ALL-TIME BEST〜LUNCH TIME POWER MUSIC〜

アーティストLOVEがお届けしています。

TOKYO FM

Message in the Music/The Derek Trucks Band

ON AIR REPORT / 2022.08.30 update
null

ブロードキャスターのピーター・バラカンさんが毎日1曲選曲。
時代を超えて、届く、音楽のメッセージを紐解く 「Message in the Music」
今月は『サマーキャンペーン2022 Back to the Summer! 〜あの夏の音〜』と連動。1ヶ月間、夏をテーマに選曲してくれてます。

今日お届けした曲は、
The Derek Trucks Band「I Wish I Knew (How It Would Feel to Be Free) 」 (2004/1967)

「I Wish I Knew (How It Would Feel to Be Free)」=「自由になるってどういう気持なんだろうね?」そんなタイトルの曲

15年ほど前に、The Derek Trucks BandのALBUMで聞いて大好きになった曲です。
色んな人達が歌ったりしていて、1960年代に遡る曲で、曲を作ったのはビリー・テイラーというジャズピアニスト。

最初に録音されたのは1963年。インストの曲で、歌詞は後に付けられました。
ビリー・テイラーが娘のために作った曲でしたが、マーティン・ルーサーキング牧師が暗殺されたあとは、公民権運動に関する曲のように解釈されて歌われています。ニーナ・シモンバージョンも特に有名。

公民権運動の一環で解釈されていたけれど、「自由になりたい」という気持ちは、いつの時代でも、どんな人でも共通するものだと思います。

Page TOP