ボクの宿ぬしは、55歳の春彦さん。
ホワイトデー直前の今日は、
奥さんとふたり、アウトレットのショッピング・モールへ。
宿主:「気に入ったものがあったら、なんでも買っていいからね」
気前よく振る舞っているけれど、ホントは奥さんが喜ぶホワイトデーのお返し、思い浮かばないんだよね〜。
奥さんもそんな春彦さんに気づいて、どこか浮かない表情。
すると…。
テレビクルー:「すみませーん!」
声をかけてきたのは、カメラを抱えたテレビクルー。
奥さんに、インタビューがしたいんだって。
テレビクルー:「ご職業はなんですか?」
突然聞かれて、戸惑う奥さん。
子どもが生まれてから、仕事はしてないもんね。
すると…。
宿主:「職業は、家事も子育ても完璧な、ボクの奥さんです!」
えー!春彦さん、急に何を言い出すかと思ったら…。
宿主:「いつも感謝しているんです!」
あ〜あ〜、春彦さんは何も聞かれていなのに…。
あれ?でも、奥さん、
今日、一番の笑顔じゃない?
あは!家族のために、休みなく働く奥さんへのプレゼント、
それは、感謝の言葉。
そういうことなのかもしれないね。
春彦さん、今度は奥さんの目を見て言ってあげてね。
ボクら乳酸菌も、みんなを笑顔にするために、
休むことなく働いているよ。
じゃあ、また、日曜のお昼に!