ボクの宿ぬしは、35歳。
先日お母さんを亡くしたばかりの卓也さんです。
実家に遺されたのは、お母さんの愛犬、蘭丸。
宿主:「ひとり者同士、オレと一緒にウチに来るか?」
蘭丸:「クゥーン…。ワン!」
こうして、蘭丸を自分で飼うことに。
宿主:「最後に、近所でも散歩しようか…」
実家を離れて久しぶりの風景には、お母さんとの想い出がいっぱい。
思わず胸を熱くしていると…。
蘭丸はそんなのおかまい無しにぐいぐい引っぱって…小さな公園へ。
すると…
そこにいたのは、リボンをつけた可愛いプードル。
卓也:「蘭丸〜!彼女いたのかよ!」
シッポを振って、プードルにじゃれつく蘭丸。
卓也:「あー!すみません!」
あわてて、飼い主に謝ると…。
女性:「あれ?卓也くんだよね。西高の…」
卓也:「えっ?!」
あれ?!高校時代片想いしていた、同級生?!
これはひょっとして…。
蘭丸は、お母さんが遣わせた愛のキューピッドなんじゃない?
卓也:「おふくろが?!まさかね…」
いや!偶然は必然!
子どもを想う母の思いは永遠だって、信じてみてもいいんじゃない?
ボクら乳酸菌だって、幸せへの思いは永遠だよ。
これからもぐいぐい引っぱって、みんなを健康へ導くからね。
じゃあ、また、日曜のお昼に。