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2017.10.27 Fri

アメリカ以外で世界初。ロックの殿堂がオープン、レジェンド大集合!

有楽町にオープンした「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」をご紹介します。世界4大音楽賞のひとつ「Rock & Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)」入りしたアーティストの楽器やステージ衣装・愛用品、写真などを多数展示しています。

代表の西坂正造さんに小宮山雄飛さんが話を伺いました。




日本は特別な場所。





チャック・ベリー、サム・クック、ジェームス・ブラウン、ファッツ・ドミノ、リトル・リチャード……「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」の場内には、1986年から歴代受賞者の写真、ミュージシャンたちが実際に着たステージ衣装も展示。まさに、レジェンド大集合!


小宮山「『ロックの殿堂』とは何でしょうか?」

西坂「『ロックの殿堂』はアメリカ設立された組織です。広い意味のロック、音楽の発展に貢献した人たちを殿堂入りさせて伝えていこうという趣旨の団体です。アメリカのクリーブランド市の、五大湖のすぐ横にピラミッドの形をしたミュージアムがあります。殿堂入りした215アーティストの衣装や楽器、愛用品などがたくさん収容されている施設なんです」

小宮山「アメリカ以外では日本が世界初だそうですね」

西坂「ライセンス契約をしたのは日本が最初です。今後も日本以外ではできないのでは、と聞いています」

小宮山「なぜ日本が選ばれたのでしょうか?」

西坂「日本は特別な場所だからです。日本の音楽マーケットは、アメリカに次いで世界二位の大きさがあります。また、特に70〜80年代の日本では、深夜放送を聞いていた受験生や学生たちが、一生懸命に洋楽を聴いていたので、アメリカの音楽を受け入れる土壌がしっかりあります」






小宮山「実は、展示されている本物の衣装に直接触れられる人は、日本に一人だけ。代表の西坂さんも触れられないんです」

田中「ええっ!? 誰なんだろう?」

小宮山「触れる人と握手したいよね(笑) スティングの衣装を触ったんだー!みたいな(笑) アメリカ以外で日本が選ばれたのには、もうひとつ理由があるんです。世界的に有名だけれども、元々は日本から火が付いて売れた海外のミュージシャンが多いから。QUEEN、CHEAP TRICK、DEEP PURPLEなど」



おもしろくてびっくりするような授賞式のステージ。





「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」一番の見どころはシアター。「ロックの殿堂」授賞式の映像が見られます。

西坂「おもしろくてびっくりするような授賞式のステージが過去にたくさんあるんですけれども、いろんな人たちが登場するので肖像権など権利関係の問題でDVDなどパッケージ販売ができないんです。放送もできない。一部はYouTubeに出ていますが、今まではクリーブランドでしか観られませんでした。ここでは、週替わりで内容を変更して公開しています」


小宮山「僕が取材に行った時、たまたまボブ・ディランの映像が流れていました」

田中「……ホフ・ディランはボブ・ディランにインスパイアされているんですか?(笑)」

小宮山「インスパイアされています(笑) 当時、(ホフ・ディランの)ワタナベイビーと一緒にやっていたメンバーが『保父』さんで。ボブ・ディランとかけたギャグ……」

田中「別にリスペクトというわけではなく!?」

小宮山「リスペクトもしてますよ!(笑)」



巨大な『パーネント・ミュージアム』を建設し、ずっと展示します。







小宮山「『ロックの殿堂ジャパンミュージアム』は、期間限定の展示なのでしょうか?」

西坂「常設展ですが、この場所では2018年3月11日までなんです。2018年4月から場所を変えて約2年間は仮のミュージアムで展示。その後は、東京オリンピックで使う海の会場近くに巨大な『パーネント・ミュージアム』を建設し、ずっと展示します。イベント・スペースやコンサート・ホールも作ります」

小宮山「日本のミュージシャンが入ることはないんですか?」

西坂「2020年から、日本で授賞式をやっていこうという計画はあります。日本で支持されたアーティストをセレクトします。受賞者全員が日本人ということではありませんが、日本人が受賞して殿堂入りしアメリカの『ロックの殿堂』でも展示する可能性も。授賞式で、日本と海外のアーティストのセッションも起こるのではないかなと」

小宮山「2020年、楽しみですね」






田中「日本のミュージシャンが受賞するかも?」

小宮山「25年間活動していることなど、『ロックの殿堂』にはいくつかの選考基準があるんですけどね」

田中「そういうルールがあるんですね。なるほど!」



みなさんと一緒に作っていきたいです!







田中「これからのワクワク、教えてください!」

西坂「『ロックの殿堂ジャパンミュージアム』で、友だち同士やお父さんお母さんと話してもらうことで音楽は伝わります。今バンドをやってる人が、これから殿堂入りする可能性だって十分あります。音楽の楽しさをみんなで伝えることで、そのパワーはどんどん増していきます。みなさんと一緒に作っていきたいです!」


小宮山「女性が見ても楽しい衣装がたくさんあるんですよ。マドンナの衣装が小さくて、けっこう細身だったり」

田中「衣装からマドンナが見えてくるわけですよね。直で伝わって臨場感がありますよね!」



放送でご紹介できなかったお話



西坂「アメリカと日本ですごく差を感じたのは、去年殿堂入りしたDEEP PURPLE。アメリカではそれほど人気がないんです。『ロックの殿堂』の授賞式がテレビ放送された時、アメリカ的な考え方でDEEP PURPLEの部分はカットされましたが、ステージ上でメンバーは『サンキュー、ジャパン!』と言いました。彼らの人気に火が付いたのは日本なんです」

小宮山「なるほど」

西坂「EAGLESやQUEEN……日本から火の付いた世界的アーティストはいっぱいます。そのようなアーティストを我々が選んで、同時に日本人アーティストもアメリカの『ロックの殿堂』の中で展示してもらう。日本の授賞式で選ばれた日本人アーティストが、海外に出て行くルートを作れるんじゃないかな、と」




『ロックの殿堂ジャパンミュージアム』
期間:2017年9月23日(土)〜2018年3月11日(日)
時間:11:00〜20:00
休館:年末年始(12/30〜1/2)、展示物入替時
場所:有楽町インフォス
入場料:
大人前売1800円 当日2200円
学生前売1300円 当日1600円
rrhfj.com

〈本日のオンエア曲〉
We Will Rock You / Queen
ABC (DJ Hasebe Remix) / Jackson 5



次回、11月3日(金)14時からの放送は?


吉祥寺オープンしたカフェ&シアター「ココロヲ・動かす・映画館 ○」をご紹介します。コンセプトは「出会い」。いったいどんな映画館なのでしょうか? お楽しみに。