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非常用持ち出し袋をオフィスにも

今週に入ってもトカラ列島近海では活発な地震活動が続いていて、


鹿児島県十島村では、震度5強や5弱の揺れを観測する地震が相次いでいます。



鹿児島県から離れている、


ここ関東南部でもいつ地震が起きてもおかしくありません。


不安を感じているあなた、この週末を利用して


今一度、あなたの家の非常用持ち出し袋の確認をしておきましょう。


袋の中に入れてある防災グッズはいざという時に使える様になっていますか?



また、全国的に気温の高い状況が続いていますが、


非常用持ち出し袋の中身を夏用に変えていますか?


準備していても使えなくては意味がありませんから、


季節ごとに、中身の点検と非常用持ち出し袋の中身を


季節にあったものにかえましょう。


そして、今回番組でお伝えしたい事は、


お家の非常用持ち出し袋だけでなく、あなたが働く会社にも自分用の、


”非常用持ち出し袋”を用意してもらいたいという事です。



地震など災害が発生した後は、むやみに移動せず、


オフィスなど身を寄せられる場所があればそこに留まる事が望ましいとされています。

東京都では、大規模災害発生から72時間は移動せずに安全な場所にとどまるように呼び掛けていて、

都の「東京都帰宅困難者対策条例」で、
会社に3日分の水や食料の備蓄をするように求めています。


これを受けて、3日分程度の水や食料の備えをしている会社が多いと思います。


またアルミブランケットなどの備蓄を用意している会社もあります。


この様に、会社として災害用備蓄を用意しているところも多いですが、


それとは別に一人一人ができる備えもあります。


それが先ほどお伝えした、
オフィスにも非常用持ち出し袋をという視点です。


自分で用意するオフィス防災セットを考えるにあたり、


まずは、あなたの勤め先ではどんなものを備えているのか
heckするところからはじめてみましょう。



そして、被災した時の事を想像してみて、


会社にある備蓄品以外に


どんなアイテムが自分に必要なのかを考えてみましょう。



ここで、基本アイテムリストの例をご紹介します。


寝泊まりに備えて、動きやすい着替え=上下セット。


下着、歯ブラシ。身体を拭く為のウエットシート、


コンタクトレンズなどです。



また、徒歩での帰宅に備えて、


歩きやすいスニーカーやリュックサック、


レインコートも準備しておきましょう。


これは、あくまでも基本的なアイテムです。


更に、自分に合ったアイテムをプラスしましょう。



例えば、アレルギーがある方は


会社で用意している非常食がアレルギー対応とは限りません。


自分様に食べ物を用意しておくと安心です。


女性であれば、生理用品や、メイク落としシート、


化粧水、保温グッズも用意しておきましょう。


その他、常備薬やお菓子など自分が必要だと思うものも入れておくと、


いざという時に役立ちます。



自分がどこにいる時に災害が発生するかはわかりません。


自宅以外にも長い時間を過ごす職場にも用意しておくと安心ですね。




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