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2020.03.28
08:25 「あかちゃんとママを守る防災ノート」


今朝は、「あかちゃんとママを守る防災ノート」についてお伝えします。
このノートは、内閣府と国立保険医療科学院が作ったもので、
東日本大震災で被災したお母さんや妊婦さんから聞いた話を元に
作成されています。
この防災ノートには、
親子向けの避難バックで必要なものや、マメ知識など、
妊婦さんや赤ちゃんに役立つ情報がたくさん詰まっています。
ママだけでなく、多くの人に役立つ情報もまとめられているので、
今朝は、この「あかちゃんとママを守る防災ノート」の中から、
2つご紹介しましょう。

まず1つ目は、「連絡について」。
災害が起きた時に、自分が、子供のそばに
必ずしもいられる訳ではありません。
ママ友の携帯電話の番号やメールアドレスは、
携帯の中にしか保存されていない、ということありませんか?

もし、自分に何かがあった時に備え、
子供のことをお願いできる人を書き出しておきましょう。
ママ友やご近所さん、管理人さんや町内会の方、
幼稚園や保育園など、いざという時のために、
電話番号を書き出しておくと、電話が通じなくなっても、
別の方法で連絡できたり、誰かに伝えたりすることができます。

次に、「備蓄用品」についてです。
妊婦さんやあかちゃんがいるお母さんたちは、
通常の備蓄用品にプラスして、備えておきたいものがあります。
まず、母子健康手帳と健康保険証。
これは、常に携帯して、
大切なページは、スマホのクラウドなどに保存しておくといいでしょう。
母子手帳が濡れたり、流されてしまった時に有効です。

そして、大切な「ミルク」。
今までは、粉ミルクが主流でしたが、去年3月から、
日本でも販売が始まった乳幼児用の液体ミルクを準備しておくと便利です。
粉ミルクと違って、お湯が必要なく調乳済みなので、
衛生面も安全に保つ事ができます。

その他、離乳食や、おむつ、おしり拭き、ガーゼ、抱っこ紐、
スタイやスプーン、紙コップ、そして、おもちゃなどを、
備蓄用品としてプラスして備えておきましょう。

この「あかちゃんとママを守る防災ノート」は、
内閣府のホームページからダウンロードして自由に使う事ができます。

妊婦さんも、お母さんも、この防災ノートを使って、
何か起きる前に、自分がどれくらい防災の知識を知っているか、
備えているかチェックしてみてください。

また、災害が起きた時、妊婦さんや赤ちゃんのために、
特別な避難所の整備などをしている所もあります。
東京都の文京区や大田区では、
妊産婦と新生児に特化した避難所が整備されています。

災害が起きた時の赤ちゃんやお母さんのケア、
取り組みは、住んでいる地域によって異なります。
まずは、自分の住んでいる街がどの様な防災対策をしているのか
把握することも大切です。


音声ファイルはこちら


2020.03.21
08:25 新型コロナウイルス情報、どう確認すればいい?


新型コロナウイルスの感染が拡大している中、
様々な分野に影響が出ていて、災害の時と同じような状況になっています。
そんな中、私たちが振り回されてはいけないのが、情報です。
あまりに沢山の情報が氾濫して落ち着かなくなったり、
役に立つ情報だからみんなに教えてあげようと拡散した結果、
実はそれがデマで、社会を混乱させてしまったりもします。
では、正しく情報を読み取るにはどうすればいいのか?
重要になるのが「ファクトチェック」です。

「ファクトチェック」とは文字通り、事実がどうかを確認する作業のこと。
2016年ごろから増え始めた「ファイクニュース」に対抗するため、
今、世界中で様々な団体がニュースや情報に対するファクトチェックを行い、
HPなどで発表しています。

今回の新型コロナウイルスに関する情報についてもチェックが行われていて、
日本では、NPO法人『ファクトチェック・イニシアティブ』が、
HP上で新型コロナウイルスに関する特設サイトを開いています。

サイトを見てみると、例えば・・・先月の時点で
「コロナウイルスは熱に弱く、26~27度のお湯を飲むと殺菌効果がある」と言う
情報が出回りましたが、これについて3つのメディア
=ハフィントンポスト、西日本新聞、バズフィードの検証結果が記載されていて、
いずれも専門家の話とともに【デマ/誤り】とされています。

サイトでは、ウイルスについてや感染者の状況について、
社会や経済への影響や、うわさについてなど、
様々の情報のファクトチェックが行われています。

なお、ファクトチェックイニシアティブでは、
一般の人からファクトチェックして欲しい情報も受け付けています。

さらに、このサイトでは
「正しく怖がるためのリンク集」と言うページもあります。
国などが発表する基礎知識のリンクをまとめていて、
リンク先の内容が更新されるたびに「更新あり」とマークがつくので、
常に最新の情報を得ることができます。
医療専門家の話についても、
「専門家会議や学会の見解」と「専門家個人の見解」は、
分けてリンクがまとめられているので
自分に本当に必要な情報だけを選ぶことができます。

もし、新型コロナウイルスに関する情報や、
今後大きな災害が起きた時、真偽が気になる情報があったら、
ファクトチェックしているWebサイトなどを参考にして、
まずは落ち着いて情報を確認してみることが大切です。

音声ファイルはこちら


2020.03.14
08:25 防災劇「桃太郎 防災・復興シアター」


お芝居や遊びを通して、親子で防災について学んでもらおうと
行われた防災劇「桃太郎 防災・復興シアター」について、
ご紹介します。

このお芝居を行ったのは、
多くの名優を輩出する劇団「文学座」の若手劇団員達で、
「桃太郎が、鬼退治の帰り道にゲリラ豪雨や地震に遭って、
帰宅困難者になる」というストーリーを通して、
“大雨で増水した川には近づかない”ことや、
“家族で避難場所を確認しておく”ことなどを紹介しています。

お芝居の後には、“いざという時にはどう行動すればよいか”、
体を動かしながら学ぶワークショップも行われ、
子ども達は笑顔を見せながら、楽しそうに参加していました。

防災劇の台本を手掛けた、俳優の千田 美智子さんは、
防災をテーマにしたお芝居に取り組んだ理由について、
こう話していました。
「防災をテーマにしようと思ったのは、やはり、
 去年夏の水害もそうですけど、“災害って、実は身近にあるな”と
 感じていたので、みんなに防災、復興を気軽に堅苦しくなく、
 考えてもらえたらなと思って取り組んでみました。
 難しい言葉が防災用語は多いので、それをいかにわかりやすく、
 かつ、間違ったようには伝わらないように正確に伝わるように
 というのは、出演者はスタッフも含めて直前まで練って練って
 やっています。そこは大変、注意しました。」

一方、お芝居を観たお母さんや子ども達も、
しっかり防災について学んだようです。
参加したお母さんは、
「普段から気を付けて、荷物とか、地震がきたら頭を隠そうねとか、
 テーブルの下に隠れようねとか、すごく勉強になったと思います。」
また、6歳の女の子は、
「なんか、すごく楽しかった。
 (これから地震とか、雨が降ったらどうしますか?)
 え〜とぉ、机とかに隠れたり、すぐ高いところに行ったり…、行く。」
と話していました。

文学座の防災劇、次の上演日程は未定ということですが、
今後、自治体の防災担当者にも掛けあうなどして、
上演機会を広げたいとしています。

音声ファイルはこちら


2020.03.07
08:25 震災伝承施設から感じる3・11


まもなく、東日本大震災の発生から9年が経ちます。
この震災では、関連死も含めた死者は1万9,638人に上り、
行方不明者は2,529人に、今もおよそ4万8,000人の方が
避難生活を続けています。
9年という時間の感じ方は、人それぞれですが、
震災の記憶は少しずつ風化している現実もあります。

そんな中、国土交通省の東北地方整備局などでつくる協議会が、
先日、こんな発表をしました。
「震災伝承施設への登録が合わせて224件になった」というものです。
震災伝承施設、初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんね。
これは、去年3月から正式に始まった制度で、その名の通り、
東日本大震災の被害や教訓などを伝える施設を協議会が中心となって集約し、
紹介することで、次の世代に効果的に受け継ぐというものです。

協議会のHPでは青森、岩手、宮城、福島にある224の施設を
一覧で確認することができます。

どんな施設が登録されているかを見てみると、
有名な所では、岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」。
そして、旧石巻市立大川小学校なども登録されています。
施設の登録は、基本は申し込み制で、
協議会が審査を行った上で正式に認定・登録となります。
随時募集を受け付けていて、この2月までに
岩手県陸前高田市の「東日本大震災津波伝承館」など
32の施設が新たに登録されました。

ちなみに、今回登録された、この伝承館について
協議会のHPでは、施設の写真も交えた概要や住所、地図、
私たちが訪れる際に駐車場やトイレがあるかなども、
分かりやすく載っています。

また、施設の一覧はサイトのマップ上で見ることもできるんですが、
海岸線に沿うように、青森から福島までびっしりとピンが並んでいる
ことがわかります。
そのピンの一つひとつに伝えるべき被害や教訓があることを思うと、
改めて風化させてはならないと感じて頂けるはずです。 

今後、協議会では施設などを「伝承ロード」として結んで、
修学旅行生などがその道を辿ることで
災害への取り組みや教訓を知ってもらう取り組みも進める方針です。

震災伝承施設が伝えるあの日のことと、未来への教訓。
あなたも是非、感じてください。
この番組「防災フロントライン」のHPにリンクも貼っておきます。

音声ファイルはこちら


2020.02.28
08:25 新型コロナウィルスへの感染対策は?


今週は、新型コロナウィルスの影響が、いよいよ、
私たちの生活にも広がって、状況が変わった1週間となりました。
企業では、大規模な在宅勤務やテレワークが始まったり、
スポーツやライブなど、様々なイベントの中止、延期の発表が相次ぎました。

そこで、今朝は、改めて、新型コロナウィルスによる肺炎について、
医療機関を受診する目安をお伝えします。
目安は、強いダルさや、息苦しさ、
風邪の症状や、37,5度以上の熱が4日以上続く場合です。

ただし、高齢者や基礎疾患がある方は、熱が2日程度続く場合、
お近くの保健所に設置されている「帰国者・接触者相談センター」に
問い合わせてください。
新型コロナウィルスの感染が疑われる場合には、
センターから、受診する医療機関についての案内があります。

新型コロナウィルスについては、
厚生労働省のホームページやLINE公式アカウントで、
詳しい情報を知ることができますが、

重要なことだけが、コンパクトにまとまっていて見やすいのが
日本医師会のホームページです。

新型コロナウィルスの『感染の仕方と感染力』、
『毎日の生活で気を付けること』などが、1ページにまとまっています。
例えば、衣類の洗濯について、という項目には、
『リネン類・衣類などの洗濯は、通常通りで良いことになっています。
ただ、タオルなどは、共用しないようにしましょう。』という風に、
短い言葉で書いてあるので、サッと読めるのが良いところです。

一方、東北 医科薬科大学が作成した
「新型コロナウィルス感染症 市民向け感染予防ハンドブック」は、
19ページに及ぶ冊子で、これ一冊で、
私たちが日常できる予防方法のほぼ全てが分かるようになっています。
「手を洗うタイミング」や「食事の時に気を付けること」、
「ゴミを捨てる時に気を付けること」などもまとまっていますので、
プリントアウトして、一家に1冊置いておくと役立つと思います。



2020.02.22
08:25 都内にある「防災公園」


東京都練馬区にある遊園地「としまえん」が、段階的に閉園し、
跡地を再開発する話が進んでいることが、このほど分かりました。
跡地の大半は、東京都が買収して、防災機能を持つ公園が整備される
見通しで、この春にも正式決定する可能性があるということです。

都は、東日本大震災の後、帰宅困難者の対策を進めていますが、
この「としまえん」の跡地に新しく作る公園は、震災の時、
被災した人の避難場所や救助活動などの拠点になる
「防災公園」として機能する見込みです。

ところで、今、都内には「防災公園」がいくつあるか、
ご存じでしょうか?
答えは、62カ所です。

代々木公園や、駒沢オリンピック公園、葛西臨海公園など62の公園を、
東京都建設局では、地域防災計画に基づく「防災公園」としています。
そして、この「防災公園」、災害が起きた時に役立つ施設が整備されて
いるんです。

例えば、防災トイレ。
災害で断水すると、トイレを使用した後、水が流せなくなりますね。
そこで、マンホールのふたを開けると、
汚水の管に直接つながった穴があって、
そこに用を足せるようになっている「マンホール型 防災トイレ」が
設置されている防災公園があります。

また、「かまどベンチ」があるところもあって、
普段は、ベンチとして使っていても、
災害の時は座っているところの板を外すと、かまどとして使えるんです。

さらに、「防災公園」の中には、屋根と柱、ベンチという、
ぱっと見、普通の休憩場所が、いざという時は救護所になる仕組みも
あります。ベンチにテントシートが収納されていて、災害の時には、
この休憩場所にシートを張って、けがをした人の救護所ができるんです。
その名も「防災あずまや」と言います。

他にも、停電した時に備えて、公園の明かりが、
ソーラーパネルと蓄電池でもつくようになっている非常用の公園灯が
設置されていたり、公園の入口にある「避難場所表示板」の中に、
蓄電池を使った照明が埋め込まれていて、夜でも、遠くから入口が
分かるようになっていたりというケースもあります。

そして、「防災公園」には、救助活動のために、
大型ヘリコプターの臨時の発着スペースが確保できるところもあり、
このように「防災公園」、災害の時、役立つ施設が色々と整備されて
いるんです。

今朝ご紹介した「防災公園」、どの公園がそれに当たるのかは、
東京都公園協会のホームページで分かります。
いざというときのために、
あなたの家や職場の近くで、どこが「防災公園」になっているのか、
ぜひ一度、確認してみてください。

音声ファイルはこちら


2020.02.15
08:25 「災害支援プログラム」に注目!


相次ぐ自然災害で、今もボランティアの力が必要とされています。
そんな中、自治体で働いていたり、
ボランティア団体に携わっている方などにとっては、次の災害で、
自分たちがボランティアを募集する立場になるかもしれません。

でも、実際にどう募集したり、情報発信したりすればいいのか、
どう運営していけばいいのかなど、課題は多いと思います。
仮にマニュアルがあったとしても、被災すると、
想定通りにいかない可能性もありますよね。
そんな中、ボランティアを募集する側を支援する
民間の取り組みが始まりました。
今朝は、こちらを詳しくご紹介します。

様々な企業の作業効率を改善するクラウドサービスを手がける会社
「サイボウズ」では、今年1月から、社員の有志によって
『災害支援プログラム』というものがスタートしました。

具体的にどんな支援をしてくれるのか。
例えば、サイボウズはIT企業なので、ボランティア募集のHPや
アプリの作成、情報収集、データ入力などを行うことができます。
また、パソコンやプリンターなどが壊れたり足りない場合には、
会社で使用していない機器を活用して、可能な限り提供してくれる
そうです。返却の必要はありません。

さらに、現場で、実際にそれらの機器をケーブルで繋げる作業や、
Wi-Fiへの接続も行ってくれるとのこと。これら全てが無償です。
なお、支援の対象は、災害の復旧・復興に関わる中央省庁や
地方自治体、行政機関、公的医療機関やボランティア団体などです。

でも、なぜここまでの支援を企業の社員が無償で行うことができるのか?
そもそもは、東日本大震災をきっかけに、社員のひとり柴田哲史さんが、
個人でボランティア活動を続けて来たことにありました。
柴田さんは、これまで十を超える被災地で継続的な支援を行っていて、
そんな柴田さんの姿に、他の社員も心を動かされたそうです。
今では、色々な部署から30人を超える社員が集まり、
サイボウズの会社としても、このチームに対して、
普通の有給休暇に加えて年40日の有給休暇を認めることになりました。

ただ、柴田さんをはじめチームでは、自治体やボランティア団体に対し、
何か起きる前から顔が見える関係を作っておくことの大切さを
呼びかけています。
いざという時に、ぜひ力を貸して欲しいと言う自治体や、
ボランティア団体の方は、災害が起きていない平時だからこそ、
コンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。

サイボウズの災害支援プログラムについては、
「防災フロントライン」のHPにリンクを貼っておきます。
何か起きた時、復旧のスピードが更に加速できるはずです。

音声ファイルはこちら


2020.02.08
08:25 今、人気の防災グッズ!


防災グッズをそろえようと思い立ってネットで検索を始めたけど、
簡易トイレ1つとっても、たくさん種類があって、
どれがいいのか迷ってしまった・・・という経験はありませんか?

そこで、日々、色々な防災グッズを実際に使って、
本当に使えるものはどれかを研究している防災士で、
市ヶ谷にある“防災グッズ専門のセレクトショップ”
SEI SHOPの総責任者でもある平井 敬也さんに、
防災グッズを選ぶ基準について伺いました。

その中でも、常備しておきたい3つのもの。
食糧、お水、簡易トイレについてご紹介します。

まずは、食糧、非常食についてです。
長期間保存ができて、しかも非常時に簡単に調理できるもの、
災害時に不足しがちなタンパク質や野菜を手軽に取ることが
できるものなど、選ぶ基準、いくつも思い浮かびます。

平井さんによりますと、人気なのは、
フリーズドライの食料品「サバイバルフーズ」だそうです。
これは、缶に入った国内生産のチキンシチューや鳥雑炊などで、
お料理を高い技術でフリーズドライしているので、
お湯や水を普段は入れて戻して食べるものなのですが、
実は、戻さず、そのままスナック菓子のように
ポリポリと食べても、とてもおいしいんです。

あまり、これまでになかった発想で、私も驚いたんですが、
水も、なかなか限られている中、
非常時そのまますぐに食べられるって、とても重要ですよね。
特に、このシチュー、お野菜やチキンがゴロゴロ入っていて、
食べたという満足度も大きいんです。
ただでさえ辛い災害時には、
なるべくストレスを減らすことが大切なので、
“食事が美味しい”と思えるということは、
想像以上に重要なことですね。

続いて、飲料水です。
SEI SHOPで人気なのは、
保存水の専門メーカー「ジャパンミネラル」が製造する
「カムイワッカ麗水・15年」
こちらは国内最長15年間の保存が可能な水だということです。

そして、最後に「簡易トイレ」です。
最近では、使い勝手の工夫されたものが出てきています。
例えば、災害用トイレではこれまでになかった
“タブレット状”の薬・薬剤を、
「前もって」トイレに入れておけるタイプのもの。
これまでの簡易トイレというのは、
用を足した“後から”薬をふりかけるものでした。
こちらは、前もって入れておけることで、
排せつ物をあまり見ることなく、ビニール袋をしばるだけで
処理ができて、とても使いやすいということです。
1日に何度も使うトイレですから、ちょっとした違いで、
災害の時のストレスが、大幅に軽減されそうです。

この他にも進化しているのが「歯ブラシ」です。
災害の時こそ、口の中のケア、口腔ケアが大切なんですが、
例えば、チタンから生ずるマイナスイオンの効果で、
ほんのわずかなお水だけで、
虫歯菌を除去できる歯ブラシが登場するなど、
科学技術の進歩とともに防災グッズも進化しています。

今回、取材した「SEI SHOP」のホームページは、
その商品が、なぜいいのか、他とどこが違うのか、
詳しく書いてありますので、防災グッズ選びに迷ったら、
参考にしてみては、いかがでしょうか。

音声ファイルはこちら


2020.02.01
08:25 火山への備えも知ろう!


2年前の1月23日、群馬県の草津白根山が噴火して、
自衛隊員の方1人が亡くなり、スキー客ら11人が重軽傷を負いました。
火山列島と言われる日本では、現在、111もの活火山が、
噴火警報・予報の対象になっています。
そこで、今朝は、ニュースでよく耳にする『噴火警報』
『噴火警戒レベル』について確認します。

そもそも、噴火警報とは何かですが、
これは、命に危険が及ぶ火山現象・・・例えば、大きな噴石や火砕流など
短時間で火口周辺や人が住んでいる地域に到達するものが発生したり、
その現象が拡大すると予想される場合、
気象庁が、警戒が必要な範囲を発表するものです。

また、111の活火山のうち、防災のために、
より、しっかり監視しておくべき48の火山については、
5段階の「噴火警戒レベル」も導入されています。
では、1つずつ確認しましょう。

まずレベル1は、「活火山であることに留意」。
周辺住民は、通常の生活を送り、
登山や入山への規制も原則ありません。
レベル2は、「火口周辺規制」。
火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生した、あるいは発生が予想されるもので、
火口周辺への立ち入りが規制されます。
続いてレベル3は、「入山規制」。つまり、山に入ることが規制されます。
住民は、原則、通常の生活を送りますが、状況に応じて、
高齢者などは避難準備を始めることになるので、注意が必要です。

そして、噴火警戒レベル4の「避難準備」と、レベル5の「避難」は、
人が住んでいる地域に直接関係してくるもので、
2015年5月の口永良部島噴火の時に初めて発表されました。
この、レベル4と5は、「特別警報」として扱われます。

でも、自分は登山をしないし関係ないと思う方もいるかもしれませんが、
では、スキーや温泉は、どうでしょうか?
気象庁が噴火警戒レベルを発表する111の活火山のすぐそばには、
箱根といった身近な温泉から、蔵王や那須といったゲレンデなどもあります。

そして、実際に噴火警戒レベル2以上が出されている火山は、
全国で7つもあるので、決して他人ごとではないんです。

それを踏まえ、火山情報を簡単に手に入れるにはどうしたらいいのか?
いちばんは、「噴火速報」に対応したアプリをスマホに入れておくことです。
『Yahoo!防災速報』や、日本気象協会の『噴火速報アラート』では、
位置情報も利用しながら、自分のいる場所に噴火の危機が迫った時、
警報音やポップアップで教えてくれます。

雪山や温泉に行く予定のある方は、この機会に
火山への備えについてちょっと意識してみてはいかがでしょうか。

音声ファイルはこちら


2020.01.25
08:25 「東京マイ・タイムライン」って?


東京都は、先月、2040年代の東京を見据えた
「長期戦略ビジョン」を公表しました。
この「長期戦略ビジョン」では、
「安全・安心なまちづくり戦略」として、
首都直下地震や台風・豪雨など色々な災害に対して、
ハードとソフトの両面からの備えをさらに加速するとしています。

東京都の小池百合子知事は、防災対策への取り組みについて、
こう話しています。
「昨年は、水害が非常に心配されたということもあって、
 どうすれば良いか、みな真剣に考えられたと思うのですね。
 そのためにも、まずはハードとして、「地下調整池」という
 見えない所なのですが、結構、いい役割を今回も果たしてくれました。
 それをさらに強化していくこと。
 それから「マイ・タイムライン」という形で、
 例えば、川よりも低い所に住んでおられる方々も多い訳で、
 そうした方々が、例えば、地震は急に来ますけれど、
 雨の場合は、台風など予測ができますので、
 その時に、何時間前にはどうしましょう、何をしておくべきか
 という心構えを、お子さんと一緒にしておけるようなキットも作って、
 学校で学んでもらっています。」

小池知事は、防災への取り組みの1つとして
マイ・タイムラインの普及”を挙げていました。
この「マイ・タイムライン」というのは、
いざというときに慌てないよう、避難に備えた行動を
一人ひとりがあらかじめ決めておくというものです。

例えば、台風が近づいていると分かったとき、3日前には何をするか
どんな情報が出たら、自分が住んでいる辺りはどうなるのか、
そして、それを踏まえて、どこで何をするのかなどを、
事前に書き出して整理します。
つまり、自分だけの避難の方法をまとめるというものですね。

東京都では、避難に必要な知識を学びながら、家族で話し合って、
マイ・タイムラインを作ってもらおうと、ガイドブックやシートを
まとめた作成キット「東京マイ・タイムライン」を作って、
都内の小・中・高校などに配布しています。

夏休みの宿題でお子さんが持って帰ったというご家庭も多いですよね。
私も、小学校2年生の息子が持って帰ってきたので、
家族みんなで話し合いながら確認しました。
家族で取り組むということが大切です。

この「東京マイ・タイムライン」は、
東京都のホームページからダウンロードすることもできます。
パソコンやスマートフォンで入力、保存できるデジタル版もあるので、
まずは、どんなものかアクセスし、
それぞれの「マイ・タイムライン」作り、取り組んでみてはいかがでしょうか?

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