中東情勢は、なかなか複雑で、理解するのに私も時間がかかり続けています！！

なるべくシンプルにまとめてみたけれどどうでしたでしょうか？それでもやっぱり複雑かな？



ピンク姉さんは、仕事のことを歌ってる。Hard work、努力のことを歌ってます。

「ハードワークってどういう意味かわかってる？」って大統領に問いかける手紙のような一曲でした。



私たちは今日本で、アフガン出国の飛行機にしがみつく人々の映像を呆然とみています。



中東情勢はたった一つの戦争の話じゃない。

ずーっと武力がぶつかりあってきて、飛び火して、誰かの利益がのっかって、という終わらない負の連鎖のお話。

本当に、難しいです。



アメリカでは、2001年アフガン侵攻直後に、2003年ブッシュ大統領がはじめたイラク戦争から四人大統領が変わってきたけれど。



一番ヒートアップする肝心な最初のタイミングで、国民も指導者も、冷静にならないといけなかったとつくづく思います。

戦争はそもそもやめて欲しいけど、特に、出口を計画しないで始めて欲しくなかった。



結局この二十年の間、アメリカは軍も武力も資金も、たくさん中東に使ったし、たくさんの命を奪い、自分たちの家族も失いました。

とくにイラク戦争に関しては、アメリカ国内のひとたちも本当に正義ってなんなんだろうって考え続けている20年なはずなんです。



アメリカからお金や軍事支援をもらっておいて、私腹を肥やすことだけ考えて仕事をしてこなかった現地指導者たちの腐敗も大きな大きな理由です。

結局アメリカが撤退する瞬間にアフガニスタンの政権大統領は逃げるし、現地の政権、警察、軍、なーんにも機能してない。20年もあったのに。何やってたの。



ピンク姉さんは歌っています。

壊れた家を一から作る人、段ボールでベッドを作る人、最低賃金で出産する人。

それこそがハードワークなんだぞと、歌ってます。



悔しくなりますね。



中東のこと、なかなか身近に感じられないのもよくわかる。

日本人にとって、そもそもの現地の空気を理解するの、難しいですよね。



けど、知ることでこれからの他地域の役に立てることがあるかもしれない。



他地域、アジアにも武力制圧、政治的抑圧の火種はたくさんあります。

ミャンマーもそう。香港も、それぞれの理由でくすぶっています。

十分にひどいけれど、もしかしたらまだ実は武力連鎖の最初のほうにいるのかもしれないし。



これから悪化する道筋を、食い止められることがあるかもしれないね。

中東のようにどこまでも複雑に悪化することがないように。

っていうか、そもそも日本だって。これからの自分の国の指導者の腐敗を防げるかもしれない。



そのために、戦争の末路にある今の中東のことを、積極的に知る必要があるんだと思います。

ピンク姉さん、色々考えさせてくれる一曲を書いていてくれて、ありがとう！



LOVE xx