寒冷地の長野県でコーヒーの栽培に挑戦している会社
オンエアレポート
2026.05.21
今回は、こちらに注目します。「寒冷地の長野県でコーヒーの栽培に挑戦している会社」

今回のイノベーターは、巴工業株式会社 広報・マーケティングの主任、掛川倖太郎さんです。

巴工業株式会社は、プラスチックの成形をなりわいとしている製造会社。
近年では、従来の「PPひも(ポリプロピレン製のひも)」と合わせ、生分解性の材料を使用したヒモや草刈りコード、
害鳥・害獣などの被害軽減のための「結界テープ」を開発・製造・販売をしています。

2020年からは長野県上田市と東御市でハウスによるコーヒーの木の栽培を開始。
こちらは、どのような思いがあったのでしょう?
「コーヒーは、その地域の特色を強く受ける植物です。
この信州の地で、コーヒーを育てたらどのような味になるのか、どこまでできるのか、
会社としてやってみようとなりました」
長野県の気温でコーヒーの木は育つのでしょうか?
「育ちましたが、土や環境に馴染ませるまで4年かかりました」
コーヒーの木は今、何本、育てているのでしょう?
「当初70本からのスタートでしたが、徐々に本数を増やし、現在は約470本を栽培しています」

コーヒーの実は、栽培を始めてから何年後に収穫できたのでしょうか?
「しっかりと多くの本数に実がつき、収穫ができるまで4年かかりました」
育てるために、どのような工夫をしているのでしょう?
「コーヒーの木は気温10度を下回ると、弱ってしまいます。
なので、冬場の温度管理の徹底と、農薬を使わない関係もあり、
害虫対策も、与える水の量やタイミング、湿度、剪定なども工夫をしております」
「また、コーヒーは栽培のみならず、そのあとの精選加工も風味や味に大きく影響が出ます。
信州の風土を生かした精選加工を自由に設計できることで、
より特徴のあるコーヒー豆の生産に向けて取り組んでいます」

コーヒーの栽培に携わっていて、どのようなことを感じていますか?
「品質管理など“良いものを作る”という意味では、プラスチック製品の製造と共通していると感じています」
コーヒー豆の焙煎も、巴工業さんで行っているのでしょうか?
「自社にも焙煎機がありますが、弊社のコンセプトに共感してくださったロースターの方に、
一部、焙煎をお願いすることもあります」
そのコーヒー豆を使ったコーヒー、販売しているのでしょうか?
「現在、ティーバッグ型のドリップバッグを信州トモエファームのオンラインストアにて発売中です。
2種類販売しており、それぞれ精選方法が異なります。価格は1つ3240円です」
今後は、どのようなことにチャレンジしたいと考えていますか?
「イベント出店やコーヒープロセス(乾燥など)を体験できる体験会などを通じて、
お客様に弊社のコーヒー事業を知ってもらい、
ファンになっていただけるような取り組みを進めていきたいと考えております」

ティーバッグ型のドリップバッグは「信州トモエファーム」のオンラインストアで購入できます。
ぜひ、ご覧になってみてください。
信州トモエファームHP
https://x.gd/EGKb3
