先週の金曜日、ハチドリ高柳は有明の、「パナソニックセンター有明スタジオ」におりました。
そこで、『eco ideasフォーラム〜身近なところからはじめるエコ〜』というイベントの、
MCを担当させていただいておりました。

「地球温暖化」という言葉、よく耳にするようになりましたが、
これが実際にどんな現象のことを言うのか、また、どうしたら防げるのか、
正確に、きちんと理解している方はまだまだ少ないような気がします。
そんな方たちのために、優しくわかりやすく、地球温暖化を解説するこのイベント、
お客様もたくさん来てくださり、会場は満員。熱心に講義に聞き入ってくださいました。


(イベントでは、会場の方も一緒に参加できる、『eco ideas クイズ』も開催!)

お越しいただいたのは、「クリエイティブ・シニア」代表取締役、残間里江子さん、
フリーアナウンサーの、千野志麻さん、
松下電器産業株式会社 役員 環境本部長の野口直人さん、
国立環境研究所・地球環境センター・温暖化リスク評価研究室長、江守正多さんの4名。

残間さんや千野さんの質問に、専門家の視点から江守さんが答えてくださり、
企業の取り組みを野口さんが説明してくださる、という、とても贅沢な内容。
わかりやすい説明に、会場の方たちからも納得の声があがっていました。

ちなみに、ステージ上に掲げられている数字、「250L」とは、
国民一人ひとりが1日に使う水の量。大き目の浴槽一杯分です。
水は、くみ上げられてから浄水場できれいにして、家庭の蛇口まで届けられるまでに、
実は多くの電力が使われ、CO2が排出されています。
水の無駄遣いは、実はCO2の排出を促進し、ひいては地球温暖化につながってしまうのです。


(左から江守さん、残間さん、野口さん、千野さん。みんな和気あいあいでとても楽しかった♪)

今日の模様は、TOKYO FMとFM大阪で、来年2008年1月6日(日) 夜7時から、
『Panasonic eco ideasフォーラム 身近なところからはじめるエコ』としてオンエアされます。
会場に足を運べなかったという方も、ぜひオンエアで楽しんでくださいね!
投稿者: 高柳恭子
2007年12月17日

素材に注ぐ愛情♪

いつもよりフェミニンな視点でエコを考える今週の『Hummingbird』、
今日スタジオにお迎えしたのは、『オネエ★MANS』でも大人気の、マロンちゃんです!


(今日はいつものボーダーシャツではなく、シックな装い。それも素敵です♪)

マロンちゃんといえば、フードスタイリストとしてメディアでも大活躍でいらっしゃいますが、
そもそもは料理研究家、そしてインテリアスタイリストのアシスタントを経て、
1983年に、日本のフードスタイリスト第1号になられた、
輝かしい経歴をお持ちでいらっしゃいます。
そもそも、どうしてお料理に興味をもたれたんですか?

「うちは農家だったから、やっぱりおばあちゃんの影響が大きかったわねー。
苦労してお野菜作ってるの見てるでしょ?
泥のついた、味の濃いおいしいお野菜もいっぱい食べたし、
そういうの、無駄に出来ないって思ったのよね。」

そうなんです。マロンちゃんのお料理の根底に流れているのは、おばあちゃまに対する愛情。
だからマロンちゃんのお料理は、あんなにあったかいんでしょうね。

「でも、最近の子達は想像力が足りないのよ。コンビニで買ってくるおにぎりだって、
ちょっと焼いてお出汁かなんかかければ、あったかいしとってもおいしくなるのよ。
そういう工夫が出来ないのよねー。」

これには編集長ものけぞってビックリ!
「コンビニのおにぎりなんて、それ自体で完成形だと思ってたけど、
そんな工夫の仕方があるんだ!」と、新たな発見に大喜びの様子でした。

「それに例えば料理するときだって、トマトならまず、
丸のままの真っ赤な美しい色をじっと見るのよ。そして薄く切ってみて香りをかぐ。
その後に少し小さく切って、そのモノのおいしさを味わってみる。
その後に料理すれば、『トマト』ってモノがより一層オモシロくなって、料理だって楽しくなるわよ。」

なるほどねー。
忙しい私たちは、ついお料理も急いで、簡単に、って済ませてしまいがちだけど、
そんな風にちょっとだけ素材に愛情を持つことで、お料理の仕上がりも変わるのかも知れません。
そしてそんな風に素材や地球に感謝して、おいしくモノをいただく時間は、
私たちの生活に潤いを与えてくれるに違いありませんよね。

さて、フェミニンなオネエさま方をお迎えしてお送りしてきたこの4日間、
私が一番実感したのは、彼女たちに共通する、「周りの人・モノ全てに対する深い愛情」。
1番大切なのはわかっているのに、ついつい忙しさにかまけておろそかにしてしまいがちな、
周りの人やモノに対する思いやり。
それを彼女たちは、どんなときもしっかりと持っているようにお見受けしました。
だから今、現代人の私たちは、彼女たちに癒されてしまい、
そんなオネエさまたちは、あちらでもこちらでも大ブレークしているのかも。

オネエさまたちみたいな人がもっといっぱいいれば、人間は、きっともっと地球にも優しくなれる。
そんな風に、ふと感じたハチドリ高柳だったのでした。
とても勉強になった1週間。またぜひ、『エコ★ネエ』Week、やりたいな、と思っています。
投稿者: 高柳恭子