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2017.01.20
21:55 神戸発の防災グッズ「ウデブエ」


先日、1月17日で
阪神淡路大震災の発生から丸22年となりました。
今回は、あの日被災された方の声を元に生まれた、
神戸発の防災グッズ「ウデブエ」をご紹介します。

阪神淡路大震災では6434人の方が犠牲となって、
このうちの7割以上が倒壊した建物の中で亡くなりました。
一方で、がれきに挟まれたり閉じこめられたりしても
ご近所の人に気が付いてもらえたことで
一命をとりとめた方も多くいました。
そこで去年生まれたのが、「ウデブエ」。
その名の通り、笛=ホイッスルなんですが、
一番のポイントは「腕につける」ということです。

バンドの部分が柔らかいラバーで作られていて、
そこに腕のカーブに合わせて薄く平たく作られたホイッスルが。
つまり、いつでも身につけていられるので、
暗闇で周りが見えなくても、体がほとんど動かせない状況でも、
ウデブエに唇を当てて鳴らすことで
すぐに助けを呼ぶことができるんです。

笛の音は、多くの人が最も聞き取りやすい高さで、
体が弱っている時や、お年寄り・子供の少ない息でも
しっかりと音が出る仕組みになっているとのこと。
開発のストーリーを、もりもと技術研究所
森本高広さんに伺いました。


 阪神淡路大震災の発生から20年の時に、
 神戸から改めて何かを伝えて行けないかと言う
 話が出たことがスタートです。
 被災された方に話を伺った所、
 震災が発生した時どんどん体力がなくなって
 最後に声が出なくなったと言うことがありました。
 何はともあれ、助かることが必要だろうと言うことで
 笛を作ろう、と。
 そして、皆さんの話を伺っている中で、
 もう20年経ったのだから「元気な神戸」を
 アピールしたいと言う声も出てきたので、
 神戸と言えばファッションの街ということで、
 ブレスレット型のホイッスルを
 作ろうと言うことになりました。



このウデブエ、ファッション性を重視しているので、
バンドは服や気分によって変えられるよう5色あります。
また、子どもでもつけられるよう、サイズも2種類あります。
お洒落として身に付けていることで、
気が付かないうちに防災になっていると素敵ですね。
ウデブエはひとつ700円、
もりもと技術研究所のHPから購入できます!

音声ファイルはこちら


2017.01.18
14:37 防災とボランティアの日 特別企画


2017年1月17日で、阪神淡路大震災の発生から丸22年。
TOKYO FMでは一日を通して防災について考える
「ESCAPE FROM LEVEL X〜巨大立体都市を生き延びる」を放送。
各番組でご紹介した内容は
下記の特別ページで振り返って頂けると共に、
放送後1週間(1月24日まで)は
シェアラジオでお聞き頂けます。


ESCAPE FROM LEVEL X 特設サイト


高低差の激しい東京では、どんな災害が発生するのか・・・
被害想定や、その時の対処法をしっかりじっくりお届け。
是非、ご覧ください。




2017.01.13
21:55 木密地域を共同で建て替え、マンションへ


今回は木造家屋密集地域=木密地域での
ある画期的な取り組みをご紹介します。

2017年1月17日で
発生から22年となる阪神淡路大震災では、
「木密地域」で火災が多発したことによって
被害が拡大しました。
去年起きた糸魚川の大火災でも改めて
木密地域の危険性に注目が集まりましたね。
こうした中、品川区で木密地域一帯を
住民たちが共同で建て替えして、
高層マンションに生まれ変わらせるという
プロジェクトが実現したんです!

お店や住宅24棟が軒を並べていた
荏原町駅前の仲見世通り。
ここは戦後からの歴史を持つ商店街ですが、
建物の老朽化が進んで、
地域で不安の声が高まっていました。
そこで商店主の方と品川区は
「共同建て替え」に向けた勉強会を重ねて、
去年3月、地上18階建てのマンションが完成しました。
1階には商店街に元々あったお店が入っている他、
品川区の防災備蓄倉庫や
帰宅困難者の一時受け入れスペースなども設けられています。
品川区の木密整備推進課長 寺嶋清さんに
お話を伺いました。


 20人を超える人たちが一人ずつ、
 「自分の家が危険だから、燃えやすいから、周囲が危ないから」
 という想いだけで建て替えをしようと思った場合、
 全員が完全に建て替え終えるまでに、何年かかるでしょうか。
 10年後に全部建て替わっているかと言われても
 余程のことが無い限り、あり得ないだろうと思います。
 特に木密地域で起きた火災で一番怖いのは延焼です。
 全てが安全な状態に様変わりしていかないと
 地域の安全は担保されません。
 そう考えると、これ以上のスピード感をもって出来る
 事業手法はなかなか見当たらないと思いますし、
 防災に力を入れている街のシンボルとして
 良い事業だったと思っています。



確かに、地域一帯で一気に変わることが
火災に対する最も有効な方法ですし、
災害時の結束もより強くなりそうです。

なお、木密地域の共同建て替えプロジェクトは
品川区の中延で、第二弾が予定されています。
燃えない街づくりに向けて、参考になる取組ですね!



音声ファイルはこちら


2017.01.06
21:55 糸魚川の火災から考える


昨年12月22日に発生した
新潟県糸魚川市での大規模な火災では
144棟が焼けて、このうち120棟が全焼しました。
そして糸魚川市は1月6日、焼け落ちた家屋など
私有地に残るがれきの撤去を始めました。
火災のがれき処理は個人で負担するのが原則ですが、
今回は迅速な復興を目指すための
異例の対応だと言うことです。

今回の大規模火災、
実は私たちも決して他人ごとではありません。
と言うのも、今回被害が拡大した大きな理由が
「木造密集地域」だったからです。
詳しいお話を、都市防災が専門の
東京大学大学院 廣井悠准教授に伺いました。

 糸魚川では今回、4ヘクタール燃えています。
 一方で、我が国には同じような木造密集市街地が
 東京や大阪をはじめとして沢山あります。
 こう言った所でも今後、
 地震では特に同時多発火災が起きたり
 強風で火災の延焼速度が速いと言う状況になると、
 同じようなことが起きる可能性があるというのが
 正直な感想です。
 では我々はどうすればいいのか。
 ひとつは、避難です。
 東京や大阪などの木造密集市街地で火災が
 強風の中、同時多発してしまうと
 消防力を超えてしまう可能性が十分にあります。
 そうなったら、【命だけは助ける】と切り替えて
 広域避難場所などに適切に逃げる必要があります。
 初期消火と避難のバランスをきちんと取る、
 判断基準をきちんと持つと言うことが非常に重要です。
 天井や自分の背の高さ以上に火災が発生したら
 消火器などでは消しにくいと言われています。
 初期消火は重要ですが、そうなってしまったら
 諦めて避難モードに変える判断が必要です。

ここまでは自分で初期消火する、
ここからは避難すると言う判断基準を自分の中に持つ。
これが、命を守るための最大のポイントとのことでした。
あなたも、まずは消火器の準備など、
初期消火できる体制にあるのか、という所から
是非見直してみて下さい。

音声ファイルはこちら


2016.12.30
21:55 変わりました、避難情報の名称!


ことし最後の放送となった今夜は、
12月26日に変更されたばかりの
避難に関する大切な情報をお伝えします。

今年8月、台風10号によって
岩手県岩泉町の高齢者施設で9人の方が犠牲になりました。
あの日、町では「避難準備情報」を発令していたんですが、
施設の運営者が意味を正しく理解していなかったこともあって、
避難が遅れてしまったのが問題になりました。

では、あなたにも伺います。
自治体からの避難に関する情報は現在3種類ありますが、
『避難準備情報』『避難勧告』『避難指示』
どれがより避難の切迫性が高いものか、分かりますか?
・・・正解は『避難指示』ですが、
いま自信がないと感じた方、多いと思います。
このような現状や台風10号での被害を受けて
内閣府は今回、避難情報の名前を変えることにしました。

まず「避難準備情報」ですが、
そもそもこれは何かと言うと。
高齢者や体の不自由な方は避難を開始、
それ以外の人は気象情報に注意しながら
危険を感じたら避難するよう促すものです。
この点を強調するため、今後は名前が
「避難準備・高齢者等避難開始」に変わります。
放送でお伝えする際、例えば

 「○○地区に、
  避難準備・高齢者等避難開始が発令されました。
  高齢者や体の不自由な方、小さな子供がいる方など、
  避難に時間のかかる方は避難を開始して下さい。」

と言うように呼びかけます。

一方「避難指示」ですが、
最も切迫した避難の呼びかけだということを強調するため
テレビのテロップなどでは「避難指示」の後に(緊急)と
付け加えられることになりました。
ただラジオや防災行政無線など
音声では(緊急)が表現しにくいので、例えば、

 「○○地区に、避難指示が発令されました。
  まだ避難していない方は、緊急に避難して下さい。」

という風に、緊急であることを呼びかけに盛り込みます。

内閣府では来年、
自治体などに向けたガイドラインも作成して、
迅速で確実な避難に結びつける考えです。

ただ、避難情報が出ても
「自分は大丈夫」と思う方が多いのも現実!
例え無駄に終わっても、
自分の生活する場所に避難情報が出たら
きちんと向き合うよう、
しっかりと心がけておきましょう。

音声ファイルはこちら


2016.12.23
21:55 大切な人がいる方は「津波てんでんこ」を


東日本大震災で岩手県釜石市は大津波に襲われましたが、
市内の小中学生ほぼ全員が命を落とすことなく避難できました。
背景にあったのは「津波てんでんこ」の教え。
これは
「津波の時には、家族だろうと他の人には構わず、
 各自てんでんばらばらに一刻もはやく逃げなさい」
という防災教育です。

一方で、この「津波てんでんこ」。
東洋大学の及川康(おいかわ・やすし)准教授などが
2014年に全国1000人以上を対象に調査したところ、
およそ7割が「知らない・聞いたことがない」と回答しました。
そして、防災関係者などを驚かせたのが、こんな事実です。
「知らない」と答えた人の内の7割が
正しい「津波てんでんこ」の意味を伝えても、
賛同できないと答えたんです。
及川准教授にお話を伺いました。

 津波てんでんこという言葉は
 ともすると「自分だけが助かればいいんだ」
 「利己主義なんじゃないか」と言う
 誤解が生まれつつあるのは事実だと思います。
 しかし、いざ津波に遭った時、
 てんでばらばらに自分だけで逃げられるのかと言う
 苦しさや葛藤を、リアリティを持って想像出来る人は
 果たしてどれ程いるでしょうか。
 津波が来たら、てんでんバラバラに逃げる。
 それができるような関係性を
 平常時から作っておかなくてはなりません。
 さらには、自分だけ生き残ってしまったという時の
 後悔の念、自分を責めるという気持ちを低減する。
 そういった役割もしてくれると思います。

「津波てんでんこ」を徹底することによって
「大切な人もきっと逃げている」と思えるので、
お互いが素早く避難できます。
その姿を周りが見ることによって、
逃げない人達に避難を促すこともできます。
結果的により多くの命が救われるんですね。
そして、及川先生も仰っていましたが、
津波てんでんこという
「約束」をしておいたと言う事実が大切です。
例えば、あなたが津波で亡くなって、
大切な人が生き残ったとき。
その大切な人が「自分だけ生き残ってしまった」と
自分を責める気持ちを
「約束」が少し和らげてくれます。
いま、大切に思う人がいるのであればこそ、
「津波てんでんこ」とはどういうものなのか、
一緒に確認しませんか?


音声ファイルはこちら


2016.12.16
21:55 今年は、火災警報器の交換の年だった!?


乾燥して、火災が発生しやすい季節ですね。
そんな火災の発生を知らせてくれるのが
【火災警報器】ですが、
実は今年が『交換の目安の年』ってご存知でしたか?

火災警報器の設置。
新築住宅で義務化されて、今年で10年です。
新築以外の全ての住宅でも、2011年までには義務化されました。
設置が義務付けられているのは
原則として「寝室」と「階段」です。

 ・寝ていると火災に気が付かないまま
  煙にまかれて亡くなるケースが多い

 ・煙は階段を通じて上の階に広がる

この2点を受けたものです。
他にも、自治体によっては条例で
「台所」や「リビング」などにも設置が義務付けられています。

では、なぜ今年が交換の目安の年なのか?
火災報知機工業会の阿久津昌司さんに伺いました。


 警報器は24時間365日火災の発生を見張っています。
 古くなると電子部品の寿命や電気切れなどで
 火災を感知しなくなることがあります。
 また、電池寿命10年タイプの警報器も
 多く設置されています。
 万一の時に作動するように、
 10年を目安に機器交換することをおすすめしています。
 警報器の点検も年2回、例えば春の火災予防運動、
 秋の火災予防運動のときに
 点検して頂くことをおすすめします。
 火災警報器の表面に押ボタンや紐がついているので、
 その押しボタンを押す、あるいは紐をひいて
 火災警報音か正常をお知らせするメッセージが鳴れば
 正常です。
 音が鳴らなければ、電池切れか故障が考えられます。


火災警報器の電池の寿命!
正直、あまり考えたことがなかったですよね・・・
壊れていても気付いていない方も多そうです。

総務省消防庁によると、警報器を設置した場合、
犠牲者は3分の2に減ると言う効果があるそうです。
一方で、正しく設置されている割合は
6月時点で全国平均66.5%・・・まだまだ低いですね。
自宅の火災警報器が正しく設置されているか、
ちゃんと動くのか、
是非、大掃除のついでに確認してみてください。
新しく取り付ける時は、
警報器に設置年月日を書いておくと、
次の交換の目安にもなりますよ。

音声ファイルはこちら


2016.12.09
21:55 大掃除のついでに、命を守る一工夫!


そろそろ週末に大掃除をしようかなと
考えている方も多いかもしれません。
そんな時、ついでにちょっとして頂きたいことがあります。
今回は、命を守るための一工夫。
正しい家具の固定方法についてご紹介します。

政府の中央防災会議による首都直下地震の被害想定では、
死者は最大で2万3000人・・・
このうち、家具などが倒れてきたり
落ちてきたりすることによる直接の死者は
1000人を超えるとされています。
また、家具に挟まれて動けず、
そこに火災が迫ってきて犠牲になることもあります。
倒れてきた家具で深刻なケガをすることも。
阪神淡路大震災では、ケガの約70%が家の中で発生しました。
どれだけ家具の転倒・落下が怖いか、
分かって頂けるでしょうか?

では、家の中で身を守るにはどうしたらいいか。
まず、一番大切なこと・・・
それは、寝る場所には重い家具、倒れてくるものはおかない!
これに尽きます。
とは言え、住宅事情が厳しい首都圏で暮らしていると
そう言っていられないのも現状です。
となると、家具の固定がやはり重要です。
一番良いのはやはり、L字金具や転倒防止ベルトなどを
壁に打ち付けて、家具や家電を固定すること。
このとき、必ず壁の中の柱に打ち付けて下さいね。
石膏ボードなどに打ち付けても意味がありません。

一方で、賃貸も多い都心部では
壁に打ち付けるのは難しいことも多いので、
そんな時は家具固定専用のつっぱり棒を使いましょう。
大体3000円くらいで買うことできます。
このときのコツは、家具と天井に直接つっぱるのではなく、
天井側に厚手の板を一枚かませること。
こうすると、天井に面で力を加えることになるので、
より効果を発揮します。

もうひとつ、あまりお金のかからない固定のコツも。
壁との間に隙間があると家具は揺れて倒れやすいので、
それを踏まえて、
わざと家具を少しだけ壁側に傾けて、押し付ける。
家具の底の一番手前に板などを敷くと、
少し倒れにくくなるそうです。
きちんと準備するまでの間に合わせとして、試してみて下さい。

大掃除のついでに、ちょっと手を加えるだけで、
自分や家族の命を守ることができます。
早速、やってみませんか? 


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2016.12.02
21:55 地震イツモプロジェクト


2016年も残り1か月を切りましたね。
振り返ってみると、
4月に起きた熊本地震や10月の鳥取県中部地震、
そして11月の福島県沖など、今年も多くの地震が起きました。
そこで今夜は『地震イツモプロジェクト』をご紹介します。

この『地震イツモプロジェクト』は、
防災の備えを「モシモ」の時のためではなく
「イツモ」の生活で心掛けよう!というのがキーワード。
NPO法人プラス・アーツが
過去の震災で被災された方に聞き取り調査を行なって、
その教訓などを本やネットを通じて情報発信しています。
では、被災された方の声から分かった
「身近で、今すぐ役に立つ防災グッズ」とはどんなものか。
プラス・アーツ東京事務所長の小倉丈佳さんに伺いました。

 キッチンのグッズは災害時にも役立つものが多いです。
 ひとつには(食品用の)ラップが活用できます。
 阪神淡路大震災の被災者の方に話を聞くと、
 多くの方がラップをお皿にかぶせて
 使っていたという言葉が残っています。
 どう言うことかというと、洗う水が止まってしまうので、
 お皿が一回使っただけで汚れてしまうと使えなくなる。
 ですので、ラップをかぶせて、次の食べ物を食べるとき、
 新しいものに取り換えて使っていけば、
 繰り返し数少ないお皿を
 使い続けることが出来るので、有効です。
 新聞紙もかなり有効で、
 ひとつあれば色んな使い方が出来ます。
 食器がない時に、折り紙のようにして食器替わりにしたり、
 くるくると丸めると骨折時の添え木として
 使うこともできます。
 それから、今からの時期すごく寒くなってくると思うのですが、
 例えば新聞を身体に巻いて、ラップなどで止めると暖かいなど、
 防寒にもすごく役に立ちます。
 そんな風に、いわゆる「ザ・防災グッズ」と
 言うものではなくても、
 身近においてあるものでも十分に災害時に活用できます。



「モシモ」のとき専用の防災グッズを買い揃えるのは
少しハードルが高いですが、
「イツモ」のものを多めにストックしておくというのは
生活の延長で無理なく出来ますよね。
地震イツモプロジェクトのホームページ
「地震イツモドットコム」ではこのほか、
家具の転倒防止方法など、
日常の延長でできる知恵がたくさん公開されています。
例えばこれからの大掃除の延長で、ちょっと試してみる。
そんな「イツモ」の備えをあなたも始めませんか?

音声ファイルはこちら


2016.11.25
21:55 防災×介助=防災介助士!


11月22日、福島県沖を震源とする地震によって
津波が発生しましたね。
ただ、東日本大震災を教訓に
多くの方が助け合って避難をしたこともあって、
津波による人的被害はありませんでした。
そこで今夜は、
そのような災害時の助け合いで力を発揮する
「防災介助士」についてご紹介します。

「防災介助士」とは
災害時に高齢者や障害のある方をサポートできるよう
基本的な知識・行動を学んだ人のことで、
公益財団 法人日本ケアフィット共育機構が
資格の認定を行なっています。
では一つの例として、
目が不自由な方を安全な場所に避難誘導するにはどうすればいいのか?
インストラクターの冨樫正義(とがし・まさよし)さんに伺いました。

 台風等でなるべく早い段階で避難の情報が入り、
 そして視覚に障害のある方に対して
 少し時間的余裕をもってアプローチできるのであれば、
 『手引き』という方法で避難所まで案内することが出来ます。
 肩または肘を持ってもらって、
 常に支援する方が一歩手前に立って歩き、
 避難所まで案内するという方法です。
 ただ、津波であれば
 時間にそれほど余裕がない状況なので、
 歩いていくというのが難しい。
 常に走って移動しなくてはいけない。
 安全に、早く避難所まで行くということを考えると、
 おんぶをしたり、リアカーに乗ってもらったりということが
 命を救うためには大切になってきます。
 では、それをどうやって判断していくかということは
 基本的な介助の知識と防災の基本的な知識がないと
 判断が難しいこともあります。


・・・確かにこのような状況では、
複合的な知識が必要となってきますね。
資格が誕生して5年、
これまで学生から企業・行政の防災担当者まで
500人以上の防災介助士が生まれたそうです。
資格は事前の課題提出と実技講習1日で、
誰でも取ることが出来ます。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.carefit.org/bousai/

一方で私たち自身も、
災害が起きた時に身近で助けが必要な方がいるか、
その方自身が出来ること出来ないことは何か、
普段から意識をしておきたいですね。


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