4月にオープンした“農福連携”がテーマの直売所『ベジポケット』
オンエアレポート
2025.06.12
今回、注目するのは、こちらです。「4月にオープンした“農福連携”がテーマの直売所『ベジポケット』」

今回のイノベーターは、神奈川県横浜市にある「ベジポケット」の店長、山﨑敦志さんです。
「ベジポケット」は、“農福連携”がテーマの直売所。
JA横浜が運営している「『ハマッ子』直売所 南万騎が原店」を“農福連携”をテーマにした直売所として、
今年4月にリニューアルオープンしました。
障害を持った方が生産に携わった野菜などを販売しています。

どのような思いがあって、リニューアルオープンしたのでしょう?
「JA横浜と協力して、農福連携に取り組む中で、
農作物の生産から販売まで一貫した農福連携を実現させたいという思いがありました」
「通常、農福連携というと、畑での作業に焦点が当たることが多いのですが、
私たちはそこにとどまらず、店舗での販売にも広げたいと考えております」
「ベジポケット」で働いている障害を持った方は、どのような感想を話していますか?
「自分たちが(栽培に)携わった野菜が店頭に並んで、それをお客さんに買っていただいて、
『美味しかった』とか言ってもらえるのが、非常にうれしいと話していました」

オープンして2か月ほどになりますが、山﨑さんはどのようなことを感じていますか?
「毎日、農家さんとお話をしていますが、普段、なにげなく食べている野菜は
非常に手間がかかっていること、農業は人手が本当に足りてないことを痛感しています」
「障害を持った方も、自分たちが必要とされていることに、とてもやりがいを感じているんだなと思います」

障害を持った方のやる気につながる可能性がある取り組み、これからも応援しています。