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2017.09.15 Fri

和文化とジャズの融合で裾野を広げたい。ユマトニック真由美

港区・芝にある増上寺。600年の歴史を持ち、徳川将軍家のお墓もあるこのお寺で、10月14日に開催される音楽イベント『和 Meets JAZZ』。総合プロデューサーのユマトニック真由美さんに話を伺いました。

小宮山雄飛さんのリポートです!




■和文化を知らなかったので、勉強したかった。



『和 Meets JAZZ』とは、どんなイベントなのでしょうか?

ユマトニック真由美さん
「タイトルの通り、和文化とジャズの融合フェスティバルです。和文化とジャズ……と言うと、ちょっと大人向けのイメージがありますが、もっと裾野を広げたかったんです」

『和文化とジャズ』というテーマは、どうやって思いついたのでしょうか?

ユマトニック真由美さん
「私が海外育ちで和文化を知らなかったので、勉強したかったんです。いろんな方と繋がるうちに、じゃあ何か面白いことをやってみようと。例えば、海外の人は自国の文化を生活の中に取り込んでいますが、日本人はお茶の作法やお花の生け方を意外に知らなかったりします。そこが起点でした」

イベントではどんなことが行われるのですか?

ユマトニック真由美さん
「例えば、サムライ・アートと能楽を組み合わせた演武『武楽』とジャズを組み合わせます。ジャズ・ピアニストのユキ・アリマサ氏の演奏と、『武楽』のインスピレーションからくるパフォーマンスがステージ上でぶつかり合います」

増上寺の中は、どのような展開になるのでしょうか?

ユマトニック真由美さん
「増上寺のホールがメインのステージです。外にフードコートもあります。楽器のほかに、茶道、生け花、盆栽、香りなども体験できる和文化のワークショップも考えています」

増上寺は後ろに東京タワーが建っていたりと、和と洋、現代と伝統文化が混ざっている場所。このイベントにはぴったりですね。

ユマトニック真由美さん
「港区在住の外国人の方のコミュニティにもアプローチしています。たくさんご来場いただけると思います」



◾️子どもたちにもっと良い音楽に触れてほしいです。



どんなアーティストが出演するんですか?

ユマトニック真由美さん
「音楽ディレクターを務めるジャズ・ピアニストのユキ・アリマサ氏。ヴォーカルでは、ジャズシンガーのギラ・ジルカさん。洗足学園音楽大学出身のドゥードゥルバグズ・ビッグ・バンド。ケイレブ・ジェイムスさんは、一ヶ月間、毎週日曜日に子ども向けのワークショップを行ってくれています。最後の10月14日土曜日は、子どもたちと増上寺のステージで共演。お披露目します」

昨年のイベントの評判もよかったそうですね。

ユマトニック真由美さん
「質にはこだわっています。家族や子どもたちも参加してくださいと謳っていますが、一流の音楽を見せようとしています。『いい音楽だね』『こういった音楽や文化に、子どもたちと一緒に触れられてよかった』といった声をたくさんいただいています」

ジャズはどちらかというと大人向けの感じがしますが、お子さんや家族連れも多いんですか?

ユマトニック真由美さん
「お昼に子ども向けにイベントを行ったり、ジャズ・スクールのビッグバンドも演奏しますので、ご父兄やご家族で賑わっています」

入場料は?

ユマトニック真由美さん
「一般入場券は1,000円のみです。9月いっぱいは割引価格で900円。ジャズって、小さい箱で大人たちが嗜むみたいなイメージがあります。そのような箱に子どもたちと一緒に行けないけれども、楽しみたい大人も多いと思います。また、子どもたちにもっと良い音楽に触れてほしいです。日中のフェスティバル形式にすることで、裾野が広がっていくのではと。低価格で行きやすい環境づくりを心がけています」



◾️国際交流の場をもっと仕掛けていきたいです。



これからのワクワク、教えてください。

ユマトニック真由美さん
「音楽は、元々みなさんの体の中に備わっている要素です。その、言葉のいらない音楽というものを使って、国際交流の場をこれからもっと仕掛けていきたいです。いつの間にかお隣りに外国人の方がいて、日本人と外国人が、自然に笑顔で枠を超えて交流ができるイベントを発信していきます」


wameetsjazz.com

〈本日のオンエア曲〉
PHOEBE / Geila Zilkha
I Keep Comin’ / Kaleb James