語り手:乳酸菌

トンネルを抜けるとそこはおなかの中だった…。 乳酸菌は今日も人と生きている。 ボクらは乳酸菌。古くからこの星に住み、 人間や動物の体に宿り、日々活動しています。 そんな乳酸菌たちが宿主と一緒に喜んだり、悲しんだり。 時には励ましたり…おなかの中から 語りかけるストーリィをお楽しみください。

メッセージ

番組ではメッセージを募集しています!番組の感想や乳酸菌くん(語り手)へのメッセージをお寄せください。

2017年11月05日(日)

ご機嫌の整え方

ボクの宿ぬしは、39歳。
結婚10年目のパパさんです。

ママ:「ねー、パパ、こっちのワンピースと、こっちのパンツルック、どっちがいいと思う?」

うわぁ、でたでた! ママのどっちがいい攻撃!
パパ、この質問、とっても苦手なんだよね〜。

新婚の頃、正直に、
宿主:「どっちでもいいんじゃない?」
って答えたら、
ママ:「パパは私のことなんて、どうでもいいんだ〜」
って、ママ、ちょっと不機嫌に。
宿主:「こっちがいいんじゃない?」
って言った時には、
ママ:「えー、そう? 私はこっちの方がいいと思うんだけど…」
って、言われちゃったんだよね。

“女心と秋の空”じゃないけど、女心は難しいねぇ。
結局は自分で決めるのに…って、パパは思うけど…。

結婚して10年。
今では…。
宿主:「うーん、ワンピースの方はキレイなお姉さん、って感じだし、パンツルックの方も秋らしくって、いいよね〜」
ママ:「ふーん、そうなんだぁ〜、じゃあ、今日はこっちにしようかな♪」
うふ!
ママの機嫌を損ねない方法、身につけちゃったんだよね〜。
パパさん、ナイス・プレー!

ボクら乳酸菌も、おなかの調子には、すごーく敏感だよ。
おなかの機嫌を損ねないよう、いつも気にかけているんだ!

じゃあ、また、日曜のお昼に!