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2017.09.01 Fri

イザという時のためのメシ『イザメシ』clubESTA SHOP

今回は南青山にある暮らしに役立つセレクトショップ、clubESTA SHOP(クラブエスタショップ)をご紹介します。

小宮山雄飛さんのリポートです!




■身近に感じてもらえる防災グッズを。






clubESTA SHOPは、どういったお店なのでしょうか?

「弊社はもともと建築金物を扱う商社です。建築金物、つまり『住まい』という部分で、より生活者に身近な暮らしの雑貨を展開しています」

お洒落な品揃えですよね。独自に開発した商品以外にセレクト商品もあるんですね。

「雑貨などは、海外からセレクトして買い付けています」

防災関係にも力を入れているそうですね。

「3.11の東日本大震災などで弊社の社長が被災地へ伺い、現地の方が必要な物を知りました。その後、身近に感じてもらえる防災グッズ、今までにないような防災グッズを展開、開発しました」

どんな防災グッズがあるのでしょうか?

「MINIM+AID(ミニメイド)です。一見ただの筒ですが、避難所へ行くまでに必要な物を最小限にまとめています。中に4つの筒があり、懐中電灯兼ランタン、自由な物を入れるケース、ラジオ兼充電器、ポンチョが入っています。ポンチョのケースはコップとしても使えます。従来の防災セットは食べ物などを詰め込んで、押入れなどにしまっていましたが、MINIM+AIDは普段傘立てなど身近な場所に置いても邪魔にならないシンプルなデザインです。肩にかけてそのまますぐに逃げられます。デザインオフィス『nendo』の、佐藤オオキさんによるデザインです」




■普段からレトルト感覚で食べていただける非常食。





店内には食べ物もたくさんあるんですね。

「イザという時のためのメシ『イザメシ』です。災害時だけではなく、残業して疲れた時、風邪をひいた時、ゲリラ豪雨で外出できない時など、日常に潜む『イザ』にもお役立ていただけます」

ヨーグルトが隠し味のスパイシーチキンカレー、名古屋コーチン入りつくねと野菜の和風煮など、どれもおいしそう! いざという前に食べてしまいそうです……。





「3.11の東日本大震災をきっかけに、『イザメシ』の構想をスタートし商品化しました。災害が起きてから食べ物を買い占めるのではなく、普段からレトルト感覚で食べていただける、おいしい非常食を目指しているので、パッケージもカジュアルにしています」

店内のカウンターで食べることもできるんですか?

「温かい『イザメシ』が食べられます。一部、お水かお湯で戻す『アルファー化米』がありますが、レトルトは温めなくてもそのまま食べられます。災害時に電気やガスが使えなくても安心です」

レトルトを食べてみると、おいしい! 乾パンなどよりも、いざという時に元気が出そうですね。

「非常食は乾いた物が多く味に妥協した物が多いですが、このレトルトは圧力鍋で加熱して作っているのでお肉がやわらかいです。レトルトと缶詰は製造から三年、アルファー化米は五年保ちます。保存料などは一切使っていません」

非常食は、期限が来る前に食べて買い足すことが大事。『イザメシ』は、山登りやキャンプにも合う優れた保存食ですね。




■みなさんの暮らしを彩る店に。



clubESTA SHOPが考えるこれからのワクワク、教えてください。

「人々に寄り添うライフスタイルのショップとして、地域の人々の憩いの場になるような、みなさんの暮らしに役立ち暮らしを彩る店を、clubESTA SHOPは目指しております。9月には写真教室、寄せ植え教室、フラワーアレンジメントの教室なども開催します。たくさんの方にお越しいただければと思います」


clubesta.jp
izameshi.com



〈本日のオンエア曲〉
IN THE SUN / Hanah Spring
Milk And Sugar / G. Love & Special Sauce