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ECC WEEKEND CONNECTION

絶滅したはずの生物が確認された!?

ECC WEEKEND CONNECTION / 2021.06.11 update
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先月、こんなニュースを見つけました。
「1世紀前に絶滅したはずのガラパゴスゾウガメ、生存を確認」
これは、AFPBB Newsに掲載されていたものですが、ガラパゴス諸島のフェルナンディナ島で、2019年に見つかったカメの遺伝子解析をしたところ、1世紀余り前に絶滅したと考えられていた種であることが確認されたということです。さらに、オーストラリア本土で、3000年ぶりに、「タスマニアデビルの自然繁殖が確認された」というニュースも、先月伝えられました。

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タスマニアデビルは、絶滅の危機にさらされている有袋類。1990年代に伝染性の疾患が広まったことで、タスマニア島での野生の生息数が圧倒的に落ち込んでしまったのですが、「オージー・アーク」という保護団体と、複数の協力団体が再野生化の取り組みを行い、昨年、成体26匹を保護区内に放ったのだそうです。保護団体の代表は、ナショナルジオグラフィックのインタビューでこう言っています。

「We’ve worked for over a decade to get to this point.」
「10年以上にわたる活動で、ようやくここまでたどり着きました。」

さて、この内容ですが、こんなふうに言っても同じ意味になるんです。

「It took us over a decade to bring ourselves to where we are.」

今日は、こちらの英文を見ていきましょう。

It took us 私たちには必要だった
over a decade 10年を超える年月が
to bring ourselves to where we are. 私たちが今いる場所に来るまでに

という作りなのですが、
押さえたいポイントが3つあります!

It took us over a decade

tookはtakeの過去形ですが、
takeには、よく使われる「取る」という意味の他に、
「時間がかかる」という意味もあります。

「我々にかかったのは、10年を超える年月だった」ということです。

It took a lot of time to finish the book. 
その本を読み終えるのにかなり時間がかかった。

It takes 3 minutes to get to the station. 
駅までは3分かかるよ。

「3分かかります」と道案内でも使える表現ですね。
さて、どれだけの時間がかかったのかというと…

over a decade

decade は10年という単位を表すことばなので、
over a decade で「10年を超える年月」ということ。

数十年単位の話をする時にはまとめて
decadesと言うことも多々ありますので覚えておきましょう!


bring ourselves where we are.

たとえば、bring ourselves here と言えば
直訳で「自分たちをここに持ってくる」となるこの表現。
これは「流れに身をまかせてここまで来た」というのではなく、
「努力をして自分たちをここまで引っ張ってきたんだ」
というようなニュアンスを表現できる言い方です。

そして、hereの代わりに
to where we are にすると
「今私たちがいるところに」
つまり、「私たちが今のような成果を挙げられるまでに」
となります。

英語独特の表現という感じがしますね。
「俺たちが今いる場所まで」なんて感じで、
カッコよくto where we are を使ってみては?

以上3つのポイントを押さえてもう一度!

It took us over a decade to bring ourselves to where we are.

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スイスのグランに本部を置く、国際自然保護連合・IUCNでは、絶滅のおそれが生じている野生生物をまとめた「レッドリスト」を発表していますが、2020年12月の時点で公開されているIUCNの「レッドリスト」には、最も絶滅の恐れが高いとされる、3つのカテゴリーに、3万5,765種以上の野生生物が記載されました。その原因は、開発によって生息地が減少したり、密猟などの乱獲、環境汚染などで生息数を大きく減らしたことなどが挙げられています。最近では、地球温暖化による生息環境の変化や消失、人間が持ち込んだ外来生物などによる影響も深刻になっています。

そして、地球上ですでに絶滅した生物といえば・・・「恐竜」。
今からおよそ2億2500万年前、恐竜は“reptiles”(爬虫類)の仲間から進化をとげ、誕生しました。そして今から6600万年前に絶滅するまでのおよそ1億6000万年という長い間、地球上に生息し続けました。これは、ポータルサイト「ECCフォリラン!」にも記事が掲載されていますが、恐竜が生まれた時代のことを“the Triassic period”(三畳紀)と言い、その後さらに進化をとげ、超巨大恐竜が次々と登場した時代のことを“the Jurassic period”(ジュラ紀)と言います。そして恐竜の姿や形が多様になり地球上のいたるところで繁栄した時代のことを、“the Cretaceous period”(白亜紀)と言います。

今から思うと、恐竜が生きていたなんて信じられないくらいですが、ゾウやゴリラ、チンパンジー、キリン・・・そして今日紹介したタスマニアデビルや、ガラパゴスゾウガメが、「本当に生きていたなんて」って思われる未来が来ないことを願いながら、私たちも、意識し、努力していきましょうね。

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