ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今回は、熊本県阿蘇市。九州のほぼ真ん中です!
お話を伺ったのは、トマトを生産して11年になる塩谷先さんです。

もともと大阪でサラリーマン生活をしていた塩谷さん。退職後、2年ほど各地を巡っていた中で出会ったので熊本阿蘇の素晴らしい風景だったそうです。
「ここに住みたい!」ということで働き口を探し、農業を始めたのでした。
風景に魅了されて、住む決意までした塩谷さん、その決断力。すごいです!

今では就農について行政からのバックアップも充実していますが、
塩谷さんが就農を決意した当時はまだまだで、農業研修生を受け入れてくれる農家さんのところでお世話になって農家になるためにはどうすればいいか色々と学んで考えたそうです。

そしてなぜトマトを選んだのか。ここにも塩谷さんの考えがありました。
新規就農で生活していくためには、どうすればいいか。土地をたくさん使う露地栽培よりも、初期費用はかかるけど施設栽培の方が、そしてトマトが一番間違いないだろうと考えトマト農家の道に入って言ったのだそう。効率的な栽培としてのトマト農業、興味深いですよね?

そんな塩谷さん。農業の楽しさは、「職人的な楽しさ」なのだとか。
限られた面積から多くの美味しいトマトを取るか。そのために肥料をどうするか、作業をどうするか、考えるのが楽しいのだそうです。
会社員時代よりも自分が経営者として動くようになった今、農業についても結果が自分に直結する分、すごく考えて農業します、と強く言っていました。
たしかに、農家さんは一人一人が経営者なんですね!

地域の仲間との繋がりもあると塩谷さんは話します。
塩谷さん自身がお世話になった農家さんが今でも農業研修生を受け入れていて、その人たちと共同作業をしたり、親睦を深めたり。また、塩谷さん自身もカンボジアからの農業研修生を受け入れているそうです。
つながりの輪がどんどん広がっていますね!

塩谷さんの今後の夢は、「年間18〜20トンの収量が取れるトマトの名人」
なんか、塩谷さんらしいとても冷静で、具体的な目標ですね!
これからも応援しています!
くまモンも応援する真っ赤なトマト、皆さんもぜひ食べてみませんか?
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