2008年03月31日

お花見♪

桜、ホントにキレイに咲きましたね!
東京では日曜日から月曜日にかけてかなり雨が降ったので、
もう散っちゃうんじゃないか、とやきもきしましたが、まだ大丈夫でした♪
ということで、ほんの短い時間でしたが、お花見!!
ランチを食べがてら、TOKYO FMの近くの、皇居のお堀の公園に行ってみました。


改めて、四季のある日本ってホントに贅沢だなぁ。。。と、しみじみ思ってしまいました。
島暮らしの2年間、どんなにこの桜を恋しく思ったことか・・・!
その事実で、自分のDNAがしっかりと日本人であることを、思い知ったんですもの。


朝、雨が降っていて寒かったせいか、あるいはもう夕方だったせいか、人はそんなに多くなく。
ゆっくりお花を楽しめました。


道路沿いにも満開の桜。お花見渋滞が出来てたんですよ。


日本人が愛する桜。やっぱり、特別な花なのではないでしょうか。

だ・け・ど・・・!

花より団子でもあるのです〜♪
TOKYO FMの近くの、有名な甘味どころ『おかめ』。
ここでは、この桜おはぎを毎年楽しみにしている方もいらっしゃるとか。
私もその一人。これを食べずに、桜の季節は終われません!!
お抹茶と一緒にいただいて、春を満喫。
桜の季節を、十分に堪能させていただいた、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2008年03月30日

お弁当 第2弾!!

桜、咲きましたねー!お花見、行きましたか?
今日の東京では、あいにく夕方から雨が降り始めてしまいましたが、
ハチドリ高柳は、ギリギリセーフ、土曜日にお花見に行ってきました♪
そして、ご飯はやっぱりこれ。


ちらし寿司〜!!!

またあまっちゃったので、今日のお弁当に会社に持ってきました。
豚肉のエリンギ巻きと菜の花もおいしかった♪

それにしても最近、「食べ物が多いブログだねぇ」と、
しみじみ言われることが多くなってきました。
確かに・・・。





投稿者: 高柳恭子
2008年03月29日

最近のハチドリ高柳♪

最近、また自炊を始めました。
きっかけはたいしたことなく、引っ越してキッチンが少し広くなったから。
でも、自分で作るとやっぱり安心♪
素材は、なるべく無農薬・有機栽培のものを宅配でとって、それを使うようにしています。
体調も、なんとなくいいような気がするんですよね。
ということで、あまったものを最近では、お弁当箱に詰めて会社にも持ってくるようになりました。


ちなみに今日のメニューは、イカと大根の煮物に菜の花のおひたし、ポテトサラダと、
イカ&タラコの炒め物。それに、土鍋で炊いた玄米ご飯のおむすび♪
なるべく、季節っぽいものを食べるようにしています。

しかも自炊って、結構ストレス解消になっていいんですよ♪
花嫁修業にもなるかしらん?
・・・・・・え?予定はないですけど、ね。

投稿者: 高柳恭子
2008年03月29日

クラバーのエコ♪

今日スタジオにお迎えしたのは、DJでミュージシャンでもいらっしゃいます、
井上薫さん。「chari chari」としてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。


(優しい物腰に優しい瞳。とてもとても穏やかで、私もつい和んで、
いっぱいしゃべってしまいました。)

3月28日に、Kaoru Inoueワークス集「SEEDS AND GROUND」をリリースする井上さん、
どんなアルバムなんでしょうか?
「今まで自分がやってきた、自分名義の楽曲はもちろん、ここ数年手がけてきた、
Tommy Guerrero、SPECIAL OTHERSへ提供したリミックスや、
DSKとのギターデュオのAURORA、そのライブ音源とか、いろんなモノを入れてみました。」

お、そのDSKという方、先日番組にお越しいただいたPort of notesの小島大介さんですね?
そして、オンエア中にそのAURORA名義の曲を聞かせていただいたところ、
もうなんとも優しい音色のギターデュオで、心底、心癒されてしまいました。

そして、井上さん、なんでもクラブイベントなどで、ちょっと変わった活動をされているとか?

「そうなんです。レギュラーで『FLOATRIBE@UNIT』というパーティーを開いているんですが、
そこに参加する人、一人当たり、1本の木が植えられるようになっているんです。
きっかけは、友人の環境プログラムアドバイザー『CSP』からもちかけられた話だったんですが、
環境とか社会問題に対して行動を起こすためのきっかけを作ったり、
日本や世界で木を植える環境保全活動みたいな、
具体的なアクションを起こす活動をしているんです。
今年の5月で丸1年になりますけど、タイ南部のラノーンという地区で、
マングローブを今までに5,500本植えましたね。」

おぉっ!それって、私たちが4月22日のアースデーに行うコンサートでするアクションと、
一緒じゃないですか!
『コスモ アースコンシャスアクト アースデー・コンサート』でも、コンサートに参加してくださる方、
一人ひとりが1本ずつ、ケニアに木を植えられる仕組みになっているんですよ!

「あぁ、素晴らしいですね。まぁ、僕たちは、ただクラブに踊りに来る人たちで、
あまり環境に関心とかがない人でも、単に音楽を楽しんで踊ったりしているだけで、
木が1本植わってる、というのを知ってほしいんですよ。あまり関心がない人でも、
ちゃんと参加できるんだ、ってことを、多くの人に広めていきたいと思っていますね。
それがきっかけになって、もっといろんな意味で地球のことを考えてくれるようになってくれたら、
もっと嬉しいです。」

素晴らしい!
ハチドリ高柳にとって、クラブに踊りに行ったりするカッコイイ人たちは、どうもちょっぴり遠い存在。
でもその人たちと、今TOKYO FMがやろうとしているアクションが、全く一緒だということに、
感動してしまいました。
井上さんとも、なんだかとっても親しくなれてしまったような、そんな感じ♪(勝手に。。。)
やっぱり、どんな世界に生きている人でも、環境のことを考えているって意味では、
つながってるんですね。
そうやって、少しずついろんな人たちが地球のことを考えていけば、
きっと地球はもっともっとよくなっていくはず。
それを信じて進んでいこう、と、決意を新たにした、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
今日お迎えしたのは、私がひそかにずっとファンだった、セイン・カミュさんです!
「さんまのからくりTV」の頃から大好きだったので、お目にかかれてとても嬉しかった♪


(思っていた以上に顔がちっちゃくて、本当に素敵♪気さくで優しい、想像通りの方でした♪)

お子さんが生まれてから、やはり環境問題を考えざるを得なくなったというセインさん。
どんな風にその変化って起きたんですか?

「人生が変わりましたね。タバコも止めたし、食事のことも考えるようになりました。
奥さんは長男を産むときに、陣痛4日間耐えたんですが、
人間の身体の神秘みたいなものを、僕も感じました。
例えば、陣痛促進剤も打たなかったからこんなに時間がかかったんですけど、
生まれてきた子は、へその緒が一回結ばっちゃってたんです。
でも、もしも陣痛促進剤を打っちゃって、無理にいきんじゃったら、
そこの結び目がもっと強く結ばっちゃって、危険だったかもしれなかったんですよね。
だから、自然に起こることって、きちんと理由があるんですね。」

うわ、4日間の陣痛って、私が聞いた中では最長です・・・。奥様、がんばりましたねー。
そして、バハマ、エジプト、ギリシャ、レバノン、シンガポールなど、
世界各国を移住した経験を持つセインさん、最近はBSで、
エコ番組も担当していらっしゃいます。
最近の世界のエコ事情、何か気になったものはありましたか?

「やっぱりドイツとかオーストリアとか、自転車がものすごく増えてますよね。
街に自転車置き場がたくさんあって、そこに自転車がいっぱい置いてあるんです。
誰でも使えて、その街の中ならどこに行ってもよくて、しかも1時間無料。
使い終わったらどこの自転車置き場に返してもいいから、すごく便利なんです。
日本でも、こういうものが出来たらいいのにな、と思いますね。」

確かに、そうですよね。昨日の『自転車ツーキニスト』、疋田さんもおっしゃってましたが、
都内は確実に、車よりも自転車の方が早いですもんね。
しかも、セインさんもおっしゃっていましたが、毎年何万台もの放置自転車が、
廃棄処分にされたり、どこかの国に送られてしまったりしています。
その自転車を上手に活用すれば、日本、特に東京のような渋滞が激しい地域では、
便利な生活とエコという、いわば「両輪」が成立する、というわけなんです。

昨日に引き続き自転車のお話をうかがって、ハチドリ高柳、
ますます自転車熱が高まってきてしまいました。
やっぱり、買っちゃおうかな・・・。
投稿者: 高柳恭子
2008年03月28日

自転車ツーキニスト!

だんだんあったかくなってきましたねー。
デイリープラネットチームでは、去年の秋、
「これからは絶対自転車だろっ!」と、全員が一致団結し、堀内編集長始め、
ほぼ全スタッフが自転車を購入。『自転車部』なるものを構成しました。
な・の・に。
木枯らしが吹き始めた11月ごろ、「だって寒いじゃんっ!」という、
恐ろしく基本的な理由の元に、全員があっさりと自転車ライダーを断念。
その自転車はおそらく、おうちの車庫かなんかにずっと眠っていたことでしょう。

そんな「断念ライダー」たちに、再び自転車ライフを取り戻してもらおうと、
今日は『自転車ツーキニスト』なる方をお招きしました。
実はTBSにお勤めの、テレビマンでもいらっしゃいます、疋田智さんです!


(自転車で通勤するから、『自転車ツーキニスト』。やせるんですってー♪)

あったかくなってきましたし、自転車にはぴったりのシーズンですよね。
「その通りです!今はホントに気持ちいいですよ。僕はちょっと前まで、
自宅から勤務先まで12キロくらいを自転車で行ってたんですが、
満員電車よりよっぽど早いし、何よりやせます!1年で17キロぐらいはやせたかな。」

おぉっ!!そんなにやせるとはっ!!
だからでしょうか。最近ものすごく自転車に乗ってる方、増えましたよねー。

「そう。でも、それだからゆえの問題も出ています。
日本では、車道だけじゃなくて歩道も、自転車が通っちゃったりするでしょう?
こんなの、世界中で日本だけなんですよ。歩道は絶対歩行者優先じゃなきゃいけないし、
車道は自転車がきちんと走れるように、法整備もしていかなくちゃいけない。
車道を自転車が走っていると、まだまだ車にあおられちゃったりしますからね。」

そっか。そういう問題もあるんですね。
私も、実は自転車を買おうかと思ってるんですけど・・・。

「女性には、特に健康やダイエットにいいと思いますよ。
都内なら、だいたい15キロくらいの範囲だったら、無理なく自転車で通勤できます。
あまりに必死でこがなければ、別にそんなに汗をかいてしまうこともないし、
化石燃料も何も使わなくてCO2も出さないから、ものすごくエコだし、
今、ちょうどスタートするにはいいシーズンですから、
多くの人に『自転車ツーキニスト』になってほしいですねー。」

なんだか、聞けば聞くほど自転車って素敵♪
編集長も、「明日から絶対乗ろう!!」と、超☆乗り気♪♪
桜の下を自転車で駆け抜けるなんて、日本ならではで本当に気持ちよさそうですよね。
『自転車ツーキニスト』、私も目指してみようかな。
投稿者: 高柳恭子
2008年03月27日

色の魅力&魔力♪

アフリカウィークもひと段落、今日はちょっと趣向を変えてお送りします。
まずはこれ、なんだかわかりますか?


鮮やか!!本当にキレイですよね。
女性なら、ご存知の方も多いかもしれません。
カラーボトルの数々、オーラソーマ、といいます。


そしてお迎えしたのは、麗しき美女♪
女優で、カラーセラピストでもいらっしゃいます、青山知可子さんです!

まずは青山さん、「オーラソーマ」って、何ですか?

「上下2色に分かれた、美しい105本のボトルから、色を選ぶことで、
行動心理・深層心理を探り、心身のアンバランスを正常に戻すカラーケアシステムなんです。
このカラーケアシステムの起源って、古代エジプト・中国までさかのぼり、色の持つ光で、
病気の治療をしたという記録も残っているんですよ。」

すごい!色って不思議な力を持っているんですね。
そして、私たちも早速、カラーケアをしていただくことに。
右脳に直結した左手で、この色とりどりのボトルの中から、気になったものを4本選びます。
それぞれに、『本来の能力』とか、『今現在』とか、意味があるんですって。

そして、私が選んだのが、この4本。

キレイでしょ?すると青山さん、
「あ、小さなモノへの愛や、神聖な愛を持っている方ですねー。
あと、とてもポイントになる『ドルフィン』というボトルを選んでいます。
これは、「イルカのように、もっともっと自由になりたい!」っていう願望の現われです。
それから、「もっと変化したい」っていう願いも見えますね。」

それを聞いていた編集長、「ふ〜ん」と、意味ありげにニヤリ。
じゃあ、編集長も選んでみてくださいよ!

ということで、編集長が選んだのが、このボトル。

すると青山さん、
「あ、オモシロイ。高柳さんと同じ色を選んでます。やっぱり「自由になりたい」ってボトルです。
今のところから、もう逃げ出したい!って思ってるのかもしれませんねー。」

・・・・・・・・・・って、編集長!!!
かなりの自由人である編集長が、まだ自由になりたいってことですかっ??
一体どんだけ自由になったら気がすむのやら。。。

それにしても、色って本当に不思議♪
特にこのオーラソーマは、自分がちっとも好きじゃない色の組み合わせに、
なぜかとても心惹かれたりするんです。
それがきっと、「心が求めている色」、なんでしょうねー。

それにしても、『ドルフィン』かぁ。。。
私も、もっと自由になりたいのかなぁ。。。
投稿者: 高柳恭子
2008年03月27日

アフリカの現状

ケニア出張の興奮さめやらぬハチドリ高柳、ふと、
「ケニアだけでなく、アフリカって今どんな状況なんだろう?」と思ってしまいました。
ということで、早速、アフリカ全体のことをお話いただける方に、ご登場いただきました!
在日タンザニア大使館の、ムタンゴ大使です!


(通訳には、タンザニア滞在暦計8年という、JICAアフリカ部の小林さんに来ていただきました!)

今日本にある、アフリカ大使館の全てのとりまとめをしているのがタンザニア大使館、
ということで、今日はムタンゴ大使に来ていただきました。
私が行ったケニアは、動物も多くて素晴らしい国でしたが、タンザニアはいかがでしょうか?

「タンザニアは、より一層緑も多く、動物の種類も豊富です。
キリマンジャロやヴィクトリア湖のような、自然の風景も素晴らしいところです。
ケニアはもちろんですが、タンザニアも、来ていただけたら好きになって下さると思いますよ。」

うわ、お隣の国だったのにいけなかったから、今度行くならタンザニアかしらん♪

「でも、アフリカは今、砂漠化や貧困など、様々な問題を抱えています。
例えば、温暖化が進むと、同時に砂漠化も進んでしまい、
そこにイナゴが大量発生したりするんです。そうするとそのイナゴが、作物を食い荒らし、
さらに食糧難がひどくなってしまったりする。その結果食べるものがなく、
貧困からも抜け出せない人々が、大勢います。
地球環境の問題と、人権や貧困の問題が密接につながっているということを、
広く皆さんに知っていただきたいと思いますね。」

なるほど・・・。砂漠化でイナゴが大量発生するなんて、知らなかったです。
やっぱり、何よりも大切なことはきちんと正しい知識を得ることですよね。

「その通りです。そのために、今度5月の末に横浜で、
『第4回アフリカ開発会議(TICAD)』という会議が行われます。
前回は、アフリカ23ヶ国の首脳及びアフリカ連合(AU)委員長を含む約1,000名が参加、
そのほかの世界中の閣僚も出席しました。今回も同じようなものになると思います。
世界中の人たちに、アフリカの現状を知ってもらうと同時に、
アフリカの人たちが幸福に暮らせるよう、手を差し伸べてもらえれば、と思っています。」

もちろん、ハチドリ高柳がインタビューしてきた、ワンガリ・マータイさんも来日されます。
アフリカって、とても遠い国のように思えてしまうけど、本当はみんなつながっているんです。
少しでも、今アフリカで何が起きているのか、現状を知ってもらえれば、と思います。
5月28日から30日まで横浜で開かれる『アフリカ開発会議』、要注目ですよ!
投稿者: 高柳恭子
2008年03月26日

ケニア出張日記♪ 7

『グリーンベルト運動』の活動状況もしっかり見られて、そこの女性たちに、
「コンサートに来た人たちが寄付してくれるお金で育てる苗木、私たちがしっかり植えるから、
帰ったら日本の人たちにそう伝えてね。」と言っていただきました。
もう、何よりも強い味方を得たみたいで、ホントに嬉しくなっちゃったハチドリ高柳、
後ろ髪を引かれる思いで、空港に直行しました。時間ギリギリ。結構汗かいた。


夕方5時半ごろ、ナイロビから飛行機に飛び乗って、ほっと一安心。5時間のフライトでドバイへ。
そしてお楽しみはやっぱり機内食♪エミレーツはホントにご飯がおいしい♪♪


帰りのフライトは、遅れて駆けつけた上司(←ビジネス。高柳←エコノミー)と一緒だったので、
ドバイの空港で、なんだかスペシャルなラウンジに入ることが出来ました。
ここでも、ビュッフェスタイルで全ての飲食がフリー!また食べちゃった♪


行きのときにも、あまりの豪華さにびっくりしたドバイの空港ですが、
帰りにゆっくり見てみると、ホントにキンキラ!お値段もキンキラ・・・!!


でも、オモシロいもの見つけちゃいました。FM局勤務としてははずせない、CD!
日本にもある『NOW』シリーズの、「LOVE ARABIA」!!ドバイっぽーい。


ふと見てみると、アラビアンなCDがいっぱい。スタッフへのお土産は、これに決まり!


お土産も買えて、一安心。夜中の2:50に再び機上の人に。今度は8時間50分のフライトで、
一路関西空港を目指します。
さすがはJALとの共同運航便。機内食はお蕎麦♪


窓の外では、だんだん夜が明けてきました。
この出張、ひと言では表せないほど、たくさんのことを見て、聴いて、感じたなぁ。。。
眠くてうつらうつらしたりしながらも、頭の芯のほうで難しい思考がぐるぐる回っているような、
アンバランスな変な感じがしていました。


そして、体内的にはお昼前、現実の日本時間は夕方5時前、関空に到着。
日本の夕焼けは、アフリカのものと違って少しさびしげで、控えめ。でも、これもいいんだなあ。

今回の旅で、今までの価値観の片側の壁が、少し崩れて外が見えてしまったような、
ちょっと不思議な感じがします。

アフリカ、ケニア。
私にとって、何かとても特別な土地です。
あの赤い大地に、息づくたくさんの人や生き物たちを、遠い日本からでも守りたい。
アナタにも、そんな気持ちが少しでも伝わってくれたらいいな。
長いブログ、ずっと読んでくださってありがとうございました。
何か少しでも、感じてもらえれば嬉しいです。


高柳恭子
投稿者: 高柳恭子
2008年03月25日

ケニア出張日記♪ 6

いよいよ、ケニアの旅も最終日。今日、飛行機で日本に帰らなくてはなりません。
でも、この最後の最後になって、この旅には欠かせないお仕事が入っていたのです!
それは、『グリーンベルト運動』の取材。
実際に、木を植えている人たちに会わせていただける、ということで、
スーツケースを持ち帰国の準備をしたまま、朝7時にホテルを出発し、北に向かいました。
目指すは、ティカ、という地区の中にある村です。


ナイロビから車で1時間半。最後の方は案の定、お尻が割れそうなでこぼこ道です。
赤土の山肌に、豊かな緑の木々が生える地帯が見えてきました。


村に入ると、ずらーーーーっと苗木の山!確かにここは、『グリーンベルト運動』の村ですね♪


到着したのは、まだ朝。
ケニアの乾いた大地を見慣れた目には、緑がとても鮮やかに見えました。


そして、ここでも村人たちの熱烈大歓迎を受けることに♪
歌って踊って、とにかく楽しく迎えてくれました。


ケニアの女性たちって、どうしてこんなに陽気で楽しい人たちが多いんでしょう!
ただ同じ空間にいるだけで、私までウキウキ楽しくなってきてしまいます。


でも、彼女たちの労働は過酷です。家事はもちろん、畑仕事も、もちろん木を植えるのも、
女性たちの仕事。今日は私たちが取材に行った、ということで、木の植え方を教えてくれました。


ケニアでは、苗木は1本大体5〜7円くらいなのだとか。
でも、それに水をやり、育て、山に移植するところまできちんと面倒を見ると、
およそ1ドルほどかかってしまうのだそうです。
今回の『コスモ アースコンシャスアクト アースデー・コンサート』のチケット料金から、
1ドルを『グリーンベルト運動』に寄付するのは、そんな理由からなんですよ。
さてさて、そんな大事な苗木、どうやって育てるんでしょうか?
まず、女性たちは土に種を混ぜ込み、牛小屋からとってきた堆肥を混ぜていきます。


それを小さなビニール袋に入れて、ひとつひとつ大事に配置していきます。


しばらくすると、小さな小さな芽が出てきます。


毎日、水をやったり雑草を取ったり、こまめに手入れをしていくと、幼木は立派な苗木になります。
ここまで育てるだけでも、ケニアの乾いた風の中では大変なんです!


でも、女性たちはあくまでもファッショナブル。見て!こんなにオシャレして畑仕事♪


そして、常に歌を歌っていて、本当に楽しそう♪


また、緑の大切さを誰よりもわかっている人たち。その働き者の手に握られた苗木は、
きっと彼女たちにとって、宝物なのでしょう。


そんな大切な木、私も植えさせていただきました。
学術名 : Qrevillea Robusta . うーん。難しい。


でも私が植えた木は、この土地の人たちにとって薪になったりする、生活に不可欠な木。
300年も育つのだそうです。私がこの世から消えた後も、アフリカの大地には私の木が残る。
そのことに、とても大きな感動を覚えました。
この木が、少しでもケニアの人々の役に立ちますように。


そして、木を植えた後は大ご馳走で、また歓待してくれました。
ジャガイモの煮物やクッキングバナナ(青くて甘くないバナナ)の煮たものなどと、
お米やサツマイモ。どれもみんなおいしくて、おかわりしちゃいました♪
大切な食料を私たちに食べさせてくれた村の人々。本当にありがとうございました。


ちなみに、クッキングバナナってこんな感じ。大きいですよね!
この土地は、植林のせいかとても緑が豊かで、作物も多く実っているような気がします。


山も、高い木がたくさん生えていて、ほとんど森の様相。
ちなみに、『グリーンベルト運動』に参加して、木をたくさん育てると、
『グリーンベルト運動』の事務局から、「ごほうび」のような形でヤギがもらえたりするのだとか。
するとミルクが飲めるようになって、だんだんヤギたちが増えていくとミルクが余るので、
今度はそのミルクを売れるようになる。
そうすると現金収入を得られるようになり、そのお金で、
村はトウモロコシや豆などの種を買えるようになります。
すると、日照りなどで食料飢饉があっても、買って蓄えておいた種などを植えることで、
食料を確保することが出来るようになるわけです。
『グリーンベルト運動』は、木を植えるだけでなく、村全体が潤う仕組みになっているんですね。
そんなシステムを考えたワンガリ・マータイさんが、ノーベル平和賞を受賞するのも納得です。


植林のおかげで、豊かになりつつある村。
この村では、マンゴーもこんなにたわわに実っています。


牛さんも、元気いっぱい。モーモーないていました。


そして、子供たちはやっぱり、いつでもどこでも笑顔!!


日本の子供たちに比べたら、とても役割は多いはず。でも、不幸そうな顔をした子なんて、
一人もいないんです。


キラッキラに輝く瞳が、どうぞこのまま曇りませんように。


そして、この笑顔が、どうか消えませんように。

アフリカの大地に、一本の木を植えるということ。
それは、きっともっともっと多くの意味を持つことなのだと思います。
初めてのアフリカ。私は、たくさんのことを学んだような気がします。
さ、そんなアフリカを飛び立って、もう日本に帰らなくちゃ。
日本に帰ったら、どんなことを思うのでしょうか。

投稿者: 高柳恭子
2008年03月23日

ケニア出張日記♪ 5

やっと、やっと会えました!
このために、はるばる日本から25時間かけてきた甲斐がありました!!
アポ取りにご協力いただきました関係各位の皆様、
本当にほんとうにありがとうございました!!!
ハチドリ高柳、あのワンガリ・マータイさんと感激の対面です♪


ナイロビ市内から少し車で離れた、『グリーンベルト運動』の事務所にお邪魔し、
キレイな緑と光がある中庭で、カメラや収録機材をセッティングしていた私たちのところに、
本当にふらっ、と、マータイさんは現れました。飾らないお人柄に、感激です♪


お土産の、桜柄の香炉を嬉しそうに受け取ってくださり、にこやかにインタビューはスタート。
今年の、4月22日に行われる、
『コスモ アースコンシャスアクト アースデー・コンサート』を見に来てくださる方たち、
一人ひとりのチケット料金から1ドルを、ワンガリ・マータイさんが進める植林活動、
『グリーンベルト運動』に寄付することをお話しすると、とても喜んでくれました。


「地球のために、あなたたちが出来ることはまだたくさんあるんです。」と、
真剣に訴えるマータイさん。
収録の間、私もすっかりお話に引き込まれてしまいました。
1時間にも及ぶインタビューの間中、あたたかい笑顔を絶やさずいてくださった、
強くて、本当に素敵な女性。お会いした方みんなが魅かれてしまうのも納得です。
緊張していたハチドリ高柳も、インタビューを終えて握手をしていただいたときには、
大感激!すでに、ビックファンになってしまっていました♪
お会いできて、よかった。


ケニアの方たちにとって、木は、生活に必要不可欠なエネルギー源。薪として使います。
でも、切るのは切ってしまっても、なかなか「植える」という考えに至らないのだとか。
でも、それだけではなくて、先進国などが排出するCO2によって気候変動が起こり、
アフリカの大地でも砂漠化が進んでいます。
木は、生きているだけで二酸化炭素を吸収し、酸素を排出してくれる、とても貴重な生物。
アフリカでは野生生物たちも、その木の恩恵を多く受けています。
その木を、ケニアの大地に植えることが出来るコンサート。
一人でも多くの方に、参加していただけたら嬉しいです。
マータイさんからのメッセージも、武道館のスクリーンでお届けしますよ!


大役を終えて、ようやく、ほっと一息です。しかも、あっという間にケニア最後の夜。
今日は、お世話になったJICAケニア事務所の方たちが、
『エチオピア&エリトリア料理』のお店に、案内してくださいました。素敵♪
どんなお料理なのか、興味シンシンです!


出てきたお料理は、超☆大皿!
お皿の上に、白いふわふわしたものが乗っていて、その上にいろんな種類の、
スパイシーな野菜の煮込みやカレーのようなお料理が♪


とにかく、エキゾチックないい香り♪こちらは、お肉のカレーがほとんどですが、味がみんな違う!
エチオピアとエリトリアは近いので、お料理も似ているのだそうです。2皿、満杯!!


この、お座布団のようないでたちのものが、『インジュラ』と呼ばれるスポンジのようなパン。
穀物「テフ」の粉を発酵させたものから作った、ということで、若干の酸味があります。
これで、カレーや野菜を巻いて、(もちろん)手で食べるのですが、もうおいしくておいしくて!!
どれを食べても味が違うし、そのどれもがやたらと美味なのです♪
ふわふわしたインジュラだといくらでも食べられて、お腹がはちきれそうになってしまいました♪


そしてシメは、エチオピアコーヒー。日本に緑茶のセレモニーがあるように、
エチオピアではコーヒーセレモニーがあるのだとか。
エスプレッソのような印象ですが、エスプレッソより濃いかも。でもこれも、おいしかった♪
大満足で、レストランを後にしました。


ちなみに、ケニア料理ってあまり代表的なものがないのだそうです。
あるレストランで、「ケニアっぽいお料理を」とお願いしたら、こんな感じでした。
やっぱりお肉は多く食べるみたいですね。でも、どのお肉もおいしかったですよ。
あと、なぜかフライドポテトが多いんです。
でも、おイモがおいしいせいか、ポテトがやたらとおいしい♪


そして、これが主食のウガリ。トウモロコシの粉を、水で練ったものなんですって。
そのものだけだとほとんど味はなくて、ちょっとポソっとした蒸しパンみたいな感じかな。
でも、これをお肉と一緒に食べると、どっちの味も引き立っておいしいんです!
その土地土地に、ぴったり合う食事ってあるんですねー。


で、当然ながら、何よりも合うのが、これ!
『タスカー』という、ケニアのビールです♪クセがちっともなくて、飲みやすい。
おまけに、どこで買ってもほとんど500mlのビンで出てくるから、飲みすぎちゃう♪
ま、汗かいてるから、水分補給は必要ですよね♪♪

ということで、あっという間に最終日。
でも、明日も重要な仕事、『グリーンベルト運動』で実際に木を植えている場所に、
案内していただくことになっています。
植えている女性たちにも、お会いできるとか。
飛行機に乗る直前まで、取材は続くのです!その模様は、また改めて♪

投稿者: 高柳恭子
2008年03月20日

ケニア出張日記♪ 4

ケニア出張も今日で4日目。
ナイロビを出て、別の村にも行ったりしているので、かなり楽しんじゃってます♪
今朝はまた早起きして、エンブのホテルを出発。ムベレ、という村に向かいます。


道はまた、かなりのオフロード。2台連ねて行ったのですが、もう前の車はほとんど見えません。
それにしてもこの出張は、お尻が痛くなるなぁ・・・。


そして、ムベレの森林局に到着!
ここでは、JICAの『社会林業強化プロジェクト』と呼ばれるプロジェクトの一貫として、
「ファーマー・フィールド・スクール」という学校が開かれているのだとか。
どんな学校なんでしょうか?


森林局の外には、ハイビスカスが♪


村に続く道は、鮮やかな赤土。雨もわりとよく降るそうで、ほとんど森の様相。


村に入るとレンガの家が建っていて、ケニアでは意外なほど、緑が豊かです。


家の入り口では、村の女性たちがちょっと照れくさそうに出迎えてくれました。


山の中腹にあるこの村は、山を切り開いた形で畑が作られています。


この村は、緑が本当に豊か。プログラムの成果なんでしょうか。
これは、アボカド!!私たちが知っているものより、つるっとしてますよね。


アフリカでは、畑仕事をするのも、家の周りの仕事をするのも、全部女性。
男性は、かつては狩りに行って獲物を捕ってくるのが役目、
最近では、出稼ぎに行っているからなんだそうです。
女性たちは、真剣に木の植え方などを勉強していました。
ちなみに、ここで行われている「ファーマー・フィールド・スクール」というのは、
JICAと森林局が協力して、「半乾燥地」と呼ばれる土地に暮らす人々が、
どうやったらもっと木をうまく活用できるか、ということや、その上手な生育方法、
また、そういった土地での畑の効果的な作り方などの知識や技術を村人に教える学校です。
そして、その生徒たちの中から今度は「先生」を育て、その人に、今後の教育や、
周辺の村への技術指導などを徐々に移行していこう、というプログラムなのだそうです。
つまり、最初はJICAや森林局の人たちが「先生」ですが、
だんだん村人だけで回せるようになっていくのだとか。いわゆる、「自立支援」ですね。


同時にこの学校、かしましい女性同士の情報交換の場でもあります。
木の植え方の勉強の後は、なにやら、お料理の準備が出来始めましたよ。


あれ、火も起こし始めました。


そして、青空料理教室のスタート!今日のレシピは、「青豆を入れたチャパティ」♪
現地では小麦粉がとても高価で、
小麦粉だけのチャパティはクリスマスくらいしか食べられないのだそうです。
でも、青豆は現地で取れるので、これを入れれば、カサも増えるしたんぱく質も取れる。
お料理上手な奥さまは、だんな様にも愛される♪一石三鳥なのです!


火鉢で焼いたチャパティ♪お豆の風味がふんわりとして、香ばしくてとってもおいしかった!


むむ、なにやらいいにおい♪僕にもちょうだーい。


ついでにランチタイム♪キャペツの煮込みをご飯にかけたモノと、左側に見えるのが、
あのアボカド!これが、フルーティーで香りがよく、ほんのり甘く、おいしかった〜♪
アボカドは、野菜でなく果物なんだ、と実感した瞬間でした。


村人たちは、ダンスと歌も披露してくれました。


とても陽気でおしゃべり好き。素敵な方たちだったなぁ。


そして、どこの世界でも子供は天使♪大人にたくさん囲まれて大事に育っているせいか、
ちっとも泣かないんです。


しかも常に誰かが話しかけたり、抱っこしたりしているので、とても穏やか。


そして・・・・・・・・オシャレ!!


ゆったりとした時の流れ。協力隊のときにいた南の島、コスラエ島を思い出しました。
やっぱりこの人たち、とっても幸せそう!


きっとこれまでずっと、同じような生活をしてきたんだろうな。


そしてこれからも、ずっと同じような生活をしていくんだろうな。


彼らの未来が、幸せなものであってほしい。
ただそれだけを強く願った、村人たちとのひと時でした。


モノがあふれる世界にいてしまったら、きっと、見失ってしまうこと。
私たちは、どちらに暮らすべきなんでしょうか?
改めて、自分の胸に問いかけなおしてしまいました。
毎日心の奥底を耕されるような、アフリカの旅。明日もまだまだ続きます。
投稿者: 高柳恭子
2008年03月19日

ケニア出張日記♪ 3

ケニア出張も3日目。
これまでずっとナイロビ内にいたんですが、今日は少し遠出して、
別の村を訪ねることになりました。
それにしても、ケニアは気候がさわやかで本当に気持ちいい!


また、こんな空です♪
今日は、ケニアの大地で様々に活動していらっしゃる、JICAの方たちの活動を、
見せていただくことになっています。
まず訪れたのは、ナイロビからクルマで北東に1時間半ほどの村、ルイル。


『ケニア刑務所職員訓練学校』に到着しました。
ここでは、文字通り「刑務所の監視員」をしている方たちが、
JICAのシニア海外ボランティア、前田さんに柔道を教わっているのです!
「オスッ!」「キアイ!」と、みなさん真剣そのもの。取り組みもたくさん見せていただきました。


先生の前田さん(写真・真ん中、白いおひげの素敵な男性♪)は、もと警察官。
定年退職されてから、JICAのシニア海外ボランティアに参加され、
ケニアに派遣されたのだそうです。
生徒さんの中には女性もいることにびっくりしましたが、みなさん柔道が大好きなんですって。
「柔道を習うことで、刑務所の中で銃やスティックを持たなくてもすむようになった。
武器を使わなくても身を守れる。日本の武術は素晴らしい!」と話してくれました。


日本人って、はるばるケニアまで来て、人々の役になってるんだなぁ。。。
なんだかほっこりあったかい気持ちになって、次の目的地へ。
道の両側は、見渡す限りのサバンナです。
「舗装されているように見えるけど穴だらけ」の道路を北東に向かってボコボコ走ること2時間。
ムィンギ、という地区に到着しました。


舗装道路からさらに、山道に入って30分。ひとつの集落が見えてきました。


・・・ん??なにやら、木の下に村人が集まってますね・・・?


女性ばかり、みたいです。何かの集会かな?


するとおもむろに、歌を歌いながら歓迎のダンスを踊り始めてくれました!


ドンキー君も、とことこ歩いてきます。
あれ?彼がぶら下げているのは、水のボトル・・・?


牛さんも登場。村に住むもの、全員集合??


ふと見上げると、青空をバックに、乾燥した木がすっくりと立っていました。


・・・とそこで、突然の水音が!!人々はいっせいにその水場に列を作り始めました。


列はあっという間に数メートルにも達し、何十人もの村人が水タンクを手に、
次々に水を汲んでは嬉しそうに持って帰ります。


そう、ここはやはりJICAの支援が入り、
『地方給水プロジェクト』というプロジェクトが行われていたサイト。
日本のコンサルタント会社の方が入って、この村に井戸を掘っていたんです!
(向かって左が三宅さん、私の右隣が吉村さん。一番右が現地のプロジェクト担当の方です♪)
そしてこの日は、3〜4年かかったプロジェクトの集大成、
「初めて井戸から水がくめた!」という日!!
村人の中の一人の女の子は、私の収録用のマイクを見ると、そーっと近づいてきて、
「日本の人たちに、サンキューって伝えてね。」と、片言の英語で話してくれました。
ここにたどり着くまでに、一体どれくらいのご苦労があったんだろう・・・。頭が下がります。
ケニアにある、こんな奥の奥の村にさえ、日本の人たちの汗と涙の結晶が実を結んでいる。
・・・すごい!かっこいいぞ、日本人!!


幸せな気持ちで、またもお尻が4つに割れそうなボコボコ道で揺られること、2時間。
地図で言うと、ナイロビから北に車で4時間ほど行ったところに位置する、
エンブ、という村にたどり着きました。今日はここで一泊します。


泊まったホテルは、部屋は普通でしたが、中庭がとってもオシャレ♪
昔イギリスに占領されていたことがあったせいなのか、
若干ヨーロピアンな雰囲気を感じる瞬間もあるケニア。
到着したのは夕方で、もうだいぶ肌寒くなっていました。


散歩がてらホテルの敷地をぶらぶらしていると、ネコを発見!
ケニアに来てからというもの、キリンとかバッファローとか、
野性味あふれる動物ばかり見ていたので、ネコのような身近な動物が、逆に新鮮でした。


今日も、密度の濃い1日でした。
とにかく、日本人の活躍を肌で感じることが出来て、それが一番嬉しかった。
ケニアの人たちと日本人との心の交流、絶対に忘れないようにしたいと思います。
明日は、どんな旅になるのかな。
投稿者: 高柳恭子
さて、およそ25時間を経て、ケニアに到着です!!案外疲れていないな♪
空気がからっとしていて、意外と涼しいんですね。
赤道直下なのに、過ごしやすい!誰かが、「軽井沢みたいな気候」と言っていたのが、
わかる気がします♪


空港を出るときには、こんな嬉しい文字が。
ホントに、笑顔になっちゃいます〜♪


だって外に出たら、こんな色の空!アフリカの空だっ!!


ホテルに向かう舗装道路では、牛と羊の群れに横切られ、車は渋滞。


気を利かせたドライバーさんが、裏道を通ってくれたら、隣はもうすぐに、国立公園。
遠くから、いきなりシマウマが見えたりして、大興奮のハチドリ高柳です。
(写真には写ってません。ごめんなさい!)


ということで、翌日改めて、行きたかったナイロビ国立公園へ♪


入り口の一番近くにあるのが、『動物孤児院』と呼ばれる施設。
密猟などによって親を亡くしてしまった動物の赤ちゃんたちは、ここに保護されて育ちます。
人間にはとても慣れているのですが、もう自然に戻ることは出来ない、
哀しい運命も背負っています。


まず迎えてくれたのが、親を密猟者に殺されたために保護された、3匹の子ライオン。
甘えん坊で可愛らしく、オリに近づいてきてくれるんです。


そして、あまりオリに近づいてきていただきたくない、アリゲーター君。どてっ。


このライオン君も、ずっとここで暮らしているとか。確かに、もう野生には戻れなさそうですね。。。


そしてなんと、チーターをなでさせてもらっちゃうことに!
ちょっとネコに似てる感触なんだけど、よりざらっとしてたかな。
それにしても君、その顔・・・。日本の皆さんにお見せしちゃっていいの〜??


ここには、地元の子供たちも遠足でやってきます。
ナイロビはとても都会なので、子供たちの中には、
ライオンもシマウマも見たことがない子が、いっぱいいるんですって!
ちなみに私が抱えているのは、本物のバッファローの頭蓋骨!重いし、ちょっと怖かった。。。


この子は、アルビノのシマウマちゃん。おっとりしてて可愛い♪


そして、眼光鋭いチーター。この子は、ちょっとなでなで出来る雰囲気じゃないですね。


もっといたかったけど、この後にはいよいよ、クルマでのサファリが待っています。
園内ですっかり仲良くなってしまった子供たちに、盛大にお見送りしてもらって、
本物のフィールドへ!


一番に出迎えてくれたのが、なんとこの、せいたかのっぽのキリン!
サバンナの後ろに、ナイロビのビルが見えているのが、いかにもケニア、ですよね。
都市と野生が、ぎりぎり隣り合って均衡を保っているんです。


でこぼこ道を走っていくと、目の前には鳥を乗せたバッファローが。かなりの群れでした。


近づいても逃げません。っていうか、かなり威嚇されてる??


ダチョウも群れでいました。全部で12羽。案内のケニア人の方は、ホントに眼がいいの!


戦いの結果か、一角になってしまった野牛。ユニコーンみたいですね。


水を飲みに来たイノブタ君たち。のどかな光景です。


中を案内してくれた、JICAシニア海外ボランティアの岡部さんと、青年海外協力隊の保本さん、
それにパークレンジャーのケニア人の方。
(お名前が覚えられないほど長かった。。。ごめんなさい!)
岡部さんは、『視聴覚教育隊員』として、この公園の資料映像の作成など、
保本さんは『家畜衛生隊員』、つまりは獣医さんとして、
怪我をした動物の世話や保護などをしています。
色々教えてくださって、どうもありがとうございました!!


それにしても、「世界で唯一、首都にある国立公園」といわれるナイロビ国立公園は、
野生の力強さとその神々しさを、存分に見せ付けてくれました。
改めて、人間なんて、自然には絶対にかなわない、と思ってしまいました。
1日目からこんなことじゃ、もうこのケニア出張、一体どんなことになっちゃうんだろ?
また続きを、お楽しみに♪

投稿者: 高柳恭子
ジャンボ!!(←スワヒリ語で、こんにちは!という意味です♪)



ケニア出張から無事帰国したハチドリ高柳、いまだに魂はケニアにいるような気がします・・・。
ワンガリ・マータイさんにも会えたし、グリーンベルト運動の取材も出来たし、
自分の木も植えられたし、古巣JICAでがんばる日本人の人たちに、たくさん会うことが出来たし、
本当に素晴らしい出張になりました。
これから、このブログでこの出張の模様を、出来る限りお伝えしていきたいと思います。
私を圧倒的に魅了したケニアの魅力を、少しでもお伝えできたらいいな。
毎日ちょっとずつ更新しますので、楽しみにしていてくださいね!!

まずは3月9日(日)、出発の日。
朝からTOKYO FMで1時間ごとのニュースを担当していたハチドリ高柳は、
17時半ごろTFMを出発し、羽田空港に向かいました。
今回乗るのは、話題のエミレーツ航空♪関空−ドバイ経由で、ケニア・ナイロビに到着します。
ドバイでのトランジットが6時間ほどあるので、ナイロビに着くのはほぼ25時間後!長旅だー。


そしていよいよ日本を出国。
関空を23:15に出発し、ドバイ到着が11時間40分後の予定。

「エミレーツは機内食が豪華!」とのうわさどおり、朝ごはんでもこの豪華さ♪
しかもおいしいんです。
疲れ果てて寝ていたはずが、
なにやらいいにおい・・・とくんくんしながら、きっちり目が覚めるのが、さすが、私。

そして食っちゃ寝、食っちゃ寝の11時間40分が過ぎた頃、ドバイに到着!
ドバイ時間の朝5時55分でした。朝焼けがキレイ♪

そして、これが『世界一豪華』との呼び声高い、ドバイ空港!!
確かに、高い天井にシャンデリアのような電飾・・・、空港というよりは、遊園地のおもむきです。
そして、朝の6時前だというのに、この人の群れ!!さすがは24時間眠らない空港です。

そしてこれが、「くじで当たる」とうわさのクルマ。
そんなものまで空港に・・・。ドバイ、恐るべし。

少しプラプラした後は、エミレーツ航空のラウンジへ。
なんと、トランジットが4時間以上ある人には、無料でご飯を出してくれるんだとか!
ラウンジはバイキング形式で、ガラスケースの中には見たこともないような穀物がいっぱいです。

野菜もたっぷり。豊かな国だなぁ、と、改めて実感しました。
ハチドリ高柳は、バイキングからほぼ全種類を制覇!
そして・・・!

じゃーん☆こんなになっちゃいました。いろんな種類のカレーや、パスタにご飯、
サンドイッチもシリアルも、何でもあって、味もおいしい♪
エミレーツ、かなりおススメです。
そんなこんなのうちに、トランジットの6時間はあっという間に過ぎました。
ここで再び機上の人に。11:45ドバイ発、15:55ナイロビ着。
時差が1時間あるので、5時間10分のフライトです。

そしてまた、機内食♪本当に食べてばっかりです。。。
でも、このマトンのカレーもおいしかったー。

やがて窓の外には、ケニアの大地が見えてきました。興奮!

そして、着地!!
アフリカの大地に、初めて足を降ろしました!!!

飛行機のタラップを降りるときに感じた風は、乾いて、熱い。ホントのホントにアフリカです。
ドキドキしながら、空港に足を踏み入れました。
これから、どんな旅が始まるんでしょうか?
この続きは、また次回のブログでお届けしますので、お楽しみに!!
投稿者: 高柳恭子
2008年03月17日

ケニアから帰国!

ただいま!!
ケニアから帰ってきました♪


ケニアの大地に、ちゃんと木も植えてきましたよ!!

詳しくは、これから順次『ケニア日記』としてブログにアップしていきますので、
楽しみにしていてくださいね♪

取り急ぎ。
感謝をこめて。
恭子より。



投稿者: 高柳恭子
さて、昨日はケニア話で毎日新聞の真田さんと盛り上がってしまいましたが、
一体なぜ、ハチドリ高柳がケニアに行くのか、疑問に思っていらっしゃる方も、
多いでしょうね。
実は、ワンガリ・マータイさんとお会いするためなんです!!

TOKYO FMでは、毎年4月22日のアースデーに、日本武道館で、
「地球環境のことを考えるコンサート」を開催してきました。今年でもう19回目。
それが、「アースデー・コンサート」。
今年は、これ! 綾香さん、BONNIE PINKさん、ダニエル・パウターさんのご出演が、
決定しました♪

チケットは、1枚6000円。
そして、このチケットに仕掛けが♪
チケットを1枚買っていただくと、その中から1ドルが自動的に、
毎日新聞社を通じて、ケニアのワンガリ・マータイさんが行っている植林活動、
『グリーンベルト運動』に寄付されることになっているんです。
つまり、コンサートを見に来ていただくだけで、遠いアフリカの国ケニアに、
アナタの木が一本植わることになる、というわけです!

じゃ、なぜ1ドルなんでしょうか?
それはね、苗木が1本5〜7円のケニアでも、
その木がちゃんと根付くまで面倒を見ると、1ドルくらいはかかってしまうから。
でも逆に言えば、きちんと育つまで責任を持ちますよ、ということなんです♪

そして、砂漠化の深刻なケニアでは、植林は重要な環境運動。
マータイさんは、たった7本の木を植えるところから始め、今では4000万本もの木を、
アフリカに根付かせています。
植えるのは、主に女性。踊ったり歌を歌ったりしながら、楽しく植えるんですって!
その裏には、アフリカの女性の地位向上、といった意味合いも隠れています。
そんなところも取材して、ハチドリ高柳、その映像も撮って来たいと思っています!

マータイさんとのインタビューや、グリーンベルト運動で木を植える女性の様子などは、
コンサート当日の武道館でご紹介することになっています。
下手すると、私が映像も撮ってくることになるかも!?
(それって、使えるの?って、聞かないで。。。仕上げをごろうじろ・・・。)

それは置いておいても、こんな3人のコラボが見られる豪華なコンサートは、
他にありません!
音楽を楽しむだけで、アフリカにアナタの木が植わるコンサート。
環境意識の高いアナタも、音楽が大好きなアナタも、
4月22日(火)の夜は、一緒に武道館で盛り上がりましょ!!
夜6時会場、7時開演です♪

チケットは、もう買うことが出来ますよ。
売り切れちゃうといけませんから、お早めに、ね♪
こちらから ↓
http://www.tfm.co.jp/index.html
投稿者: 高柳恭子
今日ゲストにお越しいただいたのは、以前もゲストに来ていただいた、
毎日新聞の真田和義さん!
実はハチドリ高柳が、今度の日曜日から1週間、ケニアに出張することになり、
ケニアに詳しい方に来ていただこうと思っていたとき、
毎日新聞の社内で「ケニアへの定期券を持っている!」と評判だという真田さんを、
ひょっこり思い出してしまったのです♪
ケニアのお話、たっぷりうかがうべく、お待ちしておりました。

(ということで、編集長とは1週間のお別れです・・・、と、泣こうと思ったけど、
ケニア行きに興奮して、ハチドリ高柳はかなりの笑顔。あれ、でも編集長も嬉しそう・・・?)

まずは真田さんに、「ケニアってどんなとこ?」ってことを、ざっくりお伺いしました。

「まずとにかくね、人がいいんですよ。
おおらかだし、ちゃんと教育を受けて、すごく紳士な人も多い。
日本にいるケニア大使のAworiさんなんて、本当に素晴らしい方ですよ。
気候もいいんですね。首都のナイロビあたりだと、標高が1,500mを超えてるから、
赤道直下なのに涼しくて、軽井沢みたいですよ。ナイロビは人口220万ですから、
大都会ですよ。」

あら。私が夢見ていた、布を巻いて槍を持った人たちが、
大平原で牛を追っているイメージとはずいぶん違いますね!

「もちろん、マサイの村とか、そういう人たちもまだ残ってますよ。
でもナイロビは違いますね。でね、意外と知られていないんだけど、おいしいのが紅茶。
コーヒーは知られてるけど、紅茶ってイメージ、あまりないでしょ?
でも、年間32トンくらい輸出されていて、主にイギリス向けなんだけど、
日本にも1トンくらい入ってきてるんですよ。
チャイみたいにして飲むんだけど、すごくおいしい。」

そっか。イギリスの植民地だったこともありますから、
イギリスの文化を受け継いでいるところがあるんですね。
そして、そんな文化の中からは、ノーベル平和賞に輝いたワンガリ・マータイさんなど、
素晴らしい女性が生まれました。

「彼女はホントに素晴らしい方ですね。今や世界的に有名な環境活動家ですしね。
でも、彼女が日本に来たときには、
『日本の川ってすごくキレイで、こんな川に住む魚たちは幸せね。』なんて言ってましたよ。
ケニアの川は、砂漠化でもう泥が入ってしまって、とても汚れているんだそうです。
小さい頃マータイさんは、家の近所の川でオタマジャクシを手ですくったりしていて、
その可愛らしさを見たおかげで、生物学に興味を持ったらしいんだよね。」

へぇーっ!さすがはマータイさんに何度もお会いになっている真田さん!
そんな裏話もご存知とは!!
でも、ケニアの方たちから見て、日本の川の方がキレイだ、と思われるとは、
ちょっと以外でした。日本の環境保全、うまくいっているのかもしれませんね。

ということで、もうハチドリ高柳のケニア熱は高まるばかり!
え?どうしてケニアに行くのか、って?
それはまた、明日のブログでご説明します!!
投稿者: 高柳恭子
おととい、サーフフォトグラファーの佐藤傳次郎さんにゲストに来ていただいたとき、
「フィルムショーを一緒にやっているKazzっていうのがいるんだけど、
これがまたいい男でねー。」なんてお話をうかがいました。
傳次郎さんのお話のバックでかかっていた、心安らぐインストのメロディーは、
ほとんどがこのKazzさんのアルバムからのものでした。
その音楽があまりに素敵だったので、機動力が命の『Hummingbird』、
すぐにKazzさんをブッキングするべく動き回り、今日、来ていただいちゃいました!

(やわらかい笑顔がとても素敵なKazzさん。私も編集長も、
なにやら意外な共通点がいっぱいだったんですよ。)

アコースティックギターやカリンバ、ジャンベを使ったオリジナル曲を中心に、
由比ガ浜のBAR『麻心(まごころ)』などでライブ演奏を行っているKazzさん。
20代をアメリカ、フランス、西アフリカで過ごされました。
そしてなんと、西アフリカのニジェール共和国では、ハチドリ高柳の古巣、
青年海外協力隊で、音楽隊員として、人々にギターを教えていらしたんだとか!
もうそれだけで、ハチドリ高柳の親近感は天に登るほど急上昇♪
おまけに、ハチドリ高柳の幼なじみと、今一緒に仕事をされているんだとか!!
ビックリしちゃいました。

そして、ちょうど2枚目のアルバムの発売日だったこの日、
新しいアルバムを見せていただくと・・・・・・え?
『堀内ブギ』って、この曲一体・・・?

「あぁ、僕今、鎌倉の堀内って所に住んでるんですよ。
レコーディングもジャケットの撮影も、みんな堀内でやったから、『堀内ブギ』。」

これには、編集長が大喜び!「俺の曲だよー♪」ととても嬉しそうでした。

そしてKazzさんには、生演奏をしていただくことに。
でも、ふと見るとスタジオには、ギターが2本にジャンベがひとつ。
足元にはなにやら小さいペダルが付いたアンプのような機械・・・。
お一人で演奏するには、ずいぶん楽器の数が多いような・・・?

演奏が始まると、まずKazzさんは「ポコポコ・・・」とリズムを取りながら、
ギターを叩き始めました。
そして、おもむろにそのギターを置き、もうひとつのギターへと手を伸ばします。
でも、あれっ?「ぽこぽこ」は、ずっと聞こえたまま・・・?

するとKazzさん、ギターを「ぽろろん・・・」と弾き始めました。
しばらくすると、今後はギターを「じゃららんじゃららん」とかき鳴らし始めます。
でも、あれ、あれ??「ぽこぽこ」も、「ぽろろん」も、ずっと聞こえてる!なんでっ??
まるでKazzさんの手が、2本も3本もあるかのような演奏。
でもその奏でられる音楽はとにかく、力強くも少し切なくてもの悲しくて、
私と編集長は、あっという間に引き込まれ、
オンエアも忘れてリズムの波に身を任せてしまいました。

そのうちにKazzさんは、ギターをついに置いて、ジャンベを力強く叩き始めました。
それでも、「ぽこぽこ」も「ぽろろん」も、「じゃららんじゃららん」も、
全部聞こえてる!でも、もうそんなことどうでもいいほど、素晴らしい演奏でした。

種明かしをすると、足元にあった小さなアンプのような機械に、
一度刻んだリズムなどを録音し、それを足のペダルで操作して、
ループで出しているのだとか。その技術に、ハチドリ高柳は敬服しました!

でも、これは絶対、実際に見ながら聞いた方がいい音楽です。
編集長と私は、もうライブに行く気マンマン!
まずは、CD,そしてHPをチェックしてみてくださいね!

http://www.kazz.vg/index.html
投稿者: 高柳恭子
2008年03月07日

ペットたちの命

最近、ペットブームといわれ、ワンちゃん、ネコちゃんを飼い始めた方も、
多いのではないでしょうか。
生まれたときからマンション暮らしのハチドリ高柳、大好きで大好きで、
どうしても飼いたかった動物を、実は日本で飼えたことがありません。
人間を癒してくれる、大切な存在のペットたち。
でも今、そのペットたちが大変な虐待にあっていることがあるのです。
今日は、そんなペット業界の実態をお話くださる方にお越しいただきました。
『動物生命尊重の会』の、金木洋子さんです。

(穏やかな語り口でお話くださいましたが、内容はかなり衝撃的。
ハチドリ高柳も、思わず絶句してしまう瞬間もありました。)

まずは、『動物生命尊重の会』が、どんな活動をされているか、教えていただけますか?

「私たちは、東京都動物愛護相談センターから、犬やネコを引き取って、
新しい家族を探しています。処分されてしまうはずだった子を救い、
幸せに生きる時間を取り戻すために、一生懸命努力しているんです。」

・・あの、今「処分」とおっしゃいましたか?

「えぇ。日本では毎年、35万匹以上もの犬や猫たちが、保健所で処分されているんです。
中には、多くの子犬や子猫たちが含まれます。子犬のうちは可愛かったけれど、
大きくなって飼いきれなくなった、引越し先がペット禁止である、
子供が生まれてアレルギーがある、お年寄りの飼い主が亡くなり、
引き取り手がいなくなった・・・。皆さん事情は様々ですが、持ち込まれた犬猫が、
処分、つまり殺されることだけは一緒です。二酸化炭素による窒息死をさせるので、
犬猫たちは大変に苦しみ、死んでいくのです。」

・・・・・・・・、これには、編集長も私もビックリ。
そんなに数が多いなんて!そして、人を噛んだ野犬などではなく、
元は飼われていた子達が、そうやって殺されていくなんて!!

「そうでしょう?中には、笑いながら持ち込む若い女の子もいます。
犬やネコだって、立派な命なのに、と哀しくなります。
でも、そんな犬や猫たちを、救おうとしてくれる方もいらっしゃるわけで、
私たちのHPでは、そんな子達の写真をたくさん載せて、少しでも多くの人に、
引き取っていただければ、と思っているんです。そうすれば、命を救えるわけですから。」

ホントですよね。
人間の勝手で、命ある子達を、軽率に売ったり買ったり、そして捨てたり。
許されることではありません。
一度飼いはじめたら、本当に大切に、家族の一員として最後まで責任をもたなければいけません。

ペットを飼おうかな、と考えていらっしゃる方は、この子達の命を救うためにも、
ぜひ一度、HPをご覧になってみてくださいね!

http://doubutsuseimei.web.infoseek.co.jp/
投稿者: 高柳恭子
2008年03月07日

地球の波を知る人。

このところ『Hummingbird』では、「地球」とか「宇宙」とかのお話が多かったですよね。
ハチドリ高柳は、海を見に行くととても、「あぁ、私たちも地球の一部なんだなぁ」と、
しみじみ実感してしまいます。
今日スタジオにお迎えしたのは、ひょっとすると人生の半分くらいを海の中にいる方!?
サーファーで、サーフフォトグラファーでもいらっしゃいます、佐藤傳次郎さんです!

(やわらかい、とても素敵な独特なリズムをもった方。一緒にハングルースでパチリ☆)

今はハワイ・カウアイ島にお住まいでいらっしゃいます。
佐藤さんが撮る、人と波が調和した神々しい写真は世界中に知られていて、
16mmやビデオ映像も、数多く手がけていらっしゃいます。
でも、サーフィンもされて、サーフ写真も撮られていらっしゃると、
波がいい日、ご自身がサーフィンに出かけるか、それとも写真を撮るか、
迷ってしまいませんか?

「うーん、それはどっちもですね。やっぱり波のいい日は特別なパワーを感じますし、
地球には絶対にかなわない、と思いますね。
波にも乗りたいけど、写真も撮りたくなります。
波に乗っているときにも、何度もおぼれかけましたし、何度も死にかけました。
そうすると、人間なんて本当にちっぽけであることが、よくわかるんですよ。」

そもそも、新潟県でお生まれになり、20歳くらいのときに日本からカリフォルニアへ。
サーフィンにどっぷりとはまり、直感を信じた傳次郎さんは、
日本とアメリカを行き帰する生活を始めます。
そして、ハワイとの出会い。旅行とはいえ、ハワイで感じたものは絶大だったそうです。

「今まで、本当に好き勝手に生きてきてしまいましたからね。
子供を育てるのにも、必死でした。でも、こんな風に自由に遊んでいる親父の背中を、
見て育って欲しいと思ってます。そして、1本でもいいから、人の心に残る映画を、
世の中に残したいんです。結局人間は、どんなことをしたって自然にはかなわないんだし、
自分が生きているのなんか、とても小さい世界なんです。
それに気づいてもらえるような映像を撮りたい、と思いますね。」

あー、素敵♪
サーファーの方って、波の中で自然の脅威を叩き込まれる経験をされるせいか、
皆さんとても謙虚で、「自然には絶対にかなわない」ってことを実感されている方が、
多いような気がします。
そんな風に、きちんと自分の小ささを認識した上で、自然や地球への感謝を忘れず、
しかも心穏やかに生きていけたら、地球環境はきっと、
もっともっとよくなるのではないでしょうか。

傳次郎さん、早くみんながそんな風に感じられる映画、作ってくださいね!
投稿者: 高柳恭子
2008年03月07日

私は宇宙人!?

昨日は、映画『地球交響曲』を製作なさった龍村仁さんをお迎えして、
「地球は大きなひとつの生命体」というお話をうかがいましたが、
今日は、地球をとても科学的に解明されている方をお迎えしました。
惑星科学者で、東京大学教授でいらっしゃいます、松井孝典さんです!

(ご自身を『宇宙人』と名乗られている松井先生、オンエアでご紹介するのには、
ちょっと勇気がいりました。。。)

東大理学部ご卒業後、NASAの研究員などを経て、今のお仕事についていらっしゃいます。
1986年、科学雑誌『ネイチャー』に、海の誕生を解明した「水惑星の理論」を発表され、
世界的に注目されました。
まさに、地球の成り立ちを語らせたら、右に出るものはいない!と言われる先生なのです。

でも、まずは易しいところから、あの、「宇宙人」って、
ちょっと微妙なご紹介の仕方でしたが、どんな意味が・・・?

「だって、地球も宇宙の一部じゃない。
宇宙には地球しか存在しないわけじゃないんだから、私たちみーんな、宇宙人でしょ?
もっと広いところから見なくっちゃ。」

な、なるほど!
「宇宙人」って聞くと、なんだか火星人とか金星人とかみたいな気がするけど、
確かに、地球だって立派な宇宙の中の惑星。私たちも、「宇宙人」なんですねー。

「人間が農耕牧畜を始めたときから、地球は新たな局面を迎えたといえるでしょう。
このような生き方を人類が選択したとき、地球システムに『人間圏』という、
新しい構成要素が加わったと考えられるのです。
それが今言われている、環境問題の発端です。そして『人間圏』が駆動力を持つことで、
地球システムのモノやエネルギーの流れを決定的に変えてしまった。要するに、
物質循環のスピードを、飛躍的に速めてしまったわけです。」

そして松井先生は、今のままではまず、100年くらいのうちに、
この『人間圏』がなくなってしまうだろう、とおっしゃっていました。
でも、「じゃあ、地球はどうなってしまうんですか?」というハチドリ高柳の問いには、
自信を持ってひと言。

「いやいや、人間圏なんてなくなったって、地球は全然平気で、
まだあと何億年も存続しますよ。これまでの地球の、50億年の歴史の中では、
何度も超氷河期や温暖期を繰り返してきているんですし、そのたびに、
何かしらの固体種が絶滅したりしているわけです。それを考えたら、
地球はへっちゃらで、ずっと生き続けますよ。人間圏はきっと絶滅しちゃいますけどね。」

それは、とっても微妙な答え。
地球が存続してくれるのはとても嬉しいけれど、人間とその文化や営みは、
もう絶滅してしまうのでしょうか。

「地球を守ってあげなくちゃ」なんて言っているのはおこがましい、とよく言われますが、
本当に守らなければいけないのは、『人間』という種族なのかもしれません。
そのために、今出来ることは何か。
また考え込んでしまった、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
ここのところ、エネルギーや原発の問題など、
割と科学系のお話が多かった『Hummingbird』、お勉強をたっぷりした感じです。
でも、そろそろ脳みそが疲れてきたハチドリ高柳、今日のスタジオにお迎えしたのは、
見ただけで心癒され、幸せになってしまうような映画をお作りになっていらっしゃいます、
映画監督の龍村仁さんです!

(実は、編集長が龍村さん制作の映画を見て、「どうしてもこの監督に会いたい!」と、
会議で声を大にして叫んだことから実現したブッキングです。)

元々、NHKでフィルムドキュメンタリーのお仕事をされていた龍村さん、
フリーになられてから制作なさった『地球交響曲−ガイアシンフォニー−』シリーズが、
観客自身による活発な自主上映活動でどんどん広まっていき、
現在第6番まで公開されています。
出演されているのは、ダライ・ラマ14世、ジェリー・ロペス、ジャック・マイヨールに、
エンヤ、と、そうそうたるメンバー。
そして、その根底に流れるのは、『ガイア理論』という、ある説。

「実は以前、イギリスのジェームズ・ラブロックという科学者が、
『地球はそれ自体が大きな生命システムである』という理論を打ち立てました。
そして私が創った『地球交響曲』は、このガイア理論に勇気付けられて、
スタートしたんです。」

では、もし地球が大きな生命体であるとすると、
今は人間って、まるで地球上のガン細胞のように言われていますが・・・。

「大丈夫。あのね、生命体が何か危機に瀕したときって、最後のエッジの部分で、
必ず大規模な自浄活動に入る動きが出るわけですよ。それで回復する。
今は地球が、要するに悪性の肺炎にかかってるようなものだから、それを治す為に、
必ずや地球は、何かの手立てを講じると思いますよ。」

なんだか、龍村さんに言われると、本当にそうなのかな、という気がしてしまいます。
しかも龍村さん、あんな素晴らしい映画をお作りになっていらっしゃる監督なのに、
ちっとも気取ることなく、なんだったら若干べらんめい調でお話しくださるので、
楽しくてオモシロくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
こんな方が、これからも環境問題のことをお話しくださったら、
みんなきっと、とてもよく耳を傾けてくださるんじゃないか、と思ってしまいました。
編集長も、番組が終わっても龍村さんを離さず、
ずっと色々なことを話し続けていらっしゃいました。
話は尽きず、「また会おうな!」なんて言ってくださってお別れした、素敵な出会い。
こんな関係が生まれる瞬間があるから、番組を続けているのかな、とすら思います。
そんな素敵な龍村さんがお創りになった映画、『地球交響曲』、
アナタも一度、ぜひご覧になってみてくださいね!

ちなみにこれは、第二番。この表紙がとても好き♪
投稿者: 高柳恭子
2008年03月05日

ツバルの子供たち♪

地球温暖化が叫ばれ始めてから、にわかに世界中に注目をあびている国、ツバル。
「世界で一番最初に沈んでしまうかもしれない国」として、有名になりました。
もし、私たちの住む国、日本が沈んでしまうかもしれないと言われたら・・・?と、
考えはするけれど、行ったことも見たこともない、このツバルという国の危機的な状況を、
本当に自分のこととして感じられている人は、まだまだ少ないような気がします。
ということで今日は、そんなツバルに実際に赴き、そこに住む子供たちの表情や、
彼らが描いた絵を写真におさめた方をお迎えしました。
医学博士で写真家でいらっしゃいます、山本敏晴さんです!

(NPO法人『宇宙船地球号』の事務局長でもあり、『国際協力師』という、
新しい職業を提唱して、「本当に意味のある国際協力」を求め活動していらっしゃいます。)

医師として、写真家として、世界の70カ国以上を訪れ、
40カ国以上でプロジェクトを実施された実績をお持ちの山本さん。
今回は、『地球温暖化、沈みゆく楽園ツバル』を出版されました。
その本の副題に、「〜あなたのたいせつなものはなんですか?〜」と付いていたのに、
ハチドリ高柳は目を惹かれました。

「地球の温度は、21世紀の間に最高で6.4度上昇し、海面は最大で59cm上昇する、
といわれています。ツバルの土地の高さは、平均でおよそ1m。
全てが1mあるわけではありませんから、本当に沈んでしまうかもしれないんです。
そんな国の子供たちが、何を考え、どんなものを大切に思っているかを、
知りたいと思いました。」

確かに、私が青年海外協力隊で2年間暮らした島、コスラエ島も、
満月の大潮になってしまうと、
家中、胸の辺りまで水びたしになってしまう家がありました。
温暖化の影響は、私たち日本に住む人々には見えていないだけで、
実際に、日々体感している人たちがたくさんいるのです。
そして、山本さんの写真集を見せていただいたとき、
コスラエ人とあまりにも顔がそっくりな子供たちに、胸が詰まる思いがしました。
彼らが、「たいせつ」と言っていたものは・・・。

ツバルの美しい砂浜」  (ノウアラ 10歳 女子)
ツバルの美しい夕暮れ」  (イエファタ 15歳 男子)
人々のつながり」  (ミロ 10歳 女子)
学校」  (モエペティ 13歳 女子)
いろいろな、ちがう考えの人たちが、それでも手をつなぎあい、仲良く暮らすこと
  (ジャプア 13歳 女子)

自分たちはほとんど出していないCO2の被害をまともにかぶり、
沈んでいこうとしている、ツバルという国。
その子供たちは、そんな哀しい現実に直面しているからこそ、
その国の美しさと、地球の大切さを、より一層愛しく想い、
守ろうとしているのかもしれません。

日本からは見えない、遠い遠い場所にある、美しい島に暮らす子供たち。
アナタも、一度ぜひ山本さんの写真で、その目の輝きをご覧になってみてくださいね。
きっと、何かを感じてもらえると思います。
投稿者: 高柳恭子
2008年03月05日

ロッカショって?

先週一週間は、「新しいエネルギーの可能性」について、
色々な専門家の方をお招きしてお話しいただきました。
ハチドリ高柳は、毎日ワクワクしながら、「こんなエネルギーがホントに使えたら、
化石燃料がなくなる心配をしなくてすむようになるなぁ」と、
この明るい未来のお話をうかがっていました。

そこでふと気になったのが、「今」のエネルギーの問題。
日本は、エネルギーの問題を様々に抱えています。
そのひとつが、青森県・六ヶ所村の「核燃料再処理工場」。
それは、何をする工場なのか、正確に把握している人は少ないような気がします。
そこで最近、この「六ヶ所村核燃料再処理工場」のことをわかりやすく説明した本、
『ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ』が発売されました。

(これがその本。わかりやすくて、超☆おススメです♪)

ということで、今日はその『ロッカショ』の編集に積極的に携わられた、
アーティストのSUGIZOさんと、そのSUGIZOさんと本の中で対談をされた、
自民党・衆議院議員でいらっしゃいます、河野太郎さんをお迎えしました!

(今日の話題については、堀内さんも興味津々!いつにも増して、熱心でした!)

まず、SUGIZOさんはどんな気持ちでこの本の編集に携わったのかうかがいました。

「やっぱり、多くの人がこの工場について、知らないってことが問題だと思いました。
だから、少しでも多くの人に知ってほしい、そんな思いで作りましたね。」

では、河野さん、この「六ヶ所村核燃料再処理工場」とは、何をする工場なんですか?

「原子力発電所でウランの燃料を燃やすと、『使用済み核燃料』という、
ウランの燃えカスが出ます。日本の原子力発電所はどこも、この『使用済み核燃料』を、
ずっと原子力発電所の貯蔵プールに貯めてきました。でも、この貯蔵プールが、
もういっぱいになりそうになってるんです。一方で、この『使用済み核燃料』は、
六ヶ所村に出来た『核燃料再処理工場』で化学処理すると、
プルトニウムという物質を取り出すことが出来ます。そして今度は、このプルトニウムを、
『高速増殖炉』に入れると、投入した以上のプルトニウムを取り出すことが出来、
要するに、原材料のリサイクルが出来る、というわけなんですね。
六ヶ所村の核燃料再処理工場は、その循環の輪のひとつ、と言ってもいいかもしれません。」

と聞くと、夢のリサイクルのような気もしますが・・・?

「問題は、今『高速増殖炉』が、事故を起こして停止したまま止まっている、
ということなんですね。つまり、プルトニウムを取り出しても、
まだリサイクルは出来ないんです。
だから、今急いで六ヶ所村の向上を動かす必要があるのかな、
という疑問がわいてしまうわけです。」

なるほど。出来たものが、どこにも行かずつっかえちゃうわけですね。

でも、そんな事実も今まであまり報道されてきませんでしたよね。
だから、人々はあまり、この六ヶ所村の問題を知らないのかもしれません。
そんな人たちのために、今回出版されたこの『ロッカショ』はぴったりです。
わかりやすい言葉で、いろんなことをきちんと説明してくれています。
ちょっとでも興味がある、という方は、ぜひぜひ読んでみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
新しいエネルギーについて勉強してきた1週間も、今日が最終日。
メタンハイドレートにヘリウム3、そして水素エネルギー。
どれも、大きな可能性を秘めた、未来のエネルギーの形でした。
そして今日お届けするのは、『地熱エネルギー』のお話。
日本は火山も多く、技術水準も高いので、もっと地熱エネルギーが注目されても、
いいのではないかと思いますが、『地熱エネルギー』って、言葉すら聞いたことがない方も、
いらっしゃるのではないでしょうか?
ということで、今日はその『地熱エネルギー』について教えてくださる方を、
お迎えしました。
作家の、真山仁さんです!

(小説『ハゲタカ』で一躍注目を浴びた真山さん、最近、
エネルギーの情報をちりばめて描く大型小説『マグマ』の、文庫化が決定!)

まずは基本的なことなのですが、『地熱エネルギー』って、どんなエネルギーなんですか?

「主に、火山活動による地熱を用いて行う発電のことです。
日本は火山国だから、地面の中にエネルギーがいっぱい埋まってるんですよね。
簡単に言えば、温泉と同じです。地中深く掘っていくと、
何百度にもなる温泉のような湯だまりがある。そこから水蒸気を取り出し、
その蒸気でタービンを回すことで発電するわけです。化石燃料を使わない、
完全にクリーンなエネルギーですし、なんと言っても国産でまかなえますから、
日本はこのエネルギーをもっと見直すべきなんですよね。」

おぉ!すごいじゃないですか!!そんな素晴らしいエネルギーが足元に眠ってるのに、
どうして日本は、積極的にそのエネルギーを使おうとしないんでしょう?

「実は、有力な地熱エネルギーのエリアは、国立公園の中にあることが多いんです。
国立公園は、景観の保護などの見地から、地熱を取り出すための穴をあけたり、
パイプを通したりが出来ない。それから、温泉街との兼ね合いもあります。
地熱は、やはり温泉が出るところの近くにあることが多いので、
もしも地熱のために蒸気を取り出すことで、温泉が沸かなくなってしまうのではないか、
という懸念もあります。そういう因果関係は、今のところ確認されていないんですけど。」

そうか。。。火山国である日本は、地下にたくさんのエネルギーを秘めているんですね。
それを使わない手はない!とは思うものの、色々な兼ね合いがあるんですね。

今回、1週間を通してエネルギーの問題を勉強してみて、改めて、
大切な化石燃料をもっともっと大事に使わなければいけないことが、よくわかりました。
もちろん、メタンハイドレートもヘリウム3も、水素も地熱も、
ワクワクしちゃうくらい実現可能な、未来のエネルギーであることは確かだけれど、
だからと言って、すぐに化石燃料にとって代わって、
同じように十分まかなえるようなものではないことが、わかってしまいました。

それを考えると、本当に石油って偉大。その大切な石油を守るためにも、
レジ袋はもらわない、とか、近所ならクルマでなく歩く、など、
石油を出来るだけ節約できるような生活スタイルにシフトして、
石油を大事に大事にしていきましょうね!
投稿者: 高柳恭子