ボクの宿主は61歳のヒロキさんです。
ヒロキさん「お、3レーンも上がってきたけど…、よし!
先頭変わらず残り3メートル!
よし、1着! 予選通過〜!」
興奮しながらテレビ観戦しているのは、水泳の世界大会。
ヒロキさん「メダル獲得もスゴイことだけど、水泳って、どの選手も自己ベストを出そうって、過去の自分と戦ってる感じがするだろ、それがいいんだよな〜」
うんうん、ホントにカッコイイよね。
ゆかりさん「へ〜、そんなに好きなら、お父さんもスイミングに通えばいいのに」
ズバリ、痛いところを突いてきたのは、娘のゆかりさん。
ヒロキさん「そりゃー、憧れる気持ちはあるけどなぁ〜」
実はヒロキさん、子どもの頃、浮き輪とビート板がずっと手放せなくて、今も水泳は苦手なんだよね。
すると…。
ゆかりさん「お父さんもそろそろ、過去の自分と戦う時が来たのかもよ」
ヒロキさん「え、あの頃の自分に?」
ゆかりさん「メンタルだって筋肉なんだからさ、毎日少しずつ水に慣れていけば、それが自信になって、苦手意識を克服できるんじゃないかな。
私だって、子供の頃は水が苦手だったんだから」
あは! 娘さんに励まされてる。
ヒロキさん「メンタルも筋肉かぁ〜」
お、やる気になってきたね!
いくつになったって、カナヅチ克服も夢じゃないよ。
ボクら乳酸菌も、毎日欠かさず、活動しているんだ。
健康は1日にして成らずだからね。
じゃあ、また、日曜のお昼に!