新しい農業との関わり方『91(きゅういち)農業』
オンエアレポート
2026.10.15

(91農業ロゴ)
今回は、こちらに注目します。
「新しい農業との関わり方『91(きゅういち)農業』」

今回は、全農 耕種総合対策部 TAC・営農支援課の課長、早見隆志さんにお話を伺います。

―――「91農業」は、どのような農業との関わり方なのでしょう?
「91農業」は、「暮らしの中に農的生活を1割取り入れませんか?」という全農からの提案です。
農業を本業にすることだけを目指すのではなく、会社員、学生、子育て中の方々など、
さまざまな人が自分の生活に合った形で農業に触れ、楽しみながら地域の農業や食を応援する、
新しい農業との関わり方です。
―――農業の「1」って、どれくらいなんですか?
「1」は、生活時間のちょうど1割を農業に充てなければならない、という厳密な決まりではありません。
例えば、休日の1日だけ農作業に参加する、旅行中に農業を体験するなど、
日常生活に無理のない範囲で農業との接点をつくるイメージです。
一人ひとりが、自分に合った続けやすい方法を選べることが「91農業」の特徴です。

―――「91農業」は、どうやって始めればいいんですか?
まずは、身近な地域で行われている農作業アルバイト、農業体験、援農ボランティアなどを調べ、
興味のあるものに参加することから始められます。
最初から専門的な知識や技術は必要ありません。
全農のホームページには、地域別の相談窓口やJAグループの農業求人サイトも掲載されています。
収穫や選別など、初心者でも取り組みやすい作業を体験し、自分に合った関わり方を見つけることが第一歩です。
―――「91農業」を実践している方の具体例を教えてください。
休日を利用した農作業のアルバイトやボランティア、旅行先での農業体験、企業の研修や地域貢献活動など、
実践の形はさまざまです。
収穫、選別、袋詰めなど、特に人手が必要な時期に参加する方法もあります。参加者は農業の大変さや楽しさを知り、
生産者は作業の応援を得られる、双方にメリットのある取り組みです。
私も今年、山形県でサクランボの収穫支援に参加してきました。

―――「91農業」によって、どんな社会が実現するとお考えですか?
農業に少し関わるだけで、いつもの暮らしに新しい発見が生まれます。
土に触れ、生産者と出会い、旬の農産物のおいしさや地域の魅力を知る。
そんな一人ひとりの体験が産地の応援となり、地域のファンや新たな担い手を増やしていきます。
農業をみんなで楽しみ、支えながら、地域の農業と食の未来を一緒につくっていく。
「農業をする人」と「農業を応援する人」がつながる社会が、そこから広がっていくと考えています。
―――今月26日には「91農業」に関するイベントがあるんですね。こちらについて詳しく教えてください。
10月26日(月)には、「91農業」の新たなアプローチとして、
東京大学を会場に、東京大学と共催で「農ある暮らし イノベーション・フォーラム」を開催します。
農業を“農業に携わる人だけのもの”として捉えるのではなく、食、健康、ウェルビーイング、地域、環境、ビジネスなど、
私たちの暮らし全体につながるものとして捉えなおすことを大きなテーマとしています。
「農業に関わることは楽しい!」という機会になることを目指して開催しますので、ぜひお気軽にご参加ください。
「農ある暮らし イノベーション・フォーラム」のご案内
https://agri-together.ga.a.u-tokyo.ac.jp/246/
―――「91農業」に関して、インスタグラムでも発信されているんですね?
JA全農では91農業をもっと身近に感じてもらうためにインスタグラムにて情報発信をしています。
91農業に取り組んだ方のリアルな感想や受け入れている生産者や
JAなどの産地のみなさんの声を中心に毎週月曜・木曜日に発信をしています。
興味がある方はぜひフォローしてください!

91農業について詳しく紹介する動画がYouTubeで公開されています。
ぜひ、ご覧になってみてください。
91農業 ~あなたの暮らしに農的生活を1割取り入れませんか?~ 全農が提唱する新しいライフスタイルです
https://www.youtube.com/watch?v=Apn-VUjb_Vg
