たたみ1畳のスペースで葉物野菜が生産できる小型農業装置
オンエアレポート
2026.01.29
今回、注目するのは、こちらです。「たたみ1畳のスペースで葉物野菜が生産できる小型農業装置」

今回のイノベーターは、大阪府のスパイスキューブ株式会社の代表取締役、須貝翼さんです。

スパイスキューブは、室内農業を推奨する会社。
LED照明と水耕栽培技術を活用して、空き家での農業環境を整備している、ということです。
たたみ1畳のスペースで葉物野菜が生産できる小型農業装置の名称は「AGROT(アグロット)」。
「たたみ1畳分のスペースとコンセント一つあれば、どこでも農業が始められます」
「高さは180センチ、水平方向の幅は150センチ、奥行方向は5センチ。
たたみ1畳分よりも、少し小さな大きさなので本棚のようなイメージです」
「面積当たりで比較しても、普通の畑の10倍以上の収穫量もあり、365日農業ができるのが魅力です。
根菜や樹木の栽培は難しいですが、葉物野菜などは470種類以上、栽培できます」
「あとは、農業装置の設置と同時に、栽培技術の継承も、その場でできるのが良いところです」

どのような仕組みなのでしょうか?
「栽培環境を制御する植物工場を小さくして、栽培技術の良いところを詰め込みました。
人間が過ごす室内空間は野菜成長に適合することが多いので、水と電気さえあれば、どこでも展開可能です」
どのような植物を栽培できるのでしょう?
「レタスが有名ですが、ハーブ類もオススメです。
バジルやルッコラ、パクチーといった品種も栽培が簡単にできます」

どのような場所に設置されているのでしょう?
「百貨店のショーウィンドウの中、ホテルのレストラン、一般住宅、税理士事務所、農家の納屋、
コインランドリーなど、いろいろな場所で展開しています」
この装置を設置した方は、どのような感想を話していますか?
「企業の新規事業として、農福連携事業や福利厚生に利用されることが多いです。
個人のお客様だと、インテリア扱いか、自分と同じように農業オタクの人が多いです」

現状、課題と感じていることはありますか?
「スタートアップなので知名度がないこともあり、効果的なリクルートができないことです。
プロダクト開発も注力しないと、事業拡大は難しいと、日々 悩んでいます」
この装置に関して、今後はどのような取り組みをしていきたいと考えていますか?
「農業をもっと身近にすること。同時に社会課題もいくつか農業で解決できる素地をつくっていくことです」

この装置を設置する企業が、今後、増えていってほしいと思いました。
農業を身近にする取り組み、これからも応援しています。
