日本で「元気に」農業に取り組んでいる人、これからの未来の農業を「元気に」しようとしている人、
全力で農業に携わっている農業界の人たちの、農畜産物や生産現場・新技術に対する想いや、
今後の未来にフォーカスを当てるのが木曜日の「あぐりずむ」 未来へつなぐあぐりパワー

川瀬良子が行く「ひとり JA全農 農業体験ツアー2020」の様子を紹介中!

TOKYO FM YouTubeチャンネルでは、秋の収穫シーズンに合わせて、川瀬良子さんが体験した農業ツアーの動画を公開中です。

オンエアレポート

食材の長期保存を可能にする技術『ZEROCO』

オンエアレポート

TIME 2026.02.19

thumb今回は、こちらに注目します。

「食材の長期保存を可能にする技術『ZEROCO』」


今回のイノベーターは、ZEROCO株式会社の代表取締役社長、楠本修二郎さんです。


ZEROCO(ゼロコ)は、どのような技術なのでしょう?

「ZEROCOは、冷蔵でも冷凍でもない“第三の保存”を目指した鮮度保持技術です」

「雪下野菜に着想を得て、庫内をおよそ0℃、湿度はほぼ100%という“低温・高湿”の状態で安定させ、
野菜や果物、魚や肉などを生鮮のまま、長期間品質を保ちながら美味しくします」


たとえば、どんな野菜や果物を、どのぐらいの鮮度でどのぐらいの期間、保存できるのでしょうか?

「レタスは約3か月、白菜は半年、キャベツは約8か月、ごぼう・にんじんは1年、
いちごは約3か月、桃は約2か月、梨は約1年などです」

「取り組み事例として、半年保管した梨を冬のドバイに初めて輸出したり、
土佐文旦を約5か月保管して“旬を越えて”提供した例もあります」

(左)ZEROCOで保存/(右)通常の冷蔵保存

どのような仕組みなのでしょうか?

「ZEROCOは、約0℃・湿度100%弱の環境をむらなく安定させます。
さらに結露の発生を抑制することで乾燥・凍結・カビ・腐敗リスクを抑え、食材を高鮮度で長期間 保管します」

「たとえば、冷蔵は乾燥しやすく、食材の水分が抜けてしなびたり、傷みが進みます。
逆に“高湿”は本来、結露が出てベタついたり、カビや凍結の原因になりやすい。
この組み合わせを成功させたところに新規・独自性があります」

どのような思いがあって、この技術を開発したのでしょうか?

「背景にあるのは、一次産業の現場の課題です」

「野菜や魚は“生鮮”なので、腐敗=在庫が持てない。
その結果、出荷のタイミングも価格もコントロールしづらく、フードロスも起きやすい。
ZEROCOは、そこを変えて、“生産者が在庫を持てる”“出荷を調整できる”状態をつくり、
持続可能な農業・漁業・畜産につなげたい、という思いで開発を進めています」


この技術について、農家さんは、どのような感想を話していますか?

「農家さん側の受け止めとして語られているのは、主に3点です」

「1点目は、出荷の“縛り”がゆるむ(すぐ出さないといけないが減る)。
2点目は、在庫管理ができるので、価格が崩れやすい局面でも調整余地が出る。
3点目は、結果として、価格の安定化・収益性の向上につながる期待がある」

「実際、大型設備の実証では、保存・流通期間を延ばし、産地側が在庫を持ちながら
新しいバリューチェーンを作る狙いがあり、
すでに熊本にある植木青果市場の中に大型(約70坪)設備、
千歳の流通拠点に大型(約50坪)設備を導入しています」

この技術の今後については、どのようなことを考えていますか?

「一次産業が“在庫を持てる”流通をつくって、地方創生やフードロス削減へ。
そして、日本のおいしい食材を、より良い状態で海外へ届けていくことで、日本の食の未来をつくっていきます」


「在庫を持てない」という一次産業の課題の解決につながる可能性がある、この技術。
今後さらに普及していくことを期待しています。

番組プレゼント

JAタウンでのお買い物に使える「JAタウンギフトカード」5,000円分を毎月5名様にプレゼント!
JAタウンギフトカード
ご応募はこちら

ネット局オンエア時間

  • AIR-G’(FM北海道)5:50
  • エフエム青森16:30
  • エフエム岩手15:15
  • Date fm(FM仙台)18:45
  • エフエム秋田16:45
  • エフエム山形14:20
  • ふくしまFM11:45
  • RADIOBERRY14:20
  • FMぐんま6:45
  • TOKYO FM15:50
  • FM-NIIGATA15:24
  • FM長野14:20
  • K-MIX(静岡エフエム放送)6:15
  • FMとやま8:30
  • エフエム石川16:50
  • FM福井16:45
  • FM AICHI10:50
  • FM GIFU(エフエム岐阜)16:40
  • FM三重16:40
  • FM滋賀18:51
  • FM大阪10:51
  • Kiss FM KOBE6:45
  • エフエム山陰16:45
  • FM岡山16:45
  • 広島FM6:15
  • エフエム山口16:50
  • FM香川14:30
  • FM愛媛17:50
  • FM-TOKUSHIMA16:50
  • FM高知14:30
  • FM FUKUOKA5:45
  • エフエム佐賀10:43
  • エフエム長崎16:50
  • エフエム大分14:30
  • エフエム熊本6:45
  • エフエム宮崎15:50
  • エフエム鹿児島9:40
  • FM沖縄6:45
Page top