●数年後、映像と動画のバランスが逆転する？

明石さんが「動画」の会社に特化しようと思ったのは、そもそも学生時代に自分で映像を撮るサークルをやっていて、いつか映像を仕事にしたいなと思っていたけれど、インターネット業界に迷い込んでしまったのだそう。
インターネットの中でYouTubeがどんどん勢いを増していく中、「YouTuber」という言葉が出来上がる前ではあったけれど、動画ブロガーという言葉が出始めた時に、
インターネットで動画を観る時代が来るんじゃないかと思い、アメリカの状況を調べたところ、MTVの名監督、スパイク・ジョーンズが「VICE」という動画メディアの監督になっていて、カッコいい映像を撮っていると知り、こういうものを日本でもやれたらいいねと思って起業したのだそう。

動画メディアが身近になったこの1年。
「今から数年後、映像と動画のバランスが逆転する！」と話す明石さん。
今の通信規格でもある4Gから次の規格の5Ｇになることによって、めちゃくちゃ通信速度が速くなるのだとか。
どれくらい速いかというと、フルハイビジョンの2時間の映画が1.5秒でダウンロードできて、容量制限などもほとんどなくなる時代になるのだとか。
今まで、出先で動画を観ることを我慢していた人も観れるようになってしまう。
そうすると、街中のポスターはどんどんデジタルサイネージに入れ替わっていくだろう、と明石さんはおっしゃっていました。

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