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規格外のきゅうりで作った『きゅうりジャム』

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TIME 2025.05.29

thumb今回は、こちらに注目します。

「規格外のきゅうりで作った『きゅうりジャム』」


今回のイノベーターは、徳島県海部郡海陽町で、きゅうり農家をしている、数度泰葉さんです。


きゅうりの栽培で80年以上の歴史がある徳島県海部郡。
この土地で、きゅうりの栽培を始めたのは、どのようなきっかけがあったのでしょう?

「嫁いだ先が、きゅうり農家だったんです。
移住してから『きゅうり塾』に入塾し、土耕栽培や養液栽培などのきゅうり栽培の基本を学びました」


数度さんが代表を務める農家さんの集まり「かいふフレッシュミズ95%」が企画して作ったのが
「きゅうりジャム」です。

「廃棄されるきゅうりを、上手いこと使えないか。少しでも生産者さんに廃棄するきゅうりを減らしてもらえるように。
あとは、海部郡のお土産として『変わったものを作っているなぁ』と、記憶に残る物を作りたいと思い、
『きゅうりジャム』を作りました」

「きゅうりジャム」、どうやって作るのでしょうか?

「ジャムの加工は業者に頼んでいます。
きゅうりの栽培は、苗を植えてから、毎日 休みなく収穫と手入れの作業に追われるからです」

「自分たちで挑戦しましたが、きゅうりは加熱すると茶色く変色するので、緑色にすることができませんでした。
きれいな緑色にする方法は企業秘密なんです」


数度さんによると、「きゅうりジャム」は、甘いけど、どこか懐かしい爽やかな味。
パンにはもちろん、おすすめは、ヨーグルト。
そして、「何にでも合わせられる、料理にも使える万能調味料」ということです。


農家さんが廃棄するきゅうりを減らすことができる、この取り組み、これからも応援しています。

そして、数度さん、「きゅうりジャム」の第2弾も考え中、とお話しされていました。
きゅうりのジャムで第2弾というのは全く想像がつきませんが、どのようなジャムになるのか、とても楽しみです。

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