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TOKYO FM

Message in the Music

ON AIR REPORT / 2022.04.13 update
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時代を超えて、届く、音楽のメッセージを紐解く 「Message in the Music」

ブロードキャスターのピーター・バラカンさんが毎日1曲選曲してくださいます。

今日紹介いただいたのは
John Prine 「Sam Stone」 (1973)

1971年のデビューアルバム『John Prine』に収録。
John Prineはシカゴ郊外で育ち20前後に兵役し、その後、シカゴに帰国。郵便配達をしながら趣味で小さなフォーククラブに出ていて、そこで発見されレコード契約を果たします。

ベトナム戦争からの帰還兵は鎮痛剤で使用したモルヒネの中毒になり死に至る。第一次世界大戦のころからアヘン中毒は、兵士の病とも呼ばれていたほどのもの。この曲の歌詞の中で特に響くのは「父ちゃんの腕に穴が開いていて、その穴からお金がすべて消えていく。イエスキリストは何の意味もなく死んでしまったのではないか」・・・という歌詞。

こういう曲を聞かないと、普段は気づけない戦争の側面があります。





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