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2020.10.24
08:25 「パパママ東京ぼうさい出前教室」


東京都では、
日ごろから様々な防災に関するセミナーを実施しています。
去年から始まったのが
「パパママ東京ぼうさい出前教室」


日ごろからお付き合いのある
パパ友ママ友グループや子育てサークルなど
0歳児から小学生の保護者の方15人以上で、
Zoomを使ったオンライン形式で実施されます。
もちろん、お子さんとの参加もOKです。

親子の防災に詳しい専門家が講師を務め、
子供がいるからこそ必要な知識や備えを学べるよう、
年齢や住んでいる地域など
グループの特徴に合わせた内容で行われます。

このセミナーでも講師を務める
NPO法人ママプラグの冨川万美さんに
「親子の防災」について、ポイントを伺いました。

富川さん:
物の備えに関しては、
インターネットのリストをうのみにするのではなくて、
我が家に必要な、“赤ちゃんの為”
“お母さんのため”のっていうものを探すのがいいかと思います。
お母さんは、基本的に
お出かけする時「ママバッグ」を持ってらっしゃると思うので、
大体そのママバッグの中に必要なアイテム
おむつだったりお着換えだったりとか
食べ物飲み物っていうのも入っていると思うので、
それが「最強の防災バッグ」だよとお伝えしています。

あなたや家族にとって
本当に必要な備えが大切だと冨川さんは話します。
日ごろから使うものを、
少し多めに買い置きしておくことも立派な防災です。

また、「子供を連れての避難」について、
冨川さんはこう話しています。

富川さん:
難所生活っていうのは、
お子さん連れだとほんとに難しいものなので、
在宅避難ができるのであれば、在宅が一番望ましいんです。
ただ、そこの場所が
倒壊の危険地域、火災、土砂災害の危険地域であったりする場合は、
そこにずっといられないっていうケースも出てきます。
自分の住んでいる地域によって判断のケースが異なるかなと思います。
ですので、事前にハザードマップを見ていただいて、
自分のご自宅の場所が
どのような危険があるのかをあらかじめ知っていただく。
危険がある場合には、
速やかに避難できる体制を取る事がすごく大事になってくると思います。

子供のことをよく見て、理解している親御さんだからこそ、
本当に自分たちに必要な備えができるはずです。

「防災」と聞くと
何から始めていいかわからない、
必要とはわかっているけどなかなか動けていないという方も、
毎日の生活の中で簡単にできることはたくさんあります。

街を歩くときに、
高台に行くにはこのルートにしよう、
ここが避難所だなど
意識をして生活することから始めてみてはいかがでしょうか。

東京都主催の「パパママぼうさい出前教室」
参加費は無料です。
予約は随時受け付けているという事です。

詳しくは、
東京都の防災HPまたは東京都防災Twitterをご覧ください。



ご家庭の防災対策を見直すきっかけづくり、
身近で簡単にできることから、始めてみましょう。




音声ファイルはこちら


2020.10.17
08:25 台風による竜巻


今朝は、
台風が近づいている時に注意してもらいたい
“竜巻”についてお伝えします。

気象庁
アジア太平洋 気象防災センター予報官
笠原真吾さんはこう指摘します。

笠原さん:
暴風域の中でも竜巻は発生するんですが
暴風域の外側ちょっと離れた所でも
台風に伴って竜巻が発生する事があります。
台風の外側に、台風から湿った空気が南側から流れ込んできて、
発達した積乱雲が発生しやすい環境場になりやすいんです。
この為、
竜巻や雷などの激しい現象に注意が必要です。

この竜巻、
去年の台風19号が接近した時
千葉県市原市で竜巻が発生、住宅など90棟に被害が出ましたよね。
台風15号の復旧中に、台風19号が接近、そこに竜巻と・・・
度重なる災害に見舞われ、今でも被害の光景は忘れません。

数分で大きな被害をもたらす竜巻。
日本で起きる竜巻のほとんどは、
地上近くで風が回転しているところに、
上昇気流が重なって、発生すると考えられています。

日本では過去に、
台風に伴う竜巻で度々被害が発生していますが、
発生に至るまでの詳細なメカニズムは分かっていませんでした。

そうした中、
去年の台風19号の際の竜巻を
気象庁の気象研究所が最新のレーダーで詳細を解析したところ
上空の大気の渦に、
地上からの小さな渦が結びついて発達していた事が分かりました。
この解析は世界で初めてだという事です。

気象研究所は、
今後の防災情報に役立てたいと話しています。

台風からの竜巻への防災対策が進むことを期待しつつ・・・
自分の身を竜巻から守る為に
“竜巻が起きた際の避難方法”を確認しましょう。

●竜巻発生時に街中にいる場合

なるべく頑丈な建物に入り、窓から離れるようにしましょう。
なるべく1階にとどまる様にしてください。

プレハブの建物や樹木、電柱などは、
突風にあおられて倒れる可能性があります。
近づかない様にしましょう。

●車を運転している時
交通の邪魔にならない場所に車を止めて、
頑丈な建物に避難してください。

また、
竜巻発生機能があるアプリや
気象庁が発表する「竜巻注意情報」
激しい突風が発生した時、「竜巻発生確度ナウキャスト」を
活用すれば竜巻の防災に役立てる事ができます。

台風シーズンは、
突風や大雨だけでなく
“竜巻にも注意が必要”だという事も覚えておいてくださいね。

最後に
私たちは、この台風にいつまで注意が必要なのでしょうか?
笠原慎吾さんはこの様に話しています。

笠原さん:
伊豆諸島とか小笠原諸島は
12月ごろまで接近する可能性があります。
島を除く関東の方は、
10月ごろまでが主な接近の時期になりますので、
11月以降は
台風が接近してくることはほとんどないと思います。

伊豆諸島や小笠原諸島は
12月まで台風に注意が必要なんですね。
10月も半ばにはいりましたが、
都心にお住まいのあなたも引き続き、
台風発生には注意していきましょう。


音声ファイルはこちら


2020.10.03
08:25 「土のうステーションとお家で作れる水のう」


今年は台風の発生が少ないですよね。
台風は日本列島に度々接近していますが9月まで一度も上陸していません。

これは、11年ぶりの事です。

ただ、10月も台風シーズン。
現在の南の海上の海面水温は30度以上、
日本近海でも27度前後とまだ高い状態です。
10月に入っても台風が発生し発達しやすい状況が続いています。

去年、台風19号が上陸したのは、
10月12日。
引き続き注意が必要です。

今朝は自主的にできる備えの中から、
自治体が無料配布している「土のう」についてお伝えします。

袋の中に土砂が詰められている土のうは、
浸水被害を軽減するなどの災害用としても活用されています。
実は各自治体で、
“土のうステーション”を街の中に設置しているんです。
この中に入っている土のうは、無料で持っていく事ができます。

去年の台風19号によって浸水被害のあった世田谷区では
土のうステーションの数を増やしていて、
去年9月の時点では54か所でしたが
先月9月までで66か所にまで増やしています。

持って行っても良い、
土のうの数は自治体によって数は違いますが、
大体10〜20程度持ち帰る事が可能です。

土のうの使い方について
ご存じの方もいらっしゃると思いますが
改めてお伝えしますね。
〜土のうを使う際のポイント〜

/紊凌賛紊龍欧譴ある、道路に面した駐車場や玄関の入り口に置きましょう。
▲譽鵐を積むように交互に隙間なく積み上げてください。
2段から3段積むと、10〜20センチの浸水を防ぐ事ができます。
な造戮薪擇里α澗里鬟屮襦璽掘璽箸任るむと、より防水効果が高まります。

さて、この土のう
重量が5キロから10キロありますから、
家の近くに、土のうステーションがない場合は持って帰るのが大変ですよね。

その場合は、
家庭にあるもので簡易的に作る事ができる「水のう」があります。
材料は、土のう袋なければビニール袋・水だけで簡単に作る事ができます。
まず、土のう袋、またはビニール袋であれば二重にして半分程度水を入れます。
次に袋の中の空気を抜いて口を占めれば完成です。

とっても簡単ですよね?

土のう袋が手元にない場合は、ダンボール箱の中に水のうを入れて、
玄関などの出入り口に置くのが効果的です。
水のうを単体で並べて、木の板などで固定する方法もあります。

水のうは、
力のない女性やご高齢の方でも作る事ができます。
玄関の前に置く事で家の中への浸水を防ぐことはもちろん、
トイレやお風呂、洗濯機などの
排水溝からの水の逆流を防ぐ事にもつながります。

自主的にできる備え・・“確認”も備えの1つです。
まずは、家の近くの土のうステーションを確認してみてください。

災害が起きる前の“備え”や“確認”がいざという時に必ず役に立ちます。



音声ファイルはこちら


2020.09.26
08:25 「夏台風より怖い・・・秋台風」


9月も終わりに近づき、秋を感じることが多くなってきました。
この時期心配なのが、「秋台風」です。
今日は、夏よりもこわい!?
「秋台風」についてお伝えします。

実は、強い台風の日本への上陸数は、
夏よりも秋のほうが、多いんです。
気象庁では、
最大風速33メートル毎秒以上を「強い台風」、
44メートル毎秒以上を「非常に強い台風」、
54メートル毎秒以上を「猛烈な台風」と分類しています。

この定義になった1999年以降で、
日本に上陸した台風のうち、
「強い勢力」以上で上陸した台風の割合は、
7月、8月がおよそ4割なのに比べて、9月がおよそ6割、
10月はなんと8割以上と、季節が進むごとに増えているんです。

9月は31個中18個、10月は9個中8個の台風が、
「強い勢力」以上となります。

いったいどうして、
秋の台風は強い勢力となるのでしょうか、

これには大きく2つ、理由があります。

1つは、海水温度が高いことです。

台風は海面から蒸発する水蒸気をもとに発達します。
海水温度が高いと水蒸気の量が多くなり、
台風が発生しやすくなるんです。
海水は気温のピークよりも遅れて高くなります。
この結果、
日本の近海の海水温度は夏よりも秋のほうが高いことが多く、
台風自体が発達しやすくなるのです。

どうして秋の台風は勢力が強いのか、
もう1つの理由は、台風の速度です。

台風は太平洋高気圧の縁に沿って北上した後、
偏西風に乗って東寄りに進みます。
偏西風に乗ると台風は一気にスピードアップ!

秋は偏西風に乗りやすく、夏の台風よりも、
本州付近を進むスピードが速くなります。
スピードが速いと、台風そのものの風に加え、
移動の速さも加わって、風がさらに強まるんです。

「夏台風は自転車並の速度」
「秋台風は自動車並の速度」
とたとえられるくらい、速さに違いが出るようです。

去年の台風19号、2017年の台風21号など
関東地方に大きな被害をもたらした台風は
いずれも10月に上陸しています。

今年は
これまで台風の発生数も上陸数も平年より少なくなっていますが、
このあとも、油断はできません。

内閣府は今月4日にLINEの公式アカウント
「内閣府防災」を開設しました。

LINEで、台風や豪雨時の「避難行動判定フロー」を
確認できるというものです。

質問に対して「はい」か「いいえ」で答えていくことで、
どのように避難・行動すればいいのかがわかります。

これからの「秋台風」に備えて、
いざというときにすぐ行動して、自分の身を守れるよう、
日ごろから準備しておきましょう。

【内閣府防災 URL】
http://www.bousai.go.jp/toline.html


音声ファイルはこちら


2020.09.19
08:25 「台風シーズン 土砂災害にも注意」


台風が近づいて来た時・・・水害だけでなく、
「土砂災害」にも注意が必要な地域があります。

急な山が多く、
台風や大雨、地震などの多い日本では、
土砂災害が発生しやすい地形・環境だと言われています。

去年の土砂災害の発生件数は、全国で1996件。
ほとんどの都道府県で土砂災害が発生しています。
土砂災害が発生するおそれのある区域は、
日本全国でおよそ67万区域。

関東南部では、
4万2千145区域にのぼると推計されています。 
特に、横浜や横須賀などの地域は、
崖がむき出しになっている地域もあるという事ですから
注意が必要です。

さて、この土砂災害、
,け崩れ地すべりE收侘の
主に3つに分けられています。

特徴と前兆現象を確認しましょう。

崖崩れ
斜面の地表に近い部分が、雨水の浸透や
地震などで緩んで突然、斜面が崩れ落ちる現象です。

崩れ落ちるまでの時間が短い為、逃げ遅れる危険があります。
《崖崩れの前兆現象》
がけ崩れが起きる前には、“小石が落ちてくる”
“水が吹き出る”といった前兆現象があります。

地すべり
これは、斜面の一部、あるいは全部が地下水の影響と
重力によってゆっくりと斜面の下に移動する現象です。

土の塊が移動して来るため、
広範囲に被害がでる恐れがあります。
《前兆現象》
地すべりが起きる前には
“がけや斜面から水が吹き出す”
“井戸や澤の水が濁る”などの前兆現象があります。

土石流
土石流は、山腹や川の底の石、土砂が長い雨や集中豪雨によって
一気に下流へと押し流される現象です。

時速、20から40キロという速度で流れてくるため、
一瞬で家などを飲み込んでしまう恐れがあります。
《前兆現象》
土石流が起きる前には、
山鳴りがしたり、腐った土の匂いがするなどの、前兆現象があります。

こうした前兆現象に気がついたら、地域の人と声を掛け合って
いち早く安全な場所に避難する事が大切です。

国土交通省や自治体では、土砂災害による被害を防ぐ為に
砂防えん堤という土砂の量を調整する施設や
警戒避難体制の整備などの対策を進めています。

それとあわせて、
私達も土砂災害に対して日頃から備えておく事が大切です。

そこで、土砂災害から身を守る為に知ってもらいたい
3つの事をお伝えします。

1つ目、
台風が来る前に、
あなたの住んでいる場所が
土砂災害危険箇所か確認しましょう。
土砂災害の6割は、「土砂災害危険箇所」で発生しています。
ハザードマップ、国土交通省・砂防部のHPまたは、
区市町村に問い合わせてみましょう。

2つ目、
雨が振り始めたら
土砂災害警戒情報や雨量の情報に注意しましょう。

3つ目、
大雨や土砂災害警戒情報が発表されたら早めに避難してください。
土砂災害の多くは、木造の1階で被災しています。

どうしても避難所へ行くのが難しい場合は、
近くの頑丈な建物の2階以上に避難しましょう。
それも難しい場合は、
家の中の崖から離れた部屋の2階に避難をしましょう。

台風シーズンは10月まで続きます。水害に加えて、
“土砂災害”にも注意していきたいですね。


音声ファイルはこちら


2020.09.12
08:25 「停電の際の注意点」


今週6日から7日に
日本付近を通過した台風10号。
この影響で、
九州や中国、四国地方などで停電が起き、
その内、九州では大規模停電が発生し、
一時47万5千910戸が停電しました。

災害が起きた時、
あなたの家でも停電が発生するかもしれません。
東京電力パワーグリッド 
広報の笹岡千恵さんにお話を伺いました。

笹岡さん:
台風や地震が起きた際に停電が起きやすくなります。
また、ゲリラ豪雨による大雨や落雷で停電する事があります。
台風では、強風で飛ばされたトタン、ビニール、樹木などが
電線に引っかかると長時間の停電の原因になる場合があります。

昨年9月の台風15号では、
最大64万戸が停電し
千葉県では、電柱や倒れた木をどけるのに時間がかかり
復旧までに2週間かかった地域もありました。
夜の停電に備えて、
懐中電灯や停電が長時間に及ぶ場合に備えて、
携帯電話の予備の電池パック・
モバイルバッテリーを準備しておくと安心です。

さて、
停電が起きた時、
気をつけなければいけない店がいくつかあります。

まず、“停電した時”です。
笹丘さんは、
停電したらすぐに作業してもらいた事があると話します。

笹岡さん:
停電した際は、
停電開所時の火災防止の為、
アイロンやドライヤー・ヒーターなどの
プラグをコンセントから抜いてください。
また、
ご自宅から避難する際は、
電気の消し忘れの事故を防ぐために
分電盤のブレーカーを切ってください。


これは、
通電火災を防ぐ事に繋がりますから、非常に大切です。
さて、
停電中、避難所に行かず自宅で過ごされる方もいらっしゃると思います。

停電中自宅で過ごす際の注意点”について、
笹岡さんはこう話します。

笹岡さん:
暖房や調理の為、
室内で練炭や炭を燃料とした七輪などを
ご使用することは極力さけていただき、
やむおえず使用する場合は一酸化炭素中毒防止の為
定期的な換気を十分に行っていただきたいと思います。
同様に、
石油ストーブなどの燃焼器具を使用する場合も
定期的な換気を行ってください。
なお、
小型発電機などの排気ガスには、
一酸化炭素などの有害物質が含まれておりますので、
小型発電機は室内で使用されないください。


今回の台風でも、鹿児島県で
自家発電を使用して3人が一酸化炭素中毒となり搬送されています。
また、
過去の災害でも起きていて
2019年9月の台風17号では佐賀県で家族3人が救急搬送されました。
経済産業省や自家発電機機メーカーも
室内や換気の悪い所では絶対使わないで欲しいと呼びかけています。

最後に“電気が復旧した後の注意点”についてです。

笹岡さん:
電気が復旧した際に、家電製品の電源が入ります。
ドライヤーやアイロンなど電熱器具の場合は、
“通電火災”になる恐れがありますので、ご注意ください。
また、
一度水に浸かった屋内配線や家電製品は漏電する可能性があります。
ご使用にならないでください。

先程もお伝えしましたが
通電火災を防ぐために、
電熱器具・装置は停電中スイッチ切る
電源プラグをコンセントから必ず抜いてくださいね。
建物や電気機器に外見は破損がなくても、
配線の損傷、電気機器内部の損傷によっても、
電気が通って、長時間経過した後に火災が発生する場合があります。

煙の発生など異常を感じたら、
すぐにブレーカーを落として、消防に連絡してください。

停電した時、電源プラグをコンセントから抜いているか?
ブレーカーを切っているか?家族でダブルチェックしましょう!
復旧した後も注意が必要ですから、最新の注意を払ってくださいね。


音声ファイルはこちら


2020.09.05
08:25 「コロナ禍の避難所運営 目黒区の取り組み」


今、台風10号が日本に接近してきていますよね。
大地震に加えて水害の危険も高まるシーズンです。

あなたの家の防災対策は万全ですか?

各自治体では
災害が起きた時に備えて感染症対策を踏まえた
避難所開設訓練や準備が進められています。

今朝は目黒区の取り組みをご紹介します。

目黒区の青木英二区長は、災害が起きた時の
避難方法についてこの様に話します。

青木区長
ご自宅の安全な場所で避難していただく在宅避難や
親戚やお知り合いの皆さんの自宅に避難していただくなど
分散避難のお願いもしていますけれども、
身に危険を感じたら
まずは、私どもが指定をしている
避難所に避難していただく
という事も区民の皆さんにお願いをしている所であります。

番組の中で何度もお伝えしていますが、
新型コロナウイルス感染の収束が見通せない中での避難方法は、
感染のリスクを下げるということから
分散避難が良いとされています。
ただ、目黒区は目黒川もありますから、家にいて、
危険だと感じたら指定されている避難所に避難しましょう。

この避難所。
目黒区では、
避難所に来た人に、聞き取りや検温を行う事を想定しています。
その上で、
体調が優れない人や感染の疑いがある人が避難する事も考え、
避難所の中に
専用のテントを用意して感染防止対策をとる事にしています。

このテント、
マスクなどに使われる不織布が素材として使われているんです。
縦・横・高さがそれぞれ2メートルあまりの立方体の形をしていて、
2人で作業して、
完成までに3分もかからず簡単に組み立てる事ができます。
使用したら、骨組みは残して
テントの布部分を取り替える形で使用していきます。

実際に目黒区で使用している
“不織布のテント”を触ってみました。
厚みがあってしっかりした素材で
ウイルスをブロックしてくれそうなテントでした。

このテントについて青木区長はこの様に話しています。

青木区長
飛沫、つばが飛ぶことを防ぐ、管理がしやすいとか
まあ、そういった事を受けて使っています。
一つの避難所に今は20です。
目黒川沿いは、台風の際に被害が想定されるので
優先的に用意をしました。

この感染防止用テントの導入は、
23区で初めてという事です。

また、避難所に避難する時に
家から持っていったらいい物について、
今は感染を防ぐ為に・・・・

マスク、アルコール消毒液、体温計は欠かせません。
必ず持っていきましょう。
この他にも、
タオルや手ぬぐい、ウエットティッシュなどもあると便利です。

区市町村では、
避難所での新型コロナウイルス対策を
どうすべきか試行錯誤しながら着実に進めています。

合わせて、自分の家から
何を持って避難所に向かうべきかも考えておきましょうね


音声ファイルはこちら


2020.09.03
16:00 THE TRAD「コロナ禍の避難方法と避難所」


THE TRADの時間は
災害が起きたときの「避難」についてお届けしました。
あなたは、
お住いのエリアの避難場所は頭に入っていますか?
災害が起きたとき、「避難所」も考えられますが、
「避難」とは、「難」を「避」けることなんですよね、
なので避難といってもいろんな形があって、
避難所にいかないほうがいい場合もあります。

そのときに自分がいる建物が
新しい建物、(1981年以降の)
新しい耐震基準で建てられた建物であれば、
倒壊の危険は低いです。
すぐ移動するよりもしばらくその場で
様子を見たほうがいい場合もあります。

一方で、
自宅から出たほうがいいという場合ですが、
地震の時などは、
火災によってなくなる人が多いと言われています。
お住まいのエリアが木造密集地域だったり、
建てられてから結構たっている建物にお住まいであれば、
まずは火災を防ぐために、
電気のブレーカーを落とし、ガスを切ったうえで、
避難所、もしくはお近くの頑丈で新しい建物に
移動したほうがいいかもしれません。

水害の場合も、
高層で鉄筋のマンションなどにお住まいの方は、
そのまま「在宅避難」や上の階や屋上など「垂直避難」。
そして、
こういうときこそ「地域力」です!
地域の人と助け合って、
近くの知人のお宅や高い建物頑丈な建物、
ホテルなどの施設も。実家や親せきの家、
などもそうですが、避難が困難な人を受け入れる姿勢や体制を
日ごろからつくっておくことが重要かもしれません。

いざ、避難所に避難!
というとき何を持っていったらいいか?

特にいまは、
新型コロナウイルスの感染も心配なので、
▽マスク ▽アルコール消毒液 ▽体温計 は欠かせません。
このほかにも、
タオルや手ぬぐい、ウエットティッシュなども便利です

自治体は、新型コロナウイルスの中での
避難所の運営について、準備を進めています。
1つの事例として、目黒区の防災課にお話しを伺ったのですが、
感染防止用テントの導入を始めました。23区で初。
2人で組み立てて3分もかからないテント。
マスクなどの素材にもなっている
不織布(ふしょくふ)という素材を使っています。
使い捨てテントです。
骨組みは残して、
テントの布部分を取り換える形で使用します。

コロナ禍での
避難方法や避難所に持っていくべき物について、
改めて確認しておきましょう。




2020.08.29
08:25 マイ・タイムラインって?


実際に災害が起きた時、
被害を最小限に抑える為には、
事前の防災対策は必要不可欠です。
年々災害が増えている今、
自分の身を自分で守る『自助』の意識を高める事が求められています。

そこで、今、
注目されているのが“マイ・タイムライン”です。
マイ・タイムラインとは、
家族構成や生活環境に合わせて作る
『自分自身の避難行動計画』の事です。

このマイ・タイムライン、
大規模な水害が発生した時、
自分や家族のとるべき行動について
“いつ”“誰が”“何をするのか”を
あらかじめ時系列で整理する事で
災害が起きた時の判断サポートツールとして期待されています。

これは、2015年9月の関東・東北豪雨が起きた時に
多くの人が逃げ遅れてしまったという事を教訓に始まったものです。

例えば、
台風が発生してから避難するまでの
マイ・タイムラインを作るとすると3日前からスタートします。
行政から発信される情報・川の水が氾濫するまで、
備えるもの、自分の行動、地域の行動などを
分けて時系列で記入をしていきます。

マイ・タイムライン作りの講習会を開いている
河川国道事務所の森野香織さんは、
マイ・タイムラインを作成する時に
心掛けて欲しい事があると話します。

森野さん
ハザードマップをきちんと確認する事で、
いざという時に必要な避難行動であるとか
垂直避難が必要なのか、水平避難なのか、
そもそも避難が必要ない人もういるのでリスクをまず知る事、
情報をどの様にとるのかを考えてもらいたいです。
どのタイミングで逃げるべきなのかを整理してもらう事が大切です

情報をどこで取れるのか頭に入れておく事は非常に大切ですよね。
いざという時に冷静に情報を収集する事へとつながりますよね。

また、
森野さんは、マイ・タイムライン作った後が大切だと話します。

森野さん
マイ・タイムラインを作る過程で
考えた事、知った事が身について命を守る為のツールになれると思っています。
帰って作っただけだとしまってなくなってしまうので、
作ったら行動してほしいなと思っています。
例えば、街歩きをしながら、
安全な避難のルートを考えるなどしてほしいと思っています。
確かに、街を歩く事によって想像する事ができますよね。

もっとこうした方がいいかもしれない。
など新たな発見も出てくるかもしれませんよね。

皆さんも、マイ・タイムライン
作ってみてくださいね♪

マイ・タイムラインを作ってみようかなと思ったら、
河川国道事務所のHPや東京都のHPから
マイ・タイムラインのシートを誰でもダウンロードする事ができます。
また、区市町村のハザードマップにつている場合もありますので、
確認してみてくださいね。


音声ファイルはこちら


2020.08.22
08:25 「海抜0メートル地帯 広域避難について考える」


今週も、
この時期注意が必要な水害の「避難」について考えます。

あなたは、広域避難という言葉をご存じですか?
浸水してしまう前に、公共交通機関を使って、
被害が少ないとされる地域や遠方の家族の所などに
避難しましょう!という避難方法です。

低い土地が広がる東京の東部エリア、
江戸川区、足立区、江東区、葛飾区、墨田区の5区では、
洪水や高潮によって川が氾濫すると、
ほとんどの地域が浸水するといわれていて、
人口の9割以上にあたるおよそ250万人が、
浸水の被害に遭うと想定されています。

長いところでは、浸水が2週間以上も続き、
最大で深さ10メートル以上になる恐れがあるんです。

こうした状況の中、避難所の不足が問題となっています。
水害に詳しい、リバーフロント研究所の土屋信行さんは、
江戸川区を例に挙げ、「広域避難」が必要だと話します。

土屋さん
江戸川区は小中学校合わせて106校あります。
このうち1階が水没する学校がなんと80校あります。
残りの学校だけではとても避難所が足りません。
区民全体で68万人の住民がいますが、
逃げられる安全なドライフロア、
水没しない床面が37万人分しかないんです。

ですから、
あらかじめ広域避難を事前にしてくださいっていう
それが江戸川区のハザードマップの意味で、
「ここにいてはだめです」っていう
ちょっとおどかすような文言になりました。

江戸川区のハザードマップは、
「ここにいてはだめです」
という言葉が話題となって
ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このハザードマップは、
去年5月に江戸川区の全世帯に配布されていて、
実際に去年の台風19号の時
江戸川区が都内で避難した人が最も多かった
という事です。

ただ、
そうなると避難所が足りなくなる恐れが出てきますよね。
広域避難が一つの解決策ですが課題もあります。

去年10月に首都圏を直撃した台風19号。
広域避難の指示をするかしないか判断するタイミングでは、
判断材料となる気象データなどが明確になりませんでした。
また、
鉄道各社が計画運休を発表し、
公共交通機関を使った避難が不可能になってしまったのです。

課題が多く、現在、5区が協議会を発足して、
広域避難の方法について協議を進めています。

課題の1つとして、
江東区の防災課長、松村浩士さんは
避難してきた人を受け入れる避難先側の反応について
こう話してくださいました。

松村さん
東京都のほうが調整をはかっている部分もありますが、
現在のコロナの状況において、
他県をまたぐような移動は受け入れ側からすれば、
「なるべく来てほしくない」と
思うようなことがあるっていうのも、
実際の感情としてはあるんじゃないのかなと思っています。

新型コロナウイルスの終息が見通せない中、
他県をまたいで避難して良いのか?
悩むとこですね。

また、
広域避難の方針が一刻も早く示される事を願いますが、
まだ具体的な方法が示されていないのが現状です。
今、災害が起きたらどう避難をするべきか。
しっかり考えておく事が大切ですね。





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