ニッポンの未来を元気にする「農業応援プログラム」 あぐりずむ WEEKEND

収穫の様子
稲刈りの様子
農作業の様子

On air Report

今週のあぐりずむWEEKENDは、岐阜県海津(かいづ)市の田家農園、田家一衡(たや・かずひろ)さんにお話を伺いました。

田家さんは、現在34歳。
農学部の研究室で野菜を研究していました。
体を動かすことが好きで、実際に畑を耕してみて、農業の面白さを感じたことが就農のきっかけです。

大学院の時に1年休学してスイスに農業研修へ。
その後日本に帰国し、野菜の栽培も行う観光牧場でと出会い、試しにやってみよう!
という思いで進んだそう。
「人がどう思うかより自分が面白いと思うかどうか」そんな気持ちを大切にしています。

中でもトマトを選んだ理由は、その観光牧場で働いていた時に、独立を考えたタイミングで、友人がトマト農家の研修センターを紹介してくれたこと。

「トマトは、1年間付き添って育てているので、いろんな表情が見えて本当に面白いなと思う。」と田家さん。
毎年最初の出荷の時は「お嫁に行ってしまう」という思いが特に強いんだとか!

田家さんは、大玉トマトのりんか409や中玉のフルティカ、とまっぷる。
さらに、ミニトマトのアルルやラブリーさくらなど多くの品種を育てていらっしゃいます。

また、担い手がいないという農業の長年の課題に対して、若者が志さない理由の1つに、作業のキツさや収入の不安定さのイメージを払拭して、新世代にも農業の楽しさ素晴らしさを知ってもらえれば、と考えていらっしゃいます。

田家さんのトマト愛がたっぷりと感じられるお話でした。

ありがとうございました!