ボクの宿主は14歳。
中学2年生の葵(あおい)ちゃんです。
期末試験まで、あと3日。
涼くん:「おっす! 葵、どう? 勉強してる?」
通学路で、後ろから声をかけてきたのは、クラスメートの涼くんです。
葵ちゃん:「全然、やってない」
涼くん:「それマジ〜? そう言ってやってんじゃないの?」
葵ちゃん:「それが、机に向かうと、部屋が散らかってるのが気になって掃除をはじめちゃったり、お母さんが忙しくてさ、妹たちの夕飯を作ってるうちに、時間がなくなっちゃうんだよね」
グチをこぼす葵ちゃん。
すると…。
涼くん:「それ、セルフハンディキャッピングだな。」
葵ちゃん:「えっ?セルフ…、な、なに?」
涼くん:「セルフハンディキャッピング!
ダメだった時のダメージを少なくするために、無意識に自分で自分に負荷をかけちゃう行動だよ」
葵ちゃん:「え、無意識に? そうなの?」
涼くん:「そ。無意識だからたちが悪いんだけどさ〜。
まぁ、そう言ってても、1日の時間が伸びるわけじゃないし。
とりあえず、勉強しないとな。
俺たち、来年は受験だぞ」
あは! 涼くんの叱咤激励、ありがたいね〜。
葵ちゃん、時間は自分で作るもの。
忙しい人にこそ、時間はあるものなんだよ!
葵ちゃん:「テストまで、あと3日しか…、ううん、まだ3日もあるんだよね。」
そうそう、その調子!
ボクら乳酸菌も、忙しい人をおなかの中から激励しているよ。
忙しい12月も、がんばろう!!
じゃあ、また、日曜のお昼に!