しもっきー』が出ます。地域の方、海外の方も参加できる盆踊りもやります」

小宮山「ラフォーレミュージアム原宿では?」

黒柳「女の子がかわいくなるためのコンテンツをギュッと集めた『Harajuku Kawaii Market』を開催。メイクやヘアアレンジが体験できるDIY、ワークショップをブースで繰り広げます。ステージでは、モデルによるトークショーやちょっとしたライブがあります」





田中「穏田神社って、どこにあるんですか?」

小宮山「原宿と渋谷の間。キャットストリートをちょっと入ったところです」

田中「都内には、以外な場所に小さな神社がありますよね」

小宮山「下北沢から、ファニーなゆるキャラ『しもっきー』さんもなぜか来てくれます。謎です(笑)」

田中「しもっきーさんの見た目は……雪男みたい(笑)」



ひと足先に楽しむ渋谷のお花見。



小宮山「タワーレコード渋谷店では?」

黒柳「『MOSHI MOSHI MUSIC FESTIVAL』を開催します。これまではメジャーな方や日本から海外に出て行った方をキャスティングしましたが、今回は少しコンセプトを変え、有名なメディアやタレントが今おすすめしたい、今後来るであろうアーティストをピックアップ。日本だけでなく外国の方にも知ってもらいたいステージです。メディアでは『ナタリー』『Spincoaster』、さらにZeebraさんにもキュレーターとして参加していただきます」

小宮山「渋谷キャストでは?」

黒柳「『MOSHI MOSHI NIPPON Market』を開きます。『ひと足先に楽しむ渋谷のお花見』がテーマです。フードやお酒も楽しめます。着物のレンタルもあります。さらに、メイドカフェ、アイドルグループ『甘党男子』のオススメスイーツを集めたカフェが出展します」

小宮山「『もしフェス』のお客さんはどんな人が多いんですか?」

黒柳「昨年までは、約3万人のうち1万人くらいは外国の方です。北米の方が多いです」

小宮山「『もしフェス』に参加するには、どうすれば良いんですか?」

黒柳「『もしフェス』のオフィシャルサイトで事前登録をしていただければ参加は無料です。食べ物などはその場で支払っていただきます」

もしもしにっぽんフェスティバル│MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2018
fes18.moshimoshi-nippon.jp/ja/



もう少しコアな情報を伝えていく必要性。





小宮山「インバウンドの象徴的なイベントですね」

黒柳「これまで外国の方に日本のことを知らせてきたんですが、逆に僕らよりもよく知っていたり何度も来る人が多かったり。普通のことだけではなく、もう少しコアな情報を伝えていく必要性を感じています」

小宮山「確かに明治神宮に行くと、地元の人よりも外国の人の方が多い印象がありますね」

黒柳「今回は神社の作法を教える体験ツアーや、モデルが実際によく行くお店のツアーなども企画しています」

小宮山「昔からのコテコテな日本ではなく、日本人すら知らないコアな情報を伝えていくんですね!」





田中「コミケも外国の方が多いですからね。8頭身、9頭身の人がコスプレすると、まるでフィギュア。絵になるんです」

小宮山「今回取材に行った『MOSHI MOSHI BOX 原宿観光案内所』では、外国のかわいい女の子が受付で働いてました。日本語もできるし、原宿の文化に詳しい。好きなアイドルを聞いたら『河合奈保子』と言ってました(笑)」



新しいコミュニティの形。





これからのワクワク、教えてください。

黒柳「街と観光客の交流や、新しいコミュニティの形を作りたいです。日本をもっと知って、日本を好きになって、また来てもらえれば」



田中「『KAWAiiカルチャー』イコール日本の文化になっているので、若い人だけではなく大人も『もしフェス』へ行って触れてもいいかも」

小宮山「これまで『KAWAiiカルチャー』を牽引してきたアソビシステムが、あえて地元と一緒に開催するイベント。すごくおもしろいことになりそう!」



放送でご紹介できなかったお話





小宮山「『もしフェス』に来るお客さんの属性は、どんな感じになりそうですか?」

黒柳「各会場で異なりますね。渋谷キャスト『MOSHI MOSHI NIPPON Market』には家族連れや若い人が多いかと。穏田神社は地元の方々。日本を感じられる場所なので外国の方も多そうです。ラフォーレミュージアム原宿『Harajuku Kawaii Market』は若い女性が中心。タワーレコード渋谷店『MOSHI MOSHI MUSIC FESTIVAL』はコアな音楽ファンが多そうです。メジャーだけではない日本の音楽を知ってみたい方にも来ていただきたいですね」




MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL│もしもしにっぽんフェスティバル
2018年3月24日(土)〜25日(日) 渋谷・原宿にて開催
fes18.moshimoshi-nippon.jp/ja/


〈本日のオンエア曲〉
White Cube / 中田ヤスタカ
Ordinary Life (Message From an A.I. Girlfriend) / Computer Magic



〈次回、3/16(金)17時からの放送は?〉


フランスのオリーブオイルブランド「オリヴィエ・アンド・コー」が銀座にオープンした、日本一号店をご紹介します。お楽しみに!