ニッポンエールプロジェクト第6弾『山梨県産すもも』
オンエアレポート
2025.09.25
今回は、こちらに注目します。「ニッポンエールプロジェクト第6弾『山梨県産すもも』」

今回、お話を伺うのは、JA全農 営業開発部の中島月乃さんです。

「ニッポンエールプロジェクト」は、JA全農とメーカーおよび販売先が協力して、
国産農畜産物のPRやキャンペーンなどを展開し、商品を通して産地を応援していこうという活動。
「ニッポンエールプロジェクト協議会」を立ち上げ、今年10月頃からは、
ニッポンエールプロジェクト協議会の第6弾として、「山梨県産すもも」を展開予定です。
第6弾に「山梨県産すもも」を選んだ理由は?
「フルーツ王国である山梨だと、ぶどう・桃のイメージが強いと思いますが、
実は『すもも』も全国1位の生産量を誇ります」
「しかし、すもも自体の購入・利用経験率および認知率は10%未満と低く、
近年の気候変動と生産者の減少により、収穫量が減少しています」
「山梨県産すもものたくさんの魅力について、皆さんにも知っていただきたいという思いで
テーマに選定させていただきました」

サマーエンジェル
中島さんは「山梨県産の すもも」の、どのようなところに魅力を感じていますか?
露地物の出荷が始まる6月~8月まで様々な品種が楽しめるところです。
山梨県オリジナル品種のものも、たくさんありますし、時期によって味わいの違いも楽しむことができます。
「代表的な品種ですと、『大石早生』から出荷がスタートし、
『ソルダム』『サマーエンジェル』『貴陽』『太陽』『皇寿』とリレー形式に出荷されていきます」
中島さんが一番好きなのは、どの品種ですか?
「『皇寿』です。8月に産地へお伺いした際に『皇寿』を発見した生産者の方に食べさせてもらったのが
思い出に残っていて、1番好きな品種になりました」
「糖度が高く、酸味が少ない品種で、かぶりついたときの果汁がすごかったです」

皇寿
ニッポンエールプロジェクト第6弾『山梨県産すもも』では、
各メーカーが山梨県産すももを使用した商品を開発し、10月に展開予定です。
・伊藤園の清涼飲料水「山梨県産すもも」
「すももの爽やかな味わいが楽しめる清涼飲料水です。
まだまだ暑い時期が続いていますので、すっきりごくごく飲める商品となっています。
味作りの段階からすもも生産者の皆様にも試飲していただき、本物のすももに近い味わいに仕上げています」
・不二家のソフトクッキー「パレッティエ(山梨県すもも)」
「すももの果汁とホワイトチョコチップを練り込んだ国産の米粉を使用したしっとり生地に、
香ばしいさっくり生地を組み合わせたソフトクッキーです。すもものタルトをイメージしています」
・山崎製パンの白いコッペパン(山梨県産すももゼリー&ホイップ)
「爽やかな味わいが楽しめるすもも果汁入りのゼリーフィリングと相性ぴったりのホイップクリームをサンドした
白くてしっとりした食べやすいコッペパンです」
この他にも、「山梨県産の すもも」を使った商品が10月に展開されるということです。
「他にも大関さんからは、すももの果汁をブレンドした『すももにごり酒(山梨県産すもも果汁使用)』、
協同乳業さんからは山梨県産すもも果汁を使用したソースがおいしい『メイトーのなめらかプリン山梨県産すももソース』、
全国農協食品さんからは中のジュレが多く、ぷるぷるした食感が楽しめる『雫グミ山梨県産すもも』(9月29日発売)が発売されます」
「どれも、すももの味わいが再現されているので、ぜひ手に取っていただきたいです」
「来年、生産者さんの愛情が詰まった、すももの果実がお店に並ぶのを楽しみに、今回の商品を味わっていただきたいです」

ニッポンエールプロジェクト第6弾『山梨県産すもも』の詳細については、JA全農のHPをぜひご覧ください。
https://www.zennoh.or.jp/press/release/2025/106604.html
