2022.09.01
18:00 さまざまな災害から身を守る「東京都防災模試」


今年10年ぶりに改定された
首都直下地震の被害想定。最も大きな被害が想定されたのは、風速8メートルの中、マグニチュード7.3の都心南部直下地震が起きた場合です。
都心では23区のおよそ6割が震度6強以上、
江戸川区など11の区では震度7を観測する地震なのですが・・
ここで問題です!
Q、最も大きな被害、
地震がどの季節のいつ来た場合と想定されているでしょう?
夏の午後1時 冬の午後6時 E澆猟7時


正解は冬の午後6時です。
理由は、空気が乾燥していて、かつストーブなど火を使う器具の利用が多い
冬の夕方は、地震による火災の被害が大きいと想定されているんです。

このように、もしもの時に命を守るには、地震だけではなく、
火災やほかにも風水害などに対することも、
幅広い知識を付けなければなりません。
そんな中、東京都は「東京都防災模試」という防災に関するクイズサイトを
2022年は9月1日〜30日まで公開しています。
今年で3回目の防災模試なんですが、
今回はクイズ番組でおなじみの伊沢拓司さんらが監修していまして、
初球から上級、そして、「超難問」も用意されています。
そんな今年の防災模試から、最後にもう1問、火災に関する問題です。

Q、火災が起き、家から逃げようとするとき役立つ、
「ビニール袋」の使い方があります。次のうち、どれでしょうか?
‘からかぶる 火元に覆いかぶせる 
H鯑颪防要なものを入れて持ち出す。

正解は‘からかぶる
袋を広げて空気を入れて、頭からかぶることで、煙を吸わずに、しかも目をあけて、避難ができるということなんです。ただ素材によっては溶けてしまったり、
逆に危ないものもありますので、注意が必要です。
これを機会に身の回りのものが非常時にどんなふうに役立つか、
また、便利な防災グッズなど、ぜひ調べてみてください。

そして「東京都防災模試」
インターネットでそのまま「東京都防災模試」と検索すれば、
スマホやパソコンで挑戦することができます。
ぜひご家族など、みなさんで挑戦してみてくださいね。




2022.09.01
16:30 心も温める非常時の食事


災害時に命を繋ぐために最も必要な「食」。
みなさんは普段、非常食の備蓄など、用意しているものはありますか?

大地震が起きたとき、自宅が居住可能であれば、在宅避難が原則です。
だからこそ、食料や日用品の備蓄は重要なんです。
東京都によりますと、食料の備蓄、
1戸建ての場合は3日分が目安なのに対し、
マンションなどの共同住宅の場合は、エレベーターが止まってしまうと、
重い荷物を持って階段を上り下りするのが難しいため、1週間分必要なんです。
具体的に言うと、1人分、水21L 無洗米3kgなど結構な量です
最近では日常で使う食材を多めに買って、使ったら使った分だけまた買い足す、
「ローリングストック」も大事な考え方の1つです。

地震による避難を経験した人に何が大変だったか聞くと、
「暖かいものが食べたかった」「暖かいものを口にすると安心した」という声が多くありました。食べ物の備蓄はもちろんですが、
温かいものを調理できるように、カセットコンロとカセットガスを用意しておくことも重要です。
   
そして、できるだけ普段と近い食事を非常時でも食べられるようにするには、
災害が起きたと想定して、普段からそうした料理をする練習をしておくことが大切です。そこで今回、小さいガスコンロと備蓄していた食材で料理をしてみました。そこで、温かくて、なおかつ美味しく、簡単にできる料理はなんなのか。出した1つの答えが、「トルティーヤ」です。

味が濃く、時々無性に食べたくなるメキシコ料理。
災害のとき簡単に作れて、ちょっとでも気分転換に、前を向ける食事になるはず。
作り方は簡単。小麦粉とオリーブオイル、塩と水があればできます。
レシピサイトにもたくさんのっているほどです。
これを焼いてトルティーヤを作る。
そして、とにかく缶詰のものと瓶詰のサルサソースを巻いて食べると。
水で戻るアルファ米にコンビーフを混ぜて巻いても、
ブリトーっぽくて美味しいです。
楽しく巻きながら食べられるから、お子さんがいる家庭では、
つらい気持ちを紛らわせる時間にもなると思います。
残っていたホットケーキミックスでも、
ちょっと甘くておいしいものができましたよ。
ただ作ってみると、生地を練った器を洗う水がもったいないとか、
具を辛くしすぎるとそのあと喉が渇くとか、いろいろ問題もありました。
こんなふうに、課題がわかったことも事前に災害に備えて練習をした収穫です。

この投稿をご覧のあなた。今この瞬間、地震が起きたと想定して、
備えてあるもので美味しい料理を作ってみる。サバイバルのように、
また非常食のアレンジレシピを考えたりして、
楽しみながら非常時の食事を作る練習、是非やってみてください。
きっと、もしもの時に心まで温まる食事が見つかるはずです。




2022.09.01
14:45 災害シナリオ「インフラ」から考える防災の備え


今年5月首都直下地震の被害想定が改定されました。
前回の被害想定は、10年前、
東日本大震災が起きた翌年に示されています。
その間に、耐震化率の向上や木造密集地域の防災整備も進み、
全体として、被害想定は数字としては減っています。
例えば、火災による建物被害は、
およそ18.8万棟→およそ11.2万棟。
死者は、およそ9600人→およそ6100人。
負傷者もおよそ14.7万人→およそ9.3万人と減少しています。
そして、一つ、活用してもらいたい・知ってもらいたいのが

今回の被害想定見直しで示された 「災害シナリオ」です。
具体的な被害イメージがつきやすいよう災害発生直後から24時間程度の様子。
3日、1週間、1ヶ月と時系列で身の回りの状況が
どの様に変わっていくのか表になっていて整理されています。

電力は、3日後には復旧の見通し。となる一方で、
一週間後には発電所の停止などで電力供給の不足が予想されます。
水道も3日後〜一部の地域で水が使えない可能性もあります。
利用制限が解消されるのは一ヶ月後と予想されています。

ここで知ってもらいたい防災知識の1つが 
「備えない防災」=フェーズフリー
そなえたいけけれど備えられない現実を前提とした考え方。
防災用品のほとんどは、
普段はしまっていて非常時にのみに取り出して使うものですよね?

フェーズフリーは、
日常地のいつもの生活で活用できるのはもちろん、
非常時のもしもの 時にも役立つ、商品、サービス、アイディア。
サステナデイズでご紹介していたダンボールもフェーズフリーです。 
街の中にもあります。防災公園もそうですが・・・。
豊島区の「IKEBASU=イケバス」
普段は、池袋エリアを周遊している小型電動バスです。
時この様に活用されます!

豊島区役所 
都市整備部 交通・基盤担当課長 小澤 丈博さんのお話です。
小澤さん
イケバスは10台ありまして、
電気自動車なので、普段は充電をして、
その充電を持って運行していますが、普通の家庭と同じ様にですね。
中にコンセントがついていて電気として活用する事ができます。
災害時は、必要な場所に出向いて、
必要な所で必要な物に電気を使ってもらうことができます。
例えば、携帯の充電器であれば、イケバスがフル充電していた場合に、
スマートフォン、2千台から2千500台分くらいの充電が可能です。
それ以外にも例えば、
照明が暗いところの照明のために使っていただく事ができます。

そして、山崎さん家で使えるフェーズフリー。
あなたは何を想像しますか?
実際にスタジオにお持ちしています。
【三和製作所の撥水バッグ】
・普段はバッグとして使用。
 →災害時は水を運べるバッグに大変身!
【オーム電気】
 →災害時は水を運べるバッグに大変身!
【オーム電気】
・LED充電式学習スタンド マグネット着脱式 昼白色 ホワイト
インフラが止まってしまっても、普段から使っているものが役立つ
自治体の取り組みでここに行けば、携帯電話の充電や電気を確保できるという事がわかっていれば、
心の余裕にも繋がりますよね。

インフラが止まってしまっても、普段から使っているものが役立つ
自治体の取り組みでここに行けば、携帯電話の充電や電気を確保できる
という事がわかっていれば、心の余裕にも繋がりますよね。



2022.09.01
11:00 首都直下地震の被害想定見直し


今日9月1日は防災の日です。
この「防災の日」は、災害についての認識を深め、
災害に対する心構えを準備する為1960年に制定されました。
日付は、関東大震災が発生した日に由来しています。

ところであなたは、今年5月、
「首都直下地震の被害想定」が
10年ぶりに見直されたことを知っていますか。

前回の被害想定は、
東日本大震災の翌年、2012年に出されました。
そこから、10年の間に行われた防災力強化の結果を踏まえて
今回、新たな被害想定が公表されました。
それによると、、、
23区を震源とする「都心南部直下地震」が、
冬の夕方、風速8メートルの状況下で起きた場合の被害は、
10年前に比べて「減る」という予想になりました。

防災や危機管理に詳しい
「防災システム研究所」山村武彦さんの解説です。

山村さん
全壊、もしくは焼失する建物被害が、前回の想定よりも10万9900棟減った。
それによって死者数も約3500人減り、負傷者も4割減少している。
9万3千400人になったわけだが、避難者は約40万人減って、299万人。
帰宅困難者も64万人減って453万人、という事で全体として被害が減少する想定となった。
その一番の理由は、国の耐震基準を満たした住宅の割合、
耐震化率がこの10年で81.2%から92%に向上した。
つまり耐震化率が上がったという事が1つ。
もう一つは、延焼のおそれがある、木造密集地域の面積が半減した事が主な要因。
帰宅困難者が減ったのはテレワークとかネットの普及で人の移動距離が減ったことが理由です。

●不燃化基準(建築物に燃えにくい材料を使う)に基づいた住宅が増えて、
全体の9割になった事
●木造密集地域が半減した事
などが、被害想定の減少につながった、というお話でした。

東京都は、木造住宅が密集する地域(木密地域)を減らす政策を強化しています。
こういった地域に不動産鑑定士を派遣して、
建て替えの相談に乗ったり、建築設計費を助成したりしています。

また都は、木密地域の「不燃領域率」を上げることも目標に掲げています。
「不燃領域率」とは「市街地の面積に占める、耐火建築物や道路の割合」。
災害のときにも、延焼が広がりにくい街づくりを後押ししている、
ということなんですね。

様々な取り組みが、被害想定の減少につながったわけですが、
山村さんは、「数字だけみると被害が減っているけれど、
この10年でリスクが上がっている所がある」とも言います。


山村さん
10年前と比較して人口が増えて、約6%増。高齢化率が3%増加。
高層建築物が40%増加して、
特に共同住宅の6階以上に住む世帯が30%も増えている。
高齢化が進んで、高層化が進むと、絶えてしまった場合、
電気ガス、水道、あるいは回線、物流が途絶えってしまったときには、
高層孤立が起きる危険がありますね。
こういった所が被害想定には、含まれていなんですね。

エレベーターが必要な高さ45メートルを超える高層建築物は3558棟と、
10年前と比べて、およそ40%増加しているそうです。
とじ込めにつながるエレベーターの停止台数は、およそ2万台と予想。
エレベーター被害の長期化や備蓄食料がつきるなどで、
震災発生後4日から1週間後に避難者数が299万人とピークとなり、
避難所の不足が起きるかもしれません。
また、持病をお持ちの高齢者が孤立してしまう危険も…
数字だけでは分からない、新たな被害が生まれる可能性もありますから、
被害想定が減ったからと言って安心してはいけませんね。


 



2022.08.31
12:23 10年ぶり首都直下地震被害想定改定〜プロテクトマイセルフ〜


TOKYO FM 防災の日 1DAYスペシャル
「10年ぶり首都直下地震被害想定改定
             〜プロテクトマイセルフ〜」
9月1日は防災の日。
今年5月“首都直下地震の被害想定”が
10年ぶりに見直された事をご存知でしょうか?

死者数、負傷者、全壊家屋など想定される被害は
10年前の想定と比較すると
・建物被害(揺れ):約11.6万棟 ⇒ 約8.2万棟
・建物被害(火災):約18.8万棟 ⇒ 約11.2万棟
・死者:      約9,600人  ⇒ 約6,100人
・負傷者:     約14.7万人 ⇒ 約9.3万人
・避難者:     約339万人 ⇒ 約299万人
・帰宅困難者:   約517万人 ⇒ 約453万人

被害は10年前に比べて“減る”という結果となりました。
しかし、この10年で私達の生活も大きく変化しています。
数字の裏に潜む、“新たな被害の可能性”
“新たな防災意識”“改めて確認したい防災知識”について、
首都直下地震の被害想定と同時に示された
「災害シナリオ」を元にお届けします。


【Blue Ocean】
首都直下地震被害想定見直しについて
防災システム研究所
山村武彦さんのお話を交え詳しく解説します。

【山崎伶奈の誰かに話したかったこと。】
だれはなでは、
「インフラの被害想定について」ピックアップ!
フェーズフリーという新しい防災の考え方を通して
活用できるある“モノ”についてフォーカスします。
あなたが普段使っているものですよ。

【THE TRAD】
THE TRADでは、
非常時に健康と心も支える「食」について考えます。
今回は、報道部員が練習の末たどり着いた、
心が少し前向きになるようなレシピを提案します。

【Skyrocket Company】
スカロケでは、本部長、秘書に、
防災に関する知識をクイズで学びます。
この9月に東京都が実施する、「超難問!」
東京都防災模試に関する問題も出題します。
あなたも一緒に考えましょう!






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