2006年10月24日
海外での地震+日本人=?
日本時間の月曜日未明、
ハワイでマグニチュード6.6の地震が起きました。
私は『SKY』で読むニュースを準備している最中で、
通信社から届いたニュースに、冷や汗!
ハワイの方・・・もちろん全ての方のことが心配だったんですが、
何よりも真っ先に、先日TOKYO FMを退社して渡航したばかりの
柴田玲さんのことが頭をよぎりました。
現地の状況を番組で伝えてもらえれば、という思いもあり
玲さんの携帯電話にかけたところ・・・
『はーい、もしもし?』
いつもどおりの穏やかな声が聞こえたので一安心でした・・・
でも、やはり現地は『いつもどおり』ではなく、
玲さんの住むエリアも停電し、
街の機能が完全に麻痺してしまっているとのことでした。
どうすることもできないので、
みんな椅子などを持ち寄っておしゃべりをしたり、と
ハワイらしい一面も見られたとのことですが、
ハワイは普段大きな地震が滅多におきないので
ライフラインをはじめ建物の耐震性なども低く、
市民や観光客も不安な様子を見せていたようです。
海外旅行に行ったときなどは
やっぱり『楽しい』『嬉しい』『のんびり』な気持ちが先行して
『災害』にはなかなか考えが及びません・・・。
それは私自身を振り返ってもそうだなぁ、と反省。
だからこそ、海外で気をつけなければならない災害への備え、
やはりあります。
防災危機管理ジャーナリストの渡辺実さんにお話を伺ったところ、
こんなことに注意すべきと教えてくださいました。
★懐中電灯の準備を!
⇒日本ではホテル・旅館のほとんどに懐中電灯は常備してあるが
海外のホテル等はないところがほとんど。
これではいざと言うときに真っ暗な中を避難できない。
海外に行くときは必ず懐中電灯を持っていく。
★避難経路は十分すぎるほどの確認を!
⇒自分のいる部屋がホテルの何階かもうろ覚えなようでは
いざというときに対応が取れない。
言葉も通じにくい中、自分で自分の身の安全は確保する。
★ベッド周りの備品の確認を!
⇒海外のホテルは家具の固定をしていないところが多い。
大地震ではTVなどが飛んできて、
寝ているあなたを直撃する可能性が。
ベッドの周りにはなるべく何もおかず、
家具なども、ずらせるならずらすなどの対策を。
そして、何より・・・
渡辺さんが仰っていましたが、
海外での災害は、地震大国の日本に住んでいて
地震を沢山経験しているからこそ冷静でいられる
『私達』こそがリーダーとなって、
現地の人達を避難・誘導する必要があります!
旅を楽しく過ごし、素敵な思い出とするためにも、
災害はどこでも起こりうることだという心構え、
自分がいざというときは先頭に立てる環境で過ごしている自覚、
旅行用のトランクに荷物をつめるのと同じように
頭の中にしっかりと入れておきたいですね。
ハワイでマグニチュード6.6の地震が起きました。
私は『SKY』で読むニュースを準備している最中で、
通信社から届いたニュースに、冷や汗!
ハワイの方・・・もちろん全ての方のことが心配だったんですが、
何よりも真っ先に、先日TOKYO FMを退社して渡航したばかりの
柴田玲さんのことが頭をよぎりました。
現地の状況を番組で伝えてもらえれば、という思いもあり
玲さんの携帯電話にかけたところ・・・
『はーい、もしもし?』
いつもどおりの穏やかな声が聞こえたので一安心でした・・・
でも、やはり現地は『いつもどおり』ではなく、
玲さんの住むエリアも停電し、
街の機能が完全に麻痺してしまっているとのことでした。
どうすることもできないので、
みんな椅子などを持ち寄っておしゃべりをしたり、と
ハワイらしい一面も見られたとのことですが、
ハワイは普段大きな地震が滅多におきないので
ライフラインをはじめ建物の耐震性なども低く、
市民や観光客も不安な様子を見せていたようです。
海外旅行に行ったときなどは
やっぱり『楽しい』『嬉しい』『のんびり』な気持ちが先行して
『災害』にはなかなか考えが及びません・・・。
それは私自身を振り返ってもそうだなぁ、と反省。
だからこそ、海外で気をつけなければならない災害への備え、
やはりあります。
防災危機管理ジャーナリストの渡辺実さんにお話を伺ったところ、
こんなことに注意すべきと教えてくださいました。
★懐中電灯の準備を!
⇒日本ではホテル・旅館のほとんどに懐中電灯は常備してあるが
海外のホテル等はないところがほとんど。
これではいざと言うときに真っ暗な中を避難できない。
海外に行くときは必ず懐中電灯を持っていく。
★避難経路は十分すぎるほどの確認を!
⇒自分のいる部屋がホテルの何階かもうろ覚えなようでは
いざというときに対応が取れない。
言葉も通じにくい中、自分で自分の身の安全は確保する。
★ベッド周りの備品の確認を!
⇒海外のホテルは家具の固定をしていないところが多い。
大地震ではTVなどが飛んできて、
寝ているあなたを直撃する可能性が。
ベッドの周りにはなるべく何もおかず、
家具なども、ずらせるならずらすなどの対策を。
そして、何より・・・
渡辺さんが仰っていましたが、
海外での災害は、地震大国の日本に住んでいて
地震を沢山経験しているからこそ冷静でいられる
『私達』こそがリーダーとなって、
現地の人達を避難・誘導する必要があります!
旅を楽しく過ごし、素敵な思い出とするためにも、
災害はどこでも起こりうることだという心構え、
自分がいざというときは先頭に立てる環境で過ごしている自覚、
旅行用のトランクに荷物をつめるのと同じように
頭の中にしっかりと入れておきたいですね。