ボクの宿主は52歳。
パティシエを夢見て製菓学校に通う、一生くんのママさんです。
ママさん「去年はエクレアだったわよね〜」
パパさんと話しているのは、バレンタインデーのお返しのこと。
一生くんは、毎年、ホワイトデーに手作りのスイーツをプレゼントしてくれるんだよね。
ママさん「今年は製菓学校にも通いはじめたことだし、ボンボンショコラとかミルフィーユとか、難易度高いスイーツかもね〜」
期待がどんどん大きくなるママさん。
さて、ホワイトデー当日。
一生くん「はい。今年は、おふくろが大好きなフィナンシェ」
ママさん「フィナンシェ?」
あれ? 意外に難易度低めだね〜。
それに、ママさんが大好きって、どういうことだろう?
一生くん「だって、おふくろ、ホントは、父さんみたいに証券マンになってほしかったんだろう?」
ママさん「まぁ、最初はね〜」
一生くん「だから、金塊をモチーフにしているフィナンシェにしたんだぁ〜。
この間、学校で教えてもらってさ。
フィナンシェって、フランス語で金融家とかお金持ちっていう意味なんだよ」
なんだ、そういうことかぁ〜。
こんなふうに洒落のきいたお返し、一生くんも成長したよね〜。
あは! ママさんも金塊がいっぱいで、うれしいんじゃない?
ママさん「やだー、まるで私がお金の亡者みたいじゃない〜」
ボクら乳酸菌は、成長するみんなを応援するよ。
おなかの整腸は、ボクらに任せてね!
じゃあ、また、日曜のお昼に!