ボクの宿主は55歳の達也さんです。
友代さん「はぁ〜」
このため息は、妻の友代さん。
鏡を見ながら、お顔のシワを手で伸ばしています。
達也さん「そんなに気にするなって」
達也さんはいつもそう言うけれど、友代さんは、いつまでも若々しくいたいみたい。
そこで…。
達也さん「はい。そんな友代ちゃんに、福島の出張みやげ!」
そう言って達也さんが差し出したのは、おいしそうな“干し柿”。
友代さん「もしかして、干し柿みたいにシワシワって言いたいんでしょ〜」
達也さん「違う違う! これって、今、ドバイでウケてるんだってさ!」
友代さん「ドバイ?! うそだぁ〜」
達也さん「いや、ホントなんだって!
中東はドライフルーツを食べる文化があるから、日本の干し柿も人気なんだってさ」
へー、そうなんだぁ〜。
達也さん「そもそもドライフルーツって、水分が抜けて栄養成分が凝縮してるから、効率よく栄養がとれる健康食だっていうし、シワシワになってもいいこといっぱいあるよ〜って、そういうことを言いたいんだよ〜」
友代さん「なるほど〜。それにしても…達也くんは出張先でも私のこと、ずっと考えていたんだね〜」
達也さん「な、いい旦那だろ?」
あは! 友代さんが若々しいのは、達也さんの愛情のおかげだね。
友代さん「うん、おいしい〜」
ボクら乳酸菌も、愛情をいっぱい注いでいるよ。
おなかの中も美しくするためにね!
じゃあ、また、日曜のお昼に!