ボクの宿ぬしは32歳の女性、なつみさんです。
今日は花火大会。
同僚と見物に行く予定だったけれど、オフィスでひとり残業中。
新商品のアイディアが浮かばなくて、煮詰まっているんだよね。
なつみさん:「はぁ〜ぁ。私の発想力も、限界かなぁ〜」
すると…。
なつみさん:「あっ、はじまったか…。」
遠くから響いてくる花火の音。
しばらく耳を澄ませていると…。
徳川先輩:「どう? 調子は?」
あっ、先輩の徳川さん。
なつみさん:「えー、もう、さっぱりですぅ。わたしの頭の中って、カラッポの空洞なのかもしれないですね〜。」
徳川先輩:「空洞かぁ〜。でも、空洞もまんざらじゃないんじゃない?!いや、日本の花火って、はじめは植物の葦を使っていたらしいんだよね〜。葦の茎って、空洞の管みたいになっていて、そこに火薬を詰めてたんだってさぁ〜」
へぇ〜、そーなんだぁ〜。
徳川先輩:「それが、今では、あんなに大きな打ち上げ花火だろ?スゴいよな!」
あは!空洞も使い方ひとつで、大きく花を咲かせるんだね。
ねぇ、なつみさん、もう少し、頑張ってみない?
「人間は考える葦である」って、昔の人も言ってるしさ。
ボクら乳酸菌も、いつも宿ぬしのことを考えているよ。
おなかの中から、みんなの頑張りを、サポートしていくからね。
じゃあ、また日曜のお昼に。