| Next»

2021.06.19
08:25 危険度マップ キキクル


今週、月曜日関東甲信も梅雨入りしましたね。
本格的な、大雨シーズンへ突入です。
今朝は、気象庁が提供している、
「危険度分布=キキクル」をご紹介します。

このキキクルとは、
大雨などによる災害の危険度を5段階に色分けして
地図上にリアルタイムで表示してくれるサービスです。
気象庁のホームページで全国各地の危険度を簡単に把握する事ができます。

危険度を確認できるのは、
土砂災害、浸水害、洪水災害、この3つの大雨による災害です。

気象レーダーで
雨量をチェックしていれば大丈夫と思っている方もいるかもしれませんが、
土砂災害、浸水害、洪水は、
雨が降っていない所でも発生する可能性があります。

例えば、
川の上流で集中豪雨があった場合、雨が降っていない下流で洪水が
起きる事もあります。

大雨警報や洪水警報が出ている時、不安になるような強い雨が降っていた時に
気象庁のHPからキキクルにアクセスすると、
お住いの地域でどれくらい危険が高まっているか確認できます。

地図上に表示される色がクリーム色だと「今後の情報に留意」
黄色は「注意」赤「警戒」うす紫「非常に危険」濃い紫「極めて危険」と色が表示されます。

今年、5月に改訂された避難情報と照らし合わせると、
黄色は、警戒レベル2に、赤は、警戒レベル3、
そして、レベル4までに全員避難とされている「避難指示」にあたるのは、うす紫色です。
キキクルと避難情報を照らし合わせて覚えておきましょう。

さてこの、キキクルはリアルタイムで危険を把握するのに役立ちますが、
それだけではいざという時に対応しきれません。
あなたに、一度確認してもらいたい事。
それは、お住いの自治体のホームページなどで、防災マップや
ハザードマップをチェックして
土砂災害や洪水が起こりやすい場所を事前に把握する事です。

また、一度、ハザードマップを片手に自宅周辺を歩いて、災害の種類ごとに
危険な場所を確認するという事も大切ですよね。

実際に歩いてみると、大雨の時に水がどこから
どこに向かって流れていくかなど想像する事もできます。
更に避難場所を考える時、行政の指定する避難場所だけでなく、
親戚の家やホテルなど選択肢を広げるきっかけになるかもしれません。

防災マップやハザードマップを使って事前に避難経路を確保
大雨警報や洪水警報が発令されたらキキクルで危険度を確認する。

この2段階の備えで、水害などの被害を最小限に抑える事ができます。
また、危険度の高かまりを通知するアプリもありますので、活用する事もおすすめです。

大事なのは「備える」とう事です。

その為に、警報が発令されたら自治体の情報と共に、
気象庁が提供している、危険度分布=キキクルをチェックする習慣を身に着けましょう。

音声ファイルはこちら


2021.06.12
08:25 「富士山噴火と都心の被害予想」


来月、山開きを迎える「富士山」この富士山は、活火山です。
活火山とは、
おおむね過去1万年以内に噴火した火山や、
現在も活発な噴気活動のある火山の事を言います。

現在、日本全国にある活火山は、
近畿、四国を除くほぼ全国に110あると言われています。

噴火に伴って災害を引き起こす火山現象には、
大きな噴石や融雪型火山泥流、火砕流など様々なものがあります。
そして、もうひとつ、
大きな被害をもたらすおそれのあるのが、“火山灰”です。

京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・
鎌田浩毅名誉教授は、火山灰はただの灰ではないと指摘します。

鎌田先生:
火山の灰って書くので、普通ねタバコの灰とかね、
木の燃え殻みたいにね水に流せるように思われているんですよ。
でもね、実際火山灰ってガラスの欠片なんですよ。
ガラスのコップね。あれを砕いたら火山灰になるんですよ。
目に入っても炎症を起こすし、喉に入って気管支炎とかね、
身体にはいると、とんでもない花粉症どころじゃない、
目とか鼻とか喉を痛める。
それが火山灰の正体ですね。

火山の灰は、
たばこの灰の様なものではなく、“ガラスの欠片”なんですね。

政府の中央防災会議の作業部会は、
宝永噴火と同規模の噴火が起き、偏西風が吹いた場合、
火山灰は3時間で首都圏の広範囲を直撃すると予測。
東京・新宿区でおよそ10センチ、
三鷹市で20センチ弱、
神奈川・横浜市で2センチ程度積もるという結果を公表しています。

鎌田先生は、
都心に火山灰が降ると私たちの生活に大きな影響を与えると話します。

鎌田先生:
コンピューターに入ると、結局ライフラインを停めるんですよ。
今、都市は電気、ガス、水道、全部ライフラインですよね。
それから、交通もそうですよね。
電車もそうだし、
自動車もフィルターを火山灰が詰まらせると動かなくなる。
火力発電所、
首都圏には火力発電所が沢山ある火山灰が入ってタービンを停めてしまう。
飲み水も、
浄水場に火山灰が降ると火山灰で汚れるわけですよね。
都市に火山灰が降ると、
電気、ガス、水道、を停めてしまう。
ライフラインがストップするわけです。

例えば道路に積もるとわずか0.5mmの厚さでも
センターラインなどが見えにくくなったり、スリップしやすくなったりします。
火山灰が雨を含んで電線に付着すると、
その重さのために電線が切れたり、
導電性が高まるので漏電などを起こして送配電機器を故障させたりして、
停電を引き起こすことがあります。

鎌田浩毅先生の著書、「富士山噴火と南海トラフ」では、
富士山噴火や、今日お伝えした内容が分かりやすく解説されています。
是非、書店で手にとってみてください。


音声ファイルはこちら


2021.06.05
08:25 「富士山 ハザードマップ」


いよいよ山開きが来月に迫った富士山。
コロナ禍でも多くの登山客で賑わうことが予想されています。

ご存じの方も多いと思いますが、富士山は、休火山ではなく現役の活火山です。
781年以降、7回も噴火しています、
そして、最後に噴火が起きた1707年の宝永大噴火から314年が経過しています。
専門家の間では「いつ噴火してもおかしくない」とも言われているんです。

今日は、「富士山のハザードマップ」について、お伝えします。
ハザードマップは
内閣府などが2004年に富士山の下でマグマの動きと連動する低周波地震が増えたことを受けて作られました。
その、富士山のハザードマップが今年、17年ぶりに改訂されました。 
今回の改定のきっかけは、最近の調査・研究によって、
噴火可能性のある火口がこれまでの想定よりも市街地に近い場所に確認された事や、
前のハザードマップで参考にしていた、
宝永噴火よりも前の貞観噴火が2倍近い規模だっ為、
この噴火の情報をもとに、富士山ハザードマップを改定しました。

どの様な内容に変わったのでしょうか?
大きく変わったのが、噴火に伴う、溶岩流・溶岩の想定噴出量が修正されました。
従来の7億立方メートルから13億立方メートルまで増やしました。

それによって被害範囲が広がりました。
溶岩流が到達する可能性がある県は、静岡と山梨の2県でしたが、
今まで入っていなかった神奈川県が追加され、
3県の市町村に拡大されました。
次に溶岩の想定噴出量も修正されました。

溶岩が到達する時間は、
最短で、静岡県沼津市、18時間、
神奈川県相模原市緑区が9.5日、小田原市が17.2日となっています。
また、交通機関では、東海道新幹線に5時間、新東名高速道路には、1時間45分で達すると予測されています。
また、噴火を想定した火口の数も増え、改定前のおよそ5倍の252か所となりました。

想定では、さらに火山灰の量も増える見込みで、
房総半島を含む千葉県東部から埼玉県南部を覆う首都圏一帯は10センチ程度に及ぶと言われています。
自分の住んでいる所は大丈夫と思いこみすぎないようにしましょう。

最後に、いつ起きるかわからない噴火にどう私たちは備えればよいのでしょうか?

まずは、地震などの備えと同じ「1週間分の水と食料を備蓄しましょう。
そして、
火山灰は単なる灰ではなく、ガラスのような粒です。大量のガラス片が飛んでくると考えてください。
目に入れば角膜を傷つけ、口と鼻から入れば呼吸器に影響が出る恐れがあります。

また、火山灰には毒性が強い火山ガスが付着しています。
素肌に触れると皮膚炎を起こします。
すぐに自分の健康を守るため、
ヘルメット、ゴーグル、じんマスク、長袖シャツ、長ズボンを身につけて体を保護しなければいけません。
これらの装備の準備は、必須です。
関東にある、箱根山・大島も活火山です。噴火したらどうするか普段から考える事が重要です。

音声ファイルはこちら


2021.05.29
08:25 耳の聞こえない方の防災・避難とは?


日頃から、もし、災害が起きたらどう行動するのか?
家族で話し合っているご家庭も多いかと思います。
災害が起きた時、まず大切になるのが“自助”そして“共助”です。

地域の人と手を取り合う事が求められる、“共助”
あなたの家の近くに、障害をお持ちの方が住んでいたりしませんか?

東日本大震災では、障害のある方の中で、
死亡率が一番高かったのが視覚障害の方、続いて聴覚障害の方でした。
そこで、今日は、
「耳の見えない方の避難・防災」について考えていきます。

聴覚障害者は全国に、34万人いると言われています。
耳が聞こえない・聞こえにくい方の命を救う為
どの様なサポートが必要なのでしょうか?

全日本ろうあ連盟 聴覚障害者 災害救援中央本部 事務局所の
くらの・なおきさんに手話で“災害が起きた時困る事について”お話しいただきました。
通訳の女性の声でお聞きください。

倉野さん
2つ主なものがあると思うんですね。1つは、逃げくれるという事、
実際津波がくる音がわかりませんし、避難放送、無線も分かりません。
津波がくるとは気が付かなかったという事です。
もう1つは、避難所で情報伝達がなく支援物資などの配給が、
あっても聞こえない為にもらい損ねてしまった。なかなか上手く行かないという事です。




避難所で、人とうまくコミュニケーションがとれない。
補聴器の電池が切れてしまったり、筆談する為のペンや紙がない事もあげられます。

そして、災害時が起きた時、目で見る情報が主になってくるため、
サイレンの警報音、外の雨や雷、風の音が聞こないまたは聞こえにくく
緊急時の状況判断が難しく、避難が遅れしまう可能性があります。

また、
蔵野さんは手話通訳者を通してこんな点も指摘します。
通訳の女性の声でお聞きください。

倉野さん
聞こえない事は、見た目では分かりませんよね。
ですから、いつも言ってるのはお互いに気をつける事。
声をかけやすい、かけられる様にお互い、動いて行ければいいのかなと思うんです。
聞こえない私達は、ヘルプマークを身に着ける。そういった事も必要ですし、
聞こえる方々もやはり、普段災害が起きた時に見て反応が、違うとか何が起きているかわからない。
不安そうな顔をしているとか、
そいうった時は、身振り手振りで大丈夫?とか、
筆談などで書いて貰えるとありがたいと思います。

コミュニケーショの方法は主に4つあります。
筆談、⊆袁叩↓スマートフォンや携帯電話に文字を打ち伝える
じ話、読話で伝える。
ポイントは、口の動きを読み取るので大きく開けて、
ゆっくり話す事が大切です。

手話ができなくても、コミュニケーショをとる事は可能です。
災害時、災害がおきそうな時、まわりに障害をもった方がいたら
自分ができるコミュニケーショの方法で“危険”を知らせてください。

全日本ろうあ連盟では、
「きこえる人もきこえない人も災害から命を守る為に」という
リーフレットを出しています。
その中に、
災害時に使える簡単な手話表現がのっています。
リーフレットは、
日本ろうあ連盟のHPからダウンロードする事ができます。
困っている人に手を差し伸べられる様に1度目を通してみてください。





音声ファイルはこちら


2021.05.22
08:25 運用開始 熱中症警戒アラートって何?


都心や関東南部は、雨の日が増えてきましたよね。
湿度が高くなる梅雨の時期でも注意が必要なのが、“熱中症です”

今年から全国で本格的な運用が始まった
「熱中症警戒アラート」についてお伝えします。

熱中症警戒アラートは、
危険な暑さが予想されるときに
熱中症への警戒を気象庁と環境省が共同で呼び掛ける情報です。

この熱中症警戒アラートが導入された背景について
気象庁・防災気象官の土井内則夫さんはこう解説します。

土井内さん:
背景にありますのは近年の熱中症のです。
搬送者数が著しく増加してるってことがありまして、
国民生活にも大きな影響を及ぼしているという社会的な背景があります。
平成30年かなり暑かった年は、1500人を超える熱中症による死亡者を出しました。
温暖化や気候変動の影響なんかも考えると、
この変動に適用するという観点からも熱中症の対策っていうのは非常に重要です。

総務省消防庁によると、
都内の熱中症による搬送者数は、
2018年は、7.843人2019年は6.046人、去年は5.838人。
搬送される人の数が多い傾向が続いています。

ところで、
「高温注意情報」と、熱中症警戒アラートとはどう違うのでしょうか?


土井内さん:
今回の熱中症警戒アラートは、
“暑さ指数という指数を使って発表してる”ところが大きく違います。
この暑さ指数は、
人の熱のやり取りに着目した指標です。
単純にその温度だけではなく、
蒸し暑い時のですね体から熱が逃げていくという所に大きく関係する湿度。
それから輻射といったような量も入ってくるんですけども、
そういうその人の熱のやり取りに着目した指標を使ってるというところが大きく違います。
この暑さ指数っての実はその熱中症による搬送者との関係が高い指標です。

暑さ指数は、単純な気温だけでなくて、湿度や日差しの強さ、
人の身体と外気の熱のやりとりに着目した値なんですね。

この、
熱中症警戒アラートは、
危険な暑さが予想される前の日の夕方5時と、当日朝5時の2回発表されます。

では、実際に発表されたら、私たちはどのような行動を取ればいいのでしょうか?

屋外での活動があれば、
計画を見直してみる、活動をする場合は厳重な対策をする。
買い物に出る時は暑い時間帯を避けたり、なるべく日陰を通ったりするなど
普段以上に「熱中症予防」の意識を高めて、自分の行動を変えることが必要になってきます。
また、自分だけでなく、
暑さの感覚を感じる機能が低下している高齢者や、
熱を飛ばす機能が発達していない子どもなど熱中症になりやすい人への注意や声かけも大切です。

熱中症警戒アラートは、
気象庁や環境省のホームページのほか、メール配信、
環境省のLINE公式アカウントによる配信で知ることができます。
熱中症警戒アラートの情報を活用して、熱中症の予防に役立てましょう。



音声ファイルはこちら


2021.05.15
08:25 雨のシーズンを前に知っておこう!変わる“避難情報”


さて、まもなく、都心を始め、関東南部も梅雨の季節がやってきます。
この本格的な雨のシーズンを迎える前に

来週、20日(木)から
自治体が発表する避難情報、
「5段階の大雨警戒レベル」の名称が一部変わります。

今朝は、「新たな大雨警戒レベル」についてお伝えします。

従来通りなのは、レベル1とレベル2です。
気象庁が発表する注意報などにあたり、避難行動の確認などを行う段階です。

変わるのは、レベル3からレベル5です。

まず、レベル3の「避難準備・高齢者等避難開始」が
「高齢者等避難」の名称に変わります。

この「高齢者等避難」は、
これまでの「避難準備」から対象をより明確にし、
高齢者や介助が必要な人など、避難に時間がかかる人に早めの避難を強く促します。
その他の人も、危険を感じたら自主的な避難を始める段階です。

今回、大きくかわるのが、レベル4です。
レベル4は、これまで「避難勧告」と「避難指示」がありましたが、
「避難勧告」を廃止し、「避難指示」に一本化されます。

逃げ遅れをなくすために、レベル4の「避難指示」のうちに
危険な場所にいる人は必ず避難することを周知・徹底します。

レベル5は、
これまでの「災害発生情報」から、災害発生にかかわらず命の危険が
迫っていることを知らせる「緊急安全確保」に変更されます。

レベル5では、すでに安全な避難が出来ず、命が危険な状況になっているため、
建物の2階以上に移動したり、少しでも安全な場所で命を守る行動を取ることが
必要です。また、レベル5は、必ず出されるとは限りません。

ですから、警戒レベル4の避難指示の情報が出た段階で、
崖の近くや川のそばなど、危険な場所から“全員避難”する事が重要です。

避難とは、“難”を“避”ける事です。
行政が指定した避難場所に行く事だけが避難ではありません。

安全な親戚、知人のお家への避難。
安全なホテル・旅館へ避難する。

また、ハザードマップで3つの条件が確認できていれば、
浸水の危険があっても自宅にとどまって安全を確保する事も可能です。

この3つの条件とは、
_伐暗櫺等氾濫想定区域にはいっていない。

もし、想定区域に入っていた場合、
木造家屋は倒壊、また地面が削られ建物ごと崩落するおそれがあります。

∩枋蟶蚤膺賛綽爾茲蟒擦鵑任い詆屋が高い。
水が引くまでの時間(浸水継続時間)まで我慢でき、
水や備蓄などの備えが十分ある。
この3つの条件を満たしていれば、自宅に留まる事も可能です。

毎年の様に大雨による災害が相次いでいます。
あなたが住んでいる街でもいつ発生するか分かりません。

自分がいる場所の危険度を普段からチェックして
家族や近所の人と避難場所や避難方法を改めて確認しておきましょう。


音声ファイルはこちら


2021.05.08
08:25 コロナ渦での防災授業とは?


さて、新型コロナウイルスの収束が見通せない中、
地域や学校で行われてきた大人数での避難訓練ができない状況が続いています。

訓練は難しくても、子供たちに
災害に対応できる知識はしっかり身に着けて欲しいですよね。
こうした中、都内の小・中学校では、新たな取り組みが始まっています。
それが、学習用のタブレット端末を使って学ぶ、“防災授業”です。
今日は、
「コロナ渦で変化する 小学校・中学校の防災授業」についてご紹介していきます。

この授業で使う教材は、東京消防庁の公式アプリです。
公式アプリと聞いただけだとよくわかりませんよね?
このアプリをインストールすると、登録した自宅や学校近くの
大雨、強風の気象情報や地震、火山の情報を知る事ができるんです。

また、地震や火山の情報が分かるほか、
地震が発生した時の避難方法や自分の身の守り方についてもしる事ができます。

このアプリを活用した学習の中では、クイズを通して防災の知識も深められるんです。
消防庁が公開している、
リモート防災学習の教材「おうちや学校で防災を学ぼう!火災編」では、
小学校の学年別に分けて、防災について
画像や文字で解説した後にクイズを通して学ぶ事ができます。

ここであなたにクイズです。ちょっと考えてみてくださいね。
問題です。
「住宅用火災警報器の説明について 正しいのはどっち?」

A自動で火を消してくれる B警報音や音声で火災を知らせてくれる。

答えは、Bです。

住宅用火災警報器とは、けむりや熱を感知して、警報音や音声火災を知らせてくれる
機械です。みんなや大切な人の命を住宅火災から守る為、
おうちにつけなければいけないきまりがあります。とクイズの後に解説が出てきます。
この他にも、
地震編、住宅防火編、日常生活事故編など
様々な防災について学ぶ事ができるようになっています。

その他にも、119番通報の掛け方や消火器の使い方、
実際の防災訓練で体験する内容も
東京消防庁の職員がストーリー仕立ての動画で分かりやすく説明してくれています。
この動画や、先ほど、紹介した、
リモート防災学習の教材「おうちや学校で防災を学ぼう!は、
消防庁のHPにも載っています!
是非ダウンロードして家族で一生に学んでみる事もオススメです。

大人でも楽しく学ぶ事ができます。

そして、外出できない今だからこそ家族・そしてママ友・パパ友たちと
防災について学ぶ機会を作るって大切なんじゃないかな?と思うんですよね。

東京都では、「パパママ東京出前教室」の参加者を募集中です。
募集対象は、0歳から小学生のお子さんの保護者10人以上。
災害から、子供を守る為の防災知識や備えについて子供たちと一緒に学ぶ事ができます。
費用は無料。今年は、オンラインでの参加も可能となっています。
申し込みの締め切りは、5月31日(月)です。

詳しくは、
東京都のHPから
「パパママ東京ぼうさい 出前教室」と検索してみてください。


音声ファイルはこちら


2021.05.01
08:25 「避難所の混雑状況を知れるウェブアプリ」


現在東京都では、
今月11日まで緊急事態宣言が出されています。
神奈川、千葉、埼玉の一部地域は、まん延防止等重点措置がおかれています。

この新型コロナウイルスの影響で、
密閉、密集、密接の「3密」回避が求められる中、
災害時に、
避難所の混雑状況を
住民に知らせるウェブアプリを活用する自治体が増えています。

スマートフォンを通して、
適切な避難に繋げるのが狙いで、導入の動きが広がっていきそうです。

こうした中で、
避難所の混雑状況を
インターネットで伝える配信サービスを始めた企業もあります。
その企業の1つが、株式会社「バカン」です。
去年、8月から災害時に避難所の混み具合をスマートフォンやパソコンで
リアルタイムで確認できるサービスをはじめました。
現在では、
東京・世田谷区、豊島区、多摩市など全国、95の自治体と提携を結んでいます。

株式会社バカンの広報 町田 大地さんは
混雑情報は
インターネット上に、この様に表示されると話します。

町田さん:
マップの上にアイコンで空いている、
空いていないが表示されるんですけど
通常は、クローズとなっていて避難所の位置はわかる様になっています。
これが、
災害になると色がついて 避難所ごとに空いているとか混雑している
というような事が見られるイメージですね。
基本的には、コロナで主要人数が
大体、2割から3割減くらいの上限になってしまっているので
それを加味した上でご対応いただいているというような形が多いですね。

災害時どう表示されるのか、実際に見せてもらったのですが、
地図上に避難所が分かりやすく表示されていて、
自分がいる場所から、
一番近い避難所の状況が一目で分かるようになっていました。

混雑状況の表示は導入している自治体によって事なるそうですが、
基本的には、
「空いている」「やや混雑」「混雑」「満員」の4段階になっていると言う事です。
今年、
2月の福島県沖地震の時は、福島県郡山市、いわき市で活用されたそうですよ。

町田さん:
1つ目は、
混雑が事前に避難する前に分かる、
分散避難をして密のリスクであるとか安心して避難する事をサポートする。
2つ目は全て、避難所に避難するのがいいのか?そういうわけでもない。
自宅で待機するのも避難の選択肢として1つあると思う。
そういった中手元で混雑状況が分かる。
避難するのか家にいるのか、
意思決定の速さやスムーズさをサポートするとう所があると思っております。

町田さんのお話しの中にあった様に、
避難所の状況が可視化される事によって、
今何を選択するべきかスムーズに決められそうですよね。
あなたの街には、避難所の混雑状況を知らせてくれるアプリがあるか
自治体のHPを確認してみてくださいね。

防災FRONTLINE手島千尋でした、


音声ファイルはこちら


2021.04.24
08:25 「気象庁 線状降水帯情報発表へ」


今朝は、気象庁が今シーズンの出水期から情報提供を始める
「線状降水帯の情報」
「顕著な大雨に関する情報」についてお伝えします。

あなたは、
大雨によって災害をもたらす「線状降水帯」を知っていますか?

線状降水帯とは、
積乱雲が繰り返し発生しながら発達を繰り返して、
それが線状の様に連なって、
同じ場所に大雨をもたらし続ける現象の事です。

記憶に新しい去年7月に起きた“令和2年 7月豪雨”
熊本県上空で線状降水帯が断続的に発生し、
猛烈な雨で球磨川が氾濫して多くの方が犠牲となりました。

近頃、大きな災害をもたらす大雨の一つが線状降水帯です。
気象庁は、
専門家などによる検討会で議論を重ねていて
「顕著な大雨に関する情報」を新たにつくる事を決めました。

では、
どの様な時にこの情報が気象庁から発表されるのでしょう?
気象庁 
大気海洋部気象リスク対策課 松尾篤さんはこう説明します。

松尾さん:
降り続く大雨によって、
危険度が高まっている状態で線状の降水帯によって
同じ場所で雨が降り続いているという状況を実況で観測した場合に
そういった危ない状況になっていますよというのを実況としてだす。
過去3時間で、100ミリ以上、
具体的には、面積が500へーべーキロメートル以上。
なおかつ、
その領域の中でどこかが、
3時間150ミリというピークをもっているという
雨量の基準を持っています

この条件揃った時、
気象庁から

「●●地方では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。
    命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が高まっています」

という様な内容で発表が出されるという事です。

また、松尾さんは、
この情報が出たら
災害発生危険度が急激に高まっている状況なんだと認識してもらいたい一方でこう話します。

松尾さん:
基本的に
この情報を持って何か行動を起こして欲しいという事は正直、あまり考えていません。
警戒レベルが
一昨年度から導入されていますので
自治体が出す避難情報に基づいて行動していただくというのが一番正しい事かと思います。

恐らく避難指示が発令されているであろう、
状況を満たした上でじゃないと、この情報は出ないので。
避難情報が出ている事に気が付かづ、この情報に気が付いた場合、
恐らく、外はもの凄い状況になっていると思います。

そういう時に、
地元の市町村に避難情報が出ていないか確認して、避難所への避難がいいのか、
もしくは外に出ないで屋内でより安全な場所に避難 崖から離れた部屋に移るとか、
2階にいるとかそういった行動がいいのかはご自身で判断いただくっていう事になると思います。


この情報がでたから、
何かを行動を起こさないといけない!というわけではないんですね。
松尾さんは、自治体が出す避難情報と共に、
洪水や土砂災害などのリスクの高い地域では
市町村からの避難情報や気象情報のホームページで確認できる危険度分布、
河川の水位情報などをもとに早めに避難を心掛けて欲しいと話します。

梅雨のシーズンを前に大雨による避難について改めて確認をしておきましょう。

音声ファイルはこちら


2021.04.17
08:25 キーワードは「だいふく」


今日は、「災害時のSNSの上手な付き合い方について」お伝えします。
NPO法人・ママプラグ理事 冨川万美さんは、
災害時のSNSについてこう話します。

冨川さん
「SNSで凄く大事なのは、
いくつか選択肢をもてるっていう幅広さがあるのでどのツールが良いという事はなくて、
災害時になってみないとどこが強いか弱いかって結局は変わらなかったりするんですよね。
熊本地震の時はTwitterがすごく役に立ったし、
東日本大震災の時はSNSがそこまで発達していなかったりするので、
どのツールが有効なのかはわからないので、
いくつか連絡手段を持つっていう意味でアカウントを沢山持っているっていう事をおすすめしているって言う事ですよね。

熊本地震の時は、Twitter、今年の2月の地震の時は音声のSNS「clubhouse」を使ったと言った声も聞かれました。
私たちの生活の中で欠かすことのできないSNSですが一方で危険も潜んでいます。
今週14日(水)に発生から5年となった熊本地震の直後にTwitterに投稿されたデマ。
「地震のせいでライオンが放たれた」という嘘の情報があっという間に拡散し
、動物園に問い合わせが殺到した他、警察にも「ライオンが逃げているから避難できない」という相談が相次ぎました。
SNSを通して起きる“デマ”
実は、若い世代ほどデマを信じてしまう傾向があるというデータもあります。
最近は、お子さんでもSNSを使用していますよね?
SNSの情報が正しい情報なのか、誤りなのか?災害時の情報を見極めるキーワードがあります。

それは「だ・い・ふく」
「だ」は、誰が言っているか。
「い」はいつ言っているか。
「ふく」は複数の情報を確かめたか?
どれも大切なポイントですよね。

まず、
「誰が言っているか」
自治体や報道機関の公式アカウントか、
大学の研究者や個人のアカウントなのか、アカウントの過去の投稿を見て不審な点がないかチェックしましょう。
次に、
「いつ言っているか」
災害時は一刻一刻と情報が変化する為、正しかった情報が数時間後には、間違いになる可能性もあります。
どの時点の情報か確かめる必要があります。
最後に
「複数の情報を確かめたか」メディアの情報をチェックしたり、
同じ投稿がリツイートされているだけか複数の人が同じ情報を発信しているか確かめましょう。
例えば、
「川が氾濫した」という情報が個人のアカウントで投稿されていた場合でも
同じ地域で複数の人が同じ内容の投稿をしていれば情報の信頼性は高まります。
災害時・情報を見極めるキーワード「だ・い・ふく」お子さんにも教えてあげてくださいね。


音声ファイルはこちら


| Next»
最近の記事
2021年06月19日 放送
危険度マップ キキクル
2021年06月12日 放送
「富士山噴火と都心の被害予想」
2021年06月05日 放送
「富士山 ハザードマップ」
2021年05月29日 放送
耳の聞こえない方の防災・避難とは?
2021年05月22日 放送
運用開始 熱中症警戒アラートって何?
■2020年 ON AIR
TOKYO FM 防災の日 1DAYスペシャル 大災害、その時に… 命を守る防災アクション
過去の防災関連番組
■2019年 ON AIR
防災とボランティアの日 特別プログラム 東京BLACKOUT 〜大停電、そのとき
■2018年 ON AIR
TOKYO FM 防災とボランティアの日 特別プログラム 防災LIFE HACK! 〜目の前の命を救うウラワザ
防災の日ワンデー企画 防災 ONE ACTION!
■2017年 ON AIR
防災の日 TOKYO FM 1DAY PROGRAM WATER DAMAGE 〜豪雨、そのとき
防災とボランティアの日 特別企画 ESCAPE FROM LEVEL X ~巨大立体都市を生き延びる~
■2016年 ON AIR
PROTECT MYSELF
■2015年 ON AIR
DIGEST
IN THE CRISIS
■2014年 ON AIR
LOVE & HOPE
防災ONE DAY
■2013年 ON AIR
防災ONE ACTION
防災ONE DAY
■2012年 ON AIR
PROTECT YOURSELF
■2011年 ON AIR
SAVE THE LIFE
■2010年 ON AIR
WALK
IN THE CHAOS
防災ONE TOPIC
■2009年 ON AIR
IN THE CHAOS
防災ONE TOPIC
■2008年 ON AIR
THE MOMENT
AGAINST THE EARTHQUAKE