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2020.05.30
08:25 「もし、感染者になってしまったら・・ホテル療養の過ごし方」


今朝は「新型コロナウイルスに感染した軽症者のホテル療養」
についてお伝えします。

新型コロナウイルスの検査で、陽性の結果が出た場合、
重症か軽症かによって、行き先が分かれます。
人工呼吸器が必要なほどの重症者は、病院に入院することになりますが、
それ以外の軽症者は、病院での医療崩壊を防ぐため、
病院のベッドに空きがない時などはホテルで療養するよう案内されます。

今朝は、実際に新型コロナウイルスに感染しホテル療養した
経験者への取材を基に、ホテル療養の様子をお伝えします。

まず検査を受け陽性となった場合、その後、保健所から電話がかかってきます。
電話では、症状に応じて、入院かホテルでの療養かが判断され、
その後、行き先の手配が行われます。
ホテル療養の場合は、自宅まで車が迎えに来て、ホテルに移動します。
そして、ホテルでの1日は、こんなアナウンスで始まります。

「検温とパルスオキシメーター測定の時間となりましたので、
 測定し健康観察表に記入をお願いします。
 後ほど事務局から内線電話で結果の確認をさせて頂きます」

朝7時に、このようなアナウンスが流れ、朝と夜の1日2回、
検温とパルスオキシメーターによる血中の酸素濃度と脈拍数の測定を行い、
事務局からの電話で伝えます。

ホテルには、看護師さんが常駐していて、
1日1回、電話で、健康状態の確認が行われます。
症状が悪い場合は、日中はお医者さんと電話で話すこともできますが、
薬による治療は行われません。
ただ、具合が悪くなった時には、電話をかければ対応してもらえる点は、
自宅療養より安心感があります。

なお、ホテル療養中は外出禁止で家族らの訪問や差し入れも受け付けられず
お弁当を取りに行く時だけ、部屋から出ることができます。
そんなホテル療養は、陽性が確認された日から最低2週間は続きます。

新型コロナウイルスに感染しホテル療養した経験者に話を聞くと、
ホテルには生活に必要な日用品は、基本的にそろっていますが、
長期間の療養となり外出もできないため・・・
自宅に戻ってから振り返ると、持って行った方がよかった物
あるそうです。

まず、衣服ですが、
ホテルでは洗濯機は使えず部屋で手洗いすることになります。
部屋着や下着は、2週間を目安に多めに持って行くことを、おすすめします。
また、サンダルや、部屋で身体を動かせる運動着や運動靴もあるといいです。

食事は弁当となりますが、
温かさと、甘さが不足しがちなため、
インスタントの味噌汁やスープ、チョコや飴など
甘いお菓子があると気分転換になるでしょう。
弁当はご飯中心となるため、パンを持っていくと飽きずに食事が楽しめます。

<ホテルでの弁当、ある日の夜>












身の回りの物では、
爪切りや耳掻き、リップクリームなどの乾燥対策グッズ、
持って行ける方はパソコン、そして、療養中に退屈しないため、
本や雑誌もあるといいと、療養体験者は話していました。

ホテルによって、用意されているものに違いはありますが、
新型コロナウイルスに感染してホテル療養する際は、参考にしてください。

音声ファイルはこちら


2020.05.23
08:25 「妊婦さん・お母さんの不安オンラインで医療相談」


防災FRONTLINEでは、
新型コロナウイルスに関連した情報をお届けしています。
今、
新型コロナウイルス感染の影響で、
まもなく赤ちゃんを生む妊婦さんや生まれたばかりの子供を持つお母さん達は
感染への不安から、小児科や産婦人科へ行きたいと思いながら、
受診を控えてしまう人も少なくありません。

そんな中で、妊婦さんやお母さんに知ってもらいたい情報があります。

産婦人科オンライン・小児科オンラインの無償提供」です。

これは、小児科医、産婦人科医、助産師に無料で相談できるサービス。
スマホアプリの「LINE」、またはウェブサイトを使って
医師や助産師さんにオンラインで医療相談ができるというシステムです。

このサービスを運営する、
株式会社KidsPublic代表、小児科医の橋本直也先生にお話を伺いました。

橋本先生 
外に出にくい、妊産婦さんや子育て世帯がいるのは認識していました。
そうした家族に何か出来ないかと思っていました。弊社でやっているのは
オンライン診療ではなくてオンライン相談をやっています。
病院へ行くかのアドバイスだったりお家での子育ての不安を専門家が対応して
回答します。

それでは、手順をお伝えします。
まずはLINEやウェブサイトで、
「小児科オンライン」もしくは、「産婦人科オンライン」で検索をして
会員登録を行ってください。

会員登録の際、合言葉が必要なので、忘れずに入力してくださいね。
合言葉はひらがなで、「てをあらおう」です。
この言葉を入れると、無料会員として6月26日(金)まで誰でも使い放題となります。

オンライン無料相談の流れについて、
橋本先生のお話です。
やり方2つあります。
1つめは「予約制のオンライン相談」です。
これは、ご希望の時間を予約していただきます。
開始時間の15分前・直前まで予約できます。
10分間の時間を確保して、お父さんお母さんの希望する方法、
LINEのチャットかテレビ通話・音声通話もしくは電話かの方法を選んでいただきます。
直接、小児科医、産婦人科医、助産師に直接相談ができるシステムです。

もう1つは「いつでも相談」という方法です。
これは、24時間好きな時間にワンメッセージだけ送ってもらい回答するという、メール相談の様なものです。

まず人に話す事が第一歩だと思うので、
そこから少しづつ解決の糸口を見つけていけたらいいなと思っております。
身近に専門家を感じてもらって、一人で抱え込まないという事が大切だと思います。

自宅から、小児科医、産婦人科医、助産師に無料で相談できる
「小児科オンライン」「産婦人科オンライン」

「予約制のオンライン相談」は
平日、日曜、祝日の夕方4時から夜11時まで。
「いつでも相談」は毎日、24時間好きな時間に専用フォームから質問できます。

こんな時だからこそ、心のハードルを下げて、
身体の相談、子供の相談、不安は一人で溜め込まないで
先生に相談してくださいね。
病院に行かなくても、先生はあなたを待っていますよ。


音声ファイルはこちら


2020.05.16
08:25 複合災害への備え


関東地方では、最近地震が多く発生していますよね。
あなたは、緊急地震速報が出されてドキッとしませんでしたか?

この地震は、深さや発生メカニズムなどから
太平洋プレートが北米プレートで潜り込む境界付近で発生したと考えられています。
この領域は地震が非常に多く、今回の地震も通常の増減の範囲内だと考えられています。
ただ、いつなんどき大きな地震や災害が起きるかわかりません。

そんな中で、新型コロナウイルスの感染が見通せない中
地震や大規模な自然災害が発生した場合に、避難所でクラスターを
招く「複合災害」への懸念が心配されています。

地震や災害が起きた時にまず考える「避難場所」
この避難場所について
公衆衛生に詳しい浜松医科大学の尾島俊之教授にお話を伺いました。

尾島教授
大きな避難所に集まらないことが大事。分散避難ことでいろんな所に避難してもらう事が大事かなと思います。
一つは、災害といっても同じ市内で水に浸かる所とそういう危険がない所があります。
安全な場所であれば家に留まることも選択肢の1つかなと思います。
また、ホテルや旅館に避難するですとか親戚や知人の家に避難する。
地域の小さな避難所など指定避難所だけではなく、いろんな可能性を探りながら避難する事が大切です。

避難場所に人が多く集まってしまうと、3密の状態をつくってしまうので
“”分散避難が大切ですね。
分散避難は行政の手が行き届かない場所も想定されます。
非常食や、持病をお持ちの方は薬などがどれくらいあるかを見直しましょう。
防災グッズの他にコロナウイルスから身を守る為に
【マスク、ペーパータオル、液体石鹸、消毒剤、体温計】があると安心です。

避難所での生活について
尾島教授、
多いのは飛沫感染だと思いますので、咳エチケット、マスクをする事が大切だと思います。
避難所は食料など、いろんな物を配りますよね。
もし、仮にに物を配っている人が感染している場合もあるかもしれません。
配る時には手などしっかり消毒をする事などが大切だと思います。

いつ大きな地震や災害が起きるかわかりません。
防災グッズの確認や、家族で避難場所についてなど話し合う事も大切です。


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2020.05.09
08:25 「最新のPCR検査の目安とPCRセンター」


防災FRONTLINEでは、
新型コロナウイルスに関連した情報をお届けしています。
今日は、「PCR検査」についてお伝えします。

厚生労働省は、PCR検査に向けた相談の目安について
「37.5度以上の発熱が4日以上続く場合」などとしてきた
これまでの内容を見直す方針を示しました。

新たな目安では
体温の具体的な数値は示さず、息苦しさや強いだるさ、高熱などの強い症状がある場合
また、高齢者、糖尿病や心不全などの持病がある方、妊婦さんは
発熱やせきなどの比較的軽い風邪の症状でもすぐに相談するよう呼びかけるとしています。

さて、この新型コロナウイルス感染が疑われる場合、
通常は都道府県の保健所などに設置された「帰国者・接触者相談センター」に
電話相談し、必要に応じでPCR検査などを実施する仕組みとなっています。

そんな中で、
東京都医師会は、PCR検査体制を強化しています。
かかりつけ医の紹介で検査を受けられる「PCR検査センター」
各地域の医師会と連携して
これまでに10か所を超えるPCR検査センターが設置されました。

検査を受けるまでの流れについて、
東京都医師会の角田徹副会長のお話です。
角田副会長
「しっかりとかかりつけ医が電話で対応し、その後で必要な場合には診察をしていただき、
 更に新型コロナウイルスと疑われる場合にはPCRセンターにご紹介します。
 また、肺炎の重症化が疑われる場合は、かかりつけ医の病院で出来る検査をしながら、
 更に新型コロナウイルスかを見極めていただいて、病院に送るか、PCRセンターセンターに送る流れになります。」

PCRセンターに行けばいいのか?と思われている方もいると思いますが
まずは、かかりつけ医に相談をして、検査を受ける必要があります。
医師が、検査が必要だと判断した場合はPCR検査を受けることができます。

PCR検査センターで陽性となった場合の流れについて再び
東京都医師会 角田副会長のお話です。

角田副会長 
「検査を受けた後、翌日の夕方くらいには、結果が届きます。
 週末や、検査の数が増えたときには、1日、2日遅れるかもしれません。
 その時は、自宅でしっかりと待機した上、かかりつけ医から結果を通知します。
 陰性の場合ですが、数は少ないものの、偽陰性の場合もあります。
 念の為、一週間程度は、ご自宅で安静にしてください。
 また、陽性の場合、原則は入院するか宿泊施設で療養するという事になります。
 それがなかなか入れない場合は、自宅で待機となりますが、この場合は、保健所の管理下になります。
 自宅で待機している場合には保健所と一緒にかかりつけ医が健康観察を行います」

今後も検査センターの、設置数を増やしていくという事です。
新型コロナウイルスは軽症者や無症状の感染者も多い一方、
軽症者として自宅療養していた患者さんの容体が急変するケースも出ています。
相談・受信の目安を見直す事で、
多くの患者さんの検査や治療に繋がる事が期待されています。


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2020.05.02
08:25 精神科医に聞く“心を整えるポイント”


防災FRONTLINEでは、
新型コロナウイルスに関連した情報をお届けしています。

さて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
外出の自粛やリモートワークなど家で過ごす時間が長くなっていますよね。
緊急事態宣言が出てから、
生活がガラリと変わったという人も多いのではないでしょうか。
この、長く続く自粛生活で、あなたの心は疲れていたり、
乱れていたりしていませんか?

今日は、「心を整えるポイント」をお伝えします。

東京歯科大学准教授で精神科医の宗・未来先生は
なれない環境で、
生活のリズムか崩れると感情が不安定になり、
感情の不安定さが増すと、眠れなくなるなど
生活リズムが崩れるといった悪循環になる人が多いと話します。

そうならない為に、
まずは、“同じリズムで過ごす事”を心がけて欲しいと言います。

宗先生
「私達の身体は、体内時計といって、生物学的なリズムを刻む時計が入っているんです。
この時計は、時計という名前がついているのに毎日必ず狂う時計です。
時刻調節をしないと直ぐに狂ってしまうんです。
時計が狂うと、心身の不調や病気をうんでしまう事が分かっています。
心身の衛生を保つ上でとても大切な時計なのです。

これが上手く働くと、心地の良い心身のバランスがとれるという事が分かっています。
寝る時間、起きる時間、食事、日課や趣味などを始める時間、
コミュニケーションを取る時間これを日々揃える事で、バランスが保たれます


睡眠、食事、仕事や家事の時間など、
生活の中でポイントとなる時間を決めることが大切なんですね。
「なかなかできなそうだな〜」という人は、
事前に一日の予定を考えて、
予定通り出来ていたかをノートに記録するのも
生活リズムを整える為の一つの方法として有効だそうですよ。

それでは、感情が不安定になったらどうしたら良いのでしょうか?
宗先生は“3つのポイントがあると話します。

宗先生
「1つ目は、「行動
行動は、生活リズム・社会リズムをしっかりする事で感情の土台が作られます。

2つ目は、「感じ方・考え方
起きているストレスをありのままに感じる、認めていくことが大事。
一時的に、辛いなと思ったりするのですが、その時は、
話したり、話す人がいなければ、紙に書きましょう。
Twitterやブログに本音を書くとスッキリする感覚分かりますか?
感情を表に出す事が大切です。

3つ目は、「コミュニケーション
大事な家族と話し合いを持ちましょう。
又は友人とコミュニケーションを取ってガス抜きをしてください。

生活リズムが整うと、体内時計が整い、心が整います。
そして、社会距離は保ちつつ、人とのこころの距離は“蜜”にしましょう。
辛くなってしまったら、友人や医師に相談してくださいね。



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2020.04.25
08:25 家で受診できる!オンライン診療を活用しよう


防災フロントラインでは、
新型コロナウイルスに関連した情報をお届けしています。

あなたは、
病院に行きたいけれど、行った先で感染してしまうかもしれないと、
不安に思って病院に行けていなかったりしていませんか?
身体の不調を感じながらも我慢をしていたりしていませんか?

スマートフォンのビデオチャットを使って、
患者さんとお話をしながら診察を行う「オンライン診療

政府は、コロナウイルス感染拡大や院内感染を防ぐ為
4月13日から期間限定ではありますが、
初診患者のオンライン診療を解禁”しました。

オンライン診療という言葉は聞いた事はあっても、
実際に利用した事がないという人も多いのではないでしょうか?

そこで、オンライン診療を取り入れている、
クリニックフォアの金子和真医師にお話を伺いました。
金子医師
「今は外に出る事が感染リスクを上げますよね。
“家にいましょう”と言っている中で、
外に出て感染リスクを拾う必要はないと思いますね。
オンライン診療は、ご自宅で通信機器を利用して診療を受けられるのですごくプラスにはなりますよね」

この状況下でのオンライン診療の必要性がある一方で、対面での診療の必要性もあると話します。
金子医師
「咳が出るといった、呼吸器症状が出て、コロナを自身で疑う場合、
医師が直接診察をして胸の音を聞いたり、あるいは、他の検査を受けて、迅速に治療を受ける必要があると思います。
それを判断する為にも、分からなかったり、不安に思ったら、
まずはオンラインで受診してもらって医師から、これだったら対面の方が良いと言ってもらうだけでも違うと思います。」

それでは、薬の処方はどうなっているのでしょうか?

金子医師
「2つのパターンがあります。
1つは、定期処方でまだ、家に1週間分程、薬がある場合は処方箋を郵送してご自宅にお届けする。
2つ目は、今日具合が悪くて、どうしてもすぐに薬が欲しい場合は、近くの薬局を教えて貰います。
クリニックからその薬局にFAXを送って、患者さんがその薬局に行き処方してもらうという方法があります。」

このコロナウイルスの感染拡大で今後の医療・診療は変わっていくのでしょうか?

金子医師
「今の一番のゴールは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ、抑えるのがゴールです。
それを乗り越えた段階で、これはオンラインで良かった、でもこっちは難しいよね。など検証する必要があると思っています。
いつになったら、新型コロナウイルスが落ち着くのかっていうのは、はっきりと誰も分かっていない状況だと思います。
医学系雑誌のサイエンスに載っている論文によると、
今後2年間は、外出制限などを断続的に続ける必要性があるのではないかと記されています。
この2年間の間、ワクチンや治療薬ができるまでは、
“オンラインで活用できるものは全部やっていく”という世界になるのではないだろうかと考えています」

新型コロナウイルスの収束時期が見通せない中、
私達が生活していく中で、オンライン診療を上手く活用していきたいですよね。



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2020.04.18
08:25 新型コロナウイルスの最初のサインと療養場所


症状が出ないから感染に気付かず行動し、
ほかの人にうつしてしまうこともあるという新型コロナウイルス。
些細なサインも見逃さず、自分の感染を見つけることは、
感染拡大を防ぐために重要なことです。
「新型コロナウイルスの初期症状と療養場所」についてお伝えします。

東京医科大学・渡航者医療センター 呼吸器内科の医師、増山茂さんに聞きました。

増山医師:新型コロナウイルスの初期症状とは、
熱がある、咳が出る、痰が出る、だるい、筋肉痛がある、というのが代表的な症状です。
武漢の場合、この“軽度の感染者”が81%程度だった。

初発症状は、風邪や季節性インフルエンザと似ているんですね・・・。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、
東京など感染者が急増している地域の医療機関は、受け入れがひっ迫しています。
医療現場では、緊急事態宣言にかかわらず、
すでに重症の患者を優先して治療する方針になっています。

基本的に、無症状や軽度の患者さんは、自宅療養や
都などが指定した宿泊施設で経過をみる事になっています。

厚生労働省が示した、感染者の療養先の移行に向けたガイドラインでは、
軽症の患者でも重症化するリスクが高い人は、
医療機関で受け入れると示されています。

リスクが高いとされるのは・・・
◎「高齢者」、「妊婦」、「糖尿病や呼吸器疾患などの持病がある人」、
「抗がん剤などを用いて免疫を抑制している人」です。
これに当てはまらない軽症者は、宿泊施設や自宅で療養することになります。

一方、自宅での療養は、まずは専用の個室を確保することが望ましいとされていますが、
できない場合は、同居する人全員がマスクをつけて十分な換気を行うよう求めています。
さらに、療養中の人と1メートル以上の距離を保つことや、
タオルやシーツ、食器などは同じものを使わない、
療養中の人の入浴は家族のいちばん最後に入ることなども大切です。

感染しないことが大切ですが、もし感染した場合の心の備えも必要です。
些細なサインも見逃さずに発見して、
ともかく人にうつさないための行動をとるよう、心がけましょう。


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2020.04.11
08:25 ママの力に!オンラインで“両親学級・相談会”


今週、新型コロナウルス感染症拡大に伴い、国から緊急事態宣言が出されました。
そこで、
この番組でも新型コロナウイルスに関連した情報をお届けしていきます。
さて、新型コロナウイルスの影響で、
外出の自粛やイベントの中止や延期が続いていますよね。
妊婦さんや、お子さんを持つお母さんの相談や交流の場である、
母親学級や両親学級も延期・中止が続いているんです。
そんな中、
お母さんや赤ちゃんを助けたいという思いから、助産師さんたちが始めた取り組みがあります。
オンラインによる「両親学級」や「相談会」無料で参加できる、特別イベントです
今回のイベントを立ち上げた
助産師オンラインの代表で、助産師の杉浦加菜子さんにお話を伺いました。

杉浦さん:
妊娠・出産・育児総合情報サイト、ベビカムが出しているデータを見て、
およそ8割の方が“両親学級を受けられなくて不安に思っている”というのを見て、
助産師だからこそできる事を考えていきたいなと思い企画しました。
オンライン上での講座についてですが、
一つの講座につき20名の枠です。具体的には、Zoomというアプリを使っています。
通常の両親学級でも一つのお部屋で、顔を見ながら受けますし、
画面上で、お顔が見えないと不安を煽ってしまったりだとか、
私たち自身も本当に妊婦さんなのか確認して、
安心安全な場所にしていきたいなと思い、皆さん画面上で顔をあわせながら行っています。

この両親学級は、1コマ90分制の予約制で、
妊娠前期・中期・後期の両親学級の他、子育て中の親を対象としたグループ相談会が行われています。
実際に参加した、妊婦さんやお母さんにお話を聞くと、
不安な気持ちが解消されたや自分と同じママ達と画面上で会うことができて、ホッとしたなどの声が聞かれました。
実は、このイベント、全国・世界の助産師など160人が参加しているんです。
今回このイベントに参加している、助産師の野村絵美さんは、
今後このノウハウを活かしてお母さん達のサポートしていきたいと話しています。

野村さん:
自分のクリニックでもZoomを使った両親学級をしていけたらなと思っています。
ママと赤ちゃんの為にできる事をしたい。
助産師は病院だけじゃなくて、“どこでも繋がれる存在”“ママたちの一番大きな味方”
という事を伝えたいという思いも皆もっているかと思います。

この、無料のオンラインでの両親学級や相談会は、予約が必要となります。
期間は今月19日(日)までの予定となっています。
詳しくは、「助産師オンライン」のHPを検索してください。

また、助産師オンラインでは、期間に限らず助産師のサポートを受ける事も
できます。
妊娠、出産、育児は、命を育む、大きなお仕事です。
こんな時だからこそ、
不安を一人で抱え込まず、不安な気持ちを助産師さんに相談して取り除きましょう。



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2020.04.04
08:25 安全な家具の設置と備えておきたい物


東京FMアナウンサーの手島千尋です。
今日から防災フロントラインを担当する事になりました。
災害や地震が起きた時に、皆さんに役立つ情報を
分かりやすくお届けしていきます。

4月は新しい生活を始める方やお引越しのシーズンでもありますよね。
そこで、東北大学・災害科学国際研究所の今村文彦先生に、
地震から命を守る家具の配置、そして備えておく物」について
お伺いしました。
家具の配置する際に、安全な方向方角はあるんでしょうか?

今村先生:これは揺れる方向がいろんな状況があるので、
一定に対しても備えても十分ではない。
いろんな方向から来ても倒れない様にするというのが大切です。
あとは揺れた後にドアが閉まってしまって外に逃げることが
できない状況もありますので、ドアの周りにいろんな物を置かない
という事がポイントになると思います。

今は、転倒防止という事で金具だったりサポートの器具があります。
または、床から天井までフィックスすれば空いている所は、
ダンボール箱で埋めていただいても良いかと思います。

震度5くらいの地震で家具などが倒れる恐れがあると言います。
最近では、震度5の地震は珍しくありません。
新生活を始める方でなくても、今一度、自分の家の家具は転倒しないかどうか。
ドアの周りにものがないか確認しましょう。
今村先生は、家具の安全な設置が終わったら、家で必ず備えて欲しいものがある
と話します。

今村:非常食等も用意してもらいたいですね。
基本的には3日間なんですが、首都直下とか広域で大きな地震
になりますと1週間といのを目安にしたいです。
基本的には水が必要です。
食べ物に関しては、いろんな長持ちするものがあって、
栄養もバラエティーがあり、いい物もあります。
大切なのは持病などをお持ちで薬ですね。
それが大切になる状況になる場合もある。
必要な物を非常落ち出し品、非常食のチェックリストということで
準備していただければと思います。

今は、様々な非常食が開発されています。
水やお湯を注ぐだけで食べられるアルファ米は、
白米に限らず、ピラフやチャーハン、五目ご飯など
たくさんの種類があり、加熱機能付きのご飯パックも市販され、
ガスや電気がなくても温かい食事をとる事ができます。
何を買えば良いのか迷われている方は、非常食のセットもありますので、
新生活を始められる際に、購入して非常時に備えましょう。

また、家の周りがどの様になっているのか歩いて、
地震や災害があった時の避難経路を確認しましょう。
合わせて、ハザードマップを見ておく事も大切です。

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2020.03.28
08:25 「あかちゃんとママを守る防災ノート」


今朝は、「あかちゃんとママを守る防災ノート」についてお伝えします。
このノートは、内閣府と国立保険医療科学院が作ったもので、
東日本大震災で被災したお母さんや妊婦さんから聞いた話を元に
作成されています。
この防災ノートには、
親子向けの避難バックで必要なものや、マメ知識など、
妊婦さんや赤ちゃんに役立つ情報がたくさん詰まっています。
ママだけでなく、多くの人に役立つ情報もまとめられているので、
今朝は、この「あかちゃんとママを守る防災ノート」の中から、
2つご紹介しましょう。

まず1つ目は、「連絡について」。
災害が起きた時に、自分が、子供のそばに
必ずしもいられる訳ではありません。
ママ友の携帯電話の番号やメールアドレスは、
携帯の中にしか保存されていない、ということありませんか?

もし、自分に何かがあった時に備え、
子供のことをお願いできる人を書き出しておきましょう。
ママ友やご近所さん、管理人さんや町内会の方、
幼稚園や保育園など、いざという時のために、
電話番号を書き出しておくと、電話が通じなくなっても、
別の方法で連絡できたり、誰かに伝えたりすることができます。

次に、「備蓄用品」についてです。
妊婦さんやあかちゃんがいるお母さんたちは、
通常の備蓄用品にプラスして、備えておきたいものがあります。
まず、母子健康手帳と健康保険証。
これは、常に携帯して、
大切なページは、スマホのクラウドなどに保存しておくといいでしょう。
母子手帳が濡れたり、流されてしまった時に有効です。

そして、大切な「ミルク」。
今までは、粉ミルクが主流でしたが、去年3月から、
日本でも販売が始まった乳幼児用の液体ミルクを準備しておくと便利です。
粉ミルクと違って、お湯が必要なく調乳済みなので、
衛生面も安全に保つ事ができます。

その他、離乳食や、おむつ、おしり拭き、ガーゼ、抱っこ紐、
スタイやスプーン、紙コップ、そして、おもちゃなどを、
備蓄用品としてプラスして備えておきましょう。

この「あかちゃんとママを守る防災ノート」は、
内閣府のホームページからダウンロードして自由に使う事ができます。

妊婦さんも、お母さんも、この防災ノートを使って、
何か起きる前に、自分がどれくらい防災の知識を知っているか、
備えているかチェックしてみてください。

また、災害が起きた時、妊婦さんや赤ちゃんのために、
特別な避難所の整備などをしている所もあります。
東京都の文京区や大田区では、
妊産婦と新生児に特化した避難所が整備されています。

災害が起きた時の赤ちゃんやお母さんのケア、
取り組みは、住んでいる地域によって異なります。
まずは、自分の住んでいる街がどの様な防災対策をしているのか
把握することも大切です。


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