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2017.04.29
08:55 GWは親子で防災イベントに参加しませんか?


ゴールデンウィークまっただ中ですが、
子供と一緒にどこに行こうかなとまだ悩んでいる方、
こちらのイベントはいかがでしょうか?
クッキングや、手品を交えた劇で
楽しみながら防災について学べる
『いのちを守る防災キャンプ in そなえりあ東京』を
ご紹介します!

「そなえりあ東京」には行ったことがあると言う方も
多いかもしれません。
有明にある体験型の防災学習施設です。
地震から3日間生きぬくために必要なことを体で覚える
アトラクション型「東京直下72時間ツアー」では、
駅ビルのエレベーターを下りている最中に
震度6強の地震が発生したという想定の元、
床が振動してエレベーターが緊急停止する様子を体験できたり、
被災した直後の街を再現した巨大ジオラマの中、
携帯型ゲーム機を使ってクイズを解きながら
避難場所へ移動したりします。
2階は映像ホールやギャラリーなどの学習ゾーンで、
世界の防災グッズの展示や防災ゲームの体験も出来ます。

この「そなエリア東京」で4月29日に行なわれるのが
特別イベント『いのちを守る防災キャンプ』。
全国で防災イベントを行なう団体IMPJの協力のもと、
11時からはまず「防災劇場」が始まります。
およそ1時間の劇なのですが、色々なシチュエーションの中、
災害時に取るべき対応をたくさんの手品を織り交ぜながら、
出演者と劇を観る子供たち、
双方向でやり取りしつつ展開します。

劇を見終わった後は、12時半からと1時半からの2回、
防災クッキング体験に参加!
ここで作るのは、火を使わないカレーライス。
加熱材を使って温めたカレーとご飯を試食します。
地震が起きた直後は
どこかでガス漏れしている可能性もあるので、
敢えてガスや火を使わず、
でも体が温まるものを食べる。
これが何より重要だそうです。
意外と加熱材を使ったことがない人も多いので、
一度体験してみるといいですね。
カレーが温まるまでの16分間は
防災グッズについて、どこに、どんなものを、
どう揃えるといいかの話なども聞くことが出来ます。

『いのちを守る防災キャンプ in そなえりあ東京』、
入場も体験も無料です。
一日、たっぷり親子で楽しみながら学ぶ防災。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.tokyorinkai-koen.jp/news/2281/


音声ファイルはこちら


2017.04.22
08:55 防災×レストランカフェ=Mr.Farmer!


新緑が綺麗なこの季節、
公園に出かける方も多いと思いますが、
先日、都立駒沢オリンピック公園=駒沢公園の中に
とてもユニークなレストランがオープンしました!

このお店「Mr.Farmer」は、
普段は野菜にこだわった食事が楽しめる
おしゃれなカフェレストランです。
でも、震度5強以上の地震など
大きな災害が起きたときには通常営業をやめて、
地域住民や帰宅困難者の一時的な避難スペースに!
レストランスタッフは
駒沢公園の中に常駐している東京都公園協会の職員と連携して
災害支援にあたるとのこと。
都立公園としては初の取り組みです。

レストランでは普段から、
懐中電灯、ラジオ、電池、自動発電機、
アルミブランケットなどの防災用品を備蓄しています。
そして、場所柄、子供連れの方が多いということで、
赤ちゃん用の紙オムツや粉ミルクも用意しているほか、
非常時にはパーテーションを立てるなどして
授乳やおむつ交換もできるようにもするそうです。

さらに、情報面でのバックアップも!
災害が起きた時にはWI-FIを無料で開放するほか、
近隣の被災情報や交通情報についても、
お店の中にホワイトボードを設置して
掲示していく予定です。

「Mr.Farmer」を運営する
株式会社イートウォーク 取締役
中澤祐介(なかざわ・ゆうすけ)さんに
お話を伺いました。


 地域の方々と深く繋がりをもった、
 駒沢公園のひとつのコミュニティの発信地として
 レストランをつくっていきたいなと思っています。
 その中の一つとして、
 災害時に支援しましょうというのがあるのですが、
 それ以外にも、我々は世田谷のお野菜を多く使っていますので、
 近隣の方々のお野菜に関するご興味であったりとか、
 あとは防災、発災時の知識であったりとか、
 そうしたものも一緒に
 近隣の方々とつくっていきたいなと思っています。



確かに、普段から地域の方々と
繋がりをつくっておくことは、
地域全体の防災力を上げることにも繋がりますね。
「Mr.Farmer」では年に2回ほど
定期的に店舗と近隣住民、公園職員が一緒になって
防災訓練も実施していく予定だそうです。

普段は美味しくて、いざと言う時には頼りになる取り組み。
全国的にも広がっていくといいですね!

Mr.Farmer
https://r.gnavi.co.jp/n2r09aj00000/

音声ファイルはこちら


2017.04.15
08:55 ドローンバードプロジェクトとは?


熊本地震の発生から1年が経ちますが、
いまも熊本県では4万4670人の方が
仮設住宅で暮らしています。

この熊本地震、そして東日本大震災の時に
現地で支援活動をする人たちの大きな力となったのが
先週もご紹介した「クライシスマッピング」です。
この道路や橋は通行できない、と言ったリアルタイムな状況を
誰でも更新できるネットの地図サイトに
ボランティアが書き起こしするもの。
この地図は、物資の輸送などで役立てられました。

ただ、これまで地図を更新するための情報源となってきた
人工衛星写真などのデータは、
災害が起きた後、ボランティアに公開されるまで
時間がかかることが課題になっていました。
そこでいま注目されているのが「ドローン」です!

ドローンであれば、発災後すぐに、
人が入れないような場所の画像や映像も
撮影することができます。
これを受けて、「クライシスマッピング」の取組を行う
NPO法人「クライシスマッパーズ・ジャパン」では
あるプロジェクトを立ち上げました。
理事長で、青山学院大学教授の
古橋大地(ふるはし・たいち)さんのお話です。


 一般の市民の人たちもいま
 ドローンを持ち始める時代になってきています。
 こう言った技術を自分たちで使うことによって、
 災害が起きたあと、自分たちの手で迅速に
 航空写真を取得することが出来るのであれば、
 恐らくそれは、より迅速な被災地の地図をつくる
 重要な情報になるだろうと。
 その航空写真を撮るための仲間づくりということで
 「ドローンバード」というプロジェクトを
 立ちあげました。
 皆の持っているドローンを使って、
 自分たちの街の写真を撮ろう。
 写真を撮ったら、皆で共有することによって
 地図に落とそう。そう言った活動をしています。

これまで地図を更新するボランティアは
まずは情報を待っていたところを、
その情報も自分たちで取りに行く。
また、地図をいち早く作ってもらうために、
被災地からも自分達で情報を発信する。
一歩先を進む取り組みですね。

この「ドローンバードプロジェクト」、
最新ドローンを操縦できるパイロットの育成なども
行なう予定です。
応募に年齢制限はなく、資格もいりません。
今年中に隊員の募集を始める予定とのこと。
詳しくはプロジェクトのホームページをご確認ください。

http://crisismappers.jp/

より多くの命を救うために。ドローンバードプロジェクト、
大きく羽ばたくといいですね!

音声ファイルはこちら


2017.04.08
08:55 「クライシスマッピング」で支援を


大きな災害が起きた時、
被災地のリアルタイムな状況を
ネット上の地図に起こしていく
画期的な支援活動があります。
あなたも出来る被災地外からの緊急支援、
「クライシスマッピング」についてご紹介します。

NPO法人クライシスマッパーズ・ジャパンによる
この取り組みでは例えば、
地震で道路や橋が通行できないと言った状況を、
ネット上で誰でも更新できる地図サイトに
ボランティアが書き起こしていきます。
このボランティアのことを「マッパー」と呼びます。

もう少し詳しく説明すると・・・
大きな災害が起きた時、
地図サイト「オープンストリートマップ」上に
そのエリアの被災前の地図が
いくつかに区割りされた形でUPされます。
マッパーはその中の1区画を選択すると、
被災後の人工衛星写真や、
現地で支援活動を行う職員のGPSデータなどが
一緒に公開される仕組みになっています。
マッパーはそれらを元に
「いま」の状況を地図に起こしていくというもの。
ちなみにこのマッパー、
世界でいま360万人以上いると言われています。

まもなく発災から1年となる熊本地震の時も
マッパーたちによって、阿蘇山周辺などの山岳部や
中山間地域を中心に、集中的に地図が更新されました。
そして、実際にこの地図、
現地の災害ボランティアセンターなどで
役立てられたんです。

クライシスマッパーズ・ジャパン理事長で、
青山学院大学 教授の
古橋大地(ふるはし・たいち)さんにお話を伺いました。


 災害が起きると道路が通行できなくなったり
 熊本の場合には橋も流されてしまったりしましたが、
 現場に向かわなければならない人たちはやはり
 『地図』を元にする訳です。
 その地図がいまの状況をうまく反映出来ていないという
 大きな課題を解決するために、
 インターネットという技術をうまく使って
 『いま』何が起きているのかを素早く反映させる。
 リアルタイムの地図が提供可能になったということが
 クライシスマッピングの大きなポイントになります。



まさに、この時代ならではの人海戦術ですね。
ただ、これまで情報源となってきた
人工衛星写真などのデータは、
災害が起きた後、
ボランティアの手に渡るのに時間がかかってしまうことが
大きな課題になっていました。
そこでいま注目されているのが「ドローン」です!
次回は、クライシスマッピングの中でも
更なる新しい取り組み「ドローンバードプロジェクト」と
隊員募集についてご紹介します。

クライシスマッピング、詳しくはこちら。
http://crisismappers.jp/

音声ファイルはこちら


2017.04.01
08:55 災害時にお寺を開放、日蓮宗の取り組み


防災フロントラインは
4月から半年ぶりに土曜日の朝に戻ってきました。
引き続き、防災や災害に関する
最新情報をお届けしてまいります。

さて、突然ですがクイズです。
コンビニエンスストアはいま
国内におよそ5万4500店舗あるとされていますが、
それよりも2万以上も多く存在する施設とは、
一体何でしょうか?

・・・正解は、お寺です!
その数、およそ7万7300。
本当に身近な存在なんですね。

そんな中、全国にある日蓮宗のお寺が
今後、災害が起きた時に
一般開放されることになりました。
日蓮宗による災害支援事業
「いのちの井戸」を、今朝はご紹介します。

「いのちの井戸」、主なポイントは3つです。

ゝ宅困難となった人に休憩場所、仮眠場所を提供する。

公共の避難場所に移れるまでの2〜3日程度、
 一時避難場所として境内や駐車場を提供する。

生活用水として井戸水を提供する。

日蓮宗のお寺は全国にいま、
およそ5000あるそうですが、
井戸がなかったり、
人手の足りないお寺もあるので、
まずはおよそ1000のお寺からスタートして、
今後増やしていく予定だそうです。

なぜ、このような取り組みを行なうことにしたのか。
日蓮宗 宗務院 さんに伺いました。

 お寺が地域の中で何が出来るのか、
 それを冷静に考えてみようと。
 普通に考えると、何でも提供しよう、
 何でも受け入れようと言う形になりますが、
 それをやるとお寺がかえって、もたなくなります。
 長続きして、なおかつ喜ばれる支援は
 何だろうと言う所からすると、
 行政の支援の足りない部分、
 あるいは支援にたどり着くまでの部分で
 こちら側が出来ることを考えて、
 足りない部分を提供するという風に考えました。
 地域の人と一緒に動けると言うのが
 お寺の理想だと思います。
 その垣根をできるだけ低くしていく一環が、
 この事業です。


災害の時、
身近にあるお寺で少し身を休めることが出来ると言うのは
心強いですよね。
「いのちの井戸」に登録している日蓮宗のお寺が
どこにあるかは、スマートフォン用のアプリ
「全国避難所ガイド」でチェックすることができます。
詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.nichiren.or.jp/information/shuumuin/20170302-3257/

音声ファイルはこちら


2017.03.31
21:55 災害時の女性の下着と洗濯を考える


この春から新生活という方、
防災グッズを見直す
いいタイミングかもしれません。
そんな中で女性の方、
災害の時の下着やサニタリーグッズの準備は
どうしているでしょうか。
4月1日からオンラインショップで発売される
防災用の下着セットを通して、
避難所での女性の下着の問題を考えます。

この下着のセット「レスキューランジェリー」は
スポーツタイプのブラジャー、ショーツ、布ナプキン、
洗剤が、A4くらいの大きさのバッグに入っています。
下着と布ナプキンには抗菌防臭効果のある竹布と
オーガニックコットンが使われていて、
お年寄りの尿漏れライナーや
怪我をした時の当て布などにも使えるそうです。

そして、実はこのレスキューランジェリー、
ポイントはバッグです!
内側が防水加工されていて、
3.5リットルの水を入れられるんです。
下着と洗剤を一緒につけおきして、揉み洗いすることで
災害時でも自分で下着を綺麗に洗うことが出来ます。
そして、バッグの内側には
メッシュネットと下着を吊るすための紐がついています。
これによって、中で脱水して
人目に触れずに下着を干すこともできるんです。

開発した、株式会社ファンクション代表の
本間麻衣さんは、地元・茨城県常総市で
おととし発生した水害の被災者に
レスキューランジェリーを届けたときのこと、
こんな風に話しています。


 「洗濯ボランティア」というのが開設されて、
 被災した方の洋服を洗う
 ボランティア活動が行なわれていました。
 でも、その時に「やはり下着は自分で洗いたい」という
 要望があるとボランティアさんから連絡を頂いて、
 届けました。
 皆さんとお話した時、下着だけでも着替えられれば、
 洗濯が出来れば・・・という声を沢山聴きました。
 避難所生活で、上着は着替えられなくても、
 下着を変えるだけで、精神的にも身体的にも
 ストレスが軽減できます。
 災害時の下着の準備をしておいて頂ければと思います。



防災グッズに下着を十分入れているか。
一週間、一か月と避難が長引いた時にも対応できるか・・・
女性はこのセットをヒントに、
災害時の下着の洗濯をどうするかご自身で
考えてみて下さいね。

ちなみに、レスキューランジェリーは
バッグも含めたセットで9500円、単品でも購入できます。
4月1日からオンラインショップで販売を開始します。
http://rescuelingerie.com/

さて、4月からこの番組は毎週土曜日の朝8時55分にお引越しします。
と言うことで、明日の朝、またお耳にかかります!
古賀涼子でした。



音声ファイルはこちら


2017.03.24
21:55 感震ブレーカーを備える


いま、注目されている防災用品が
「感震ブレーカー」です。
東京・北区では、この新年度から
木造住宅密集地域=木密地域およそ2500世帯を対象に
無料で配ることにもなりました。
でも、あなたはこの「感震ブレーカー」が
どんなものか、ご存知でしょうか?
詳しくご紹介します。

「感震ブレーカー」は文字通り、
一定以上の地震の揺れを感知すると、
自動的にブレーカーを落として電気を止めてくれます。
目的は、電気による火災を防ぐため。
例えば、地震で本棚が倒れて、
電気ストーブの近くに本が散らばったとします。
停電している時は電気ストーブも消えているので
問題ありませんが、
停電が復旧すると、電気ストーブも復活。
そばにあった本に火がついて、火災が発生してしまいます。
これを通電火災と言います。

こうした通電火災を始めとする電気火災が
木密地域で発生すると、
一気に燃え広がる恐れがあるので、
内閣府はいま、木密地域での感震ブレーカーの普及率
25%以上を目指すとしています。

では、感震ブレーカーってどうやって付けるのか、
幾らぐらいのものなのか。気になりますね。
大きくわけて3種類あります。

ひとつは、電気工事を行って専用器具を取り付ける
「分電盤タイプ」。
もうひとつは、専用のコンセントを取り付けて、
内蔵されたセンサーで揺れを感知する「コンセントタイプ」。
最後に、電気工事が必要ない、ばねや重りの落下などによって
ブレーカーを落とす「簡易タイプ」です。
なお、簡易タイプは自分で取り付けられて、
3000〜4000円くらい。
一番費用のかかる分電盤タイプだと
工事費もかかり5万円以上のケースもあります。
ただ、阪神淡路大震災や東日本大震災で発生した火災の
6割以上が電気が原因と言われているので、
一般家庭で感震ブレーカーを設置することが
どれだけ大切か、分かって頂けるのではないでしょうか。

北区のほかにも、
感震ブレーカーの設置費用を助成する自治体はあるので、
是非お住まいの自治体について調べてみてください。
ちなみに感震ブレーカーを設置する際は、
懐中電灯や医療用機器のバッテリーを用意するなど
急に電気が止まっても困らないような対策と
合わせて取り組むことが必要です。
新年度の防災対策、感震ブレーカーからはじめてみませんか?



音声ファイルはこちら


2017.03.17
21:55 東京発、水のレスキュー隊!


3月10日、
「東京水道災害救援隊」というものが発足しました。
これは、国内で大きな災害が起きたときに
東京から被災地に駆けつける
いわば水のレスキュー部隊で、
実は東京都水道局によるものです。
今回は、全国の自治体で初となる取り組みをご紹介します。

水道事業者としては日本最大規模の東京都水道局では、
これまでも大きな災害がある度に
被災地に水の応援部隊を派遣していました。
ただ、人繰りに時間がかかっていたそうです。

そこで「東京水道災害救援隊」では
最初に被災地に出発する部隊を
持ち回りで決めておく『当番制』と、
スタッフが自ら手を挙げる『登録制』、
この2つの仕組みを取り入れました。

『当番制』の部隊は
断水した地域での応急給水活動や
水道管が破損して水漏れしている場合の応急復旧などを行ないます。
一方、『登録制』の部隊は
水質チェックや、ポンプなどの設備が壊れたと言う要請に
応えることになっています。
こうすることによって、スピーディーに応援部隊を
派遣できるようになりました。

そして「東京水道災害救援隊」の発足、
実は、東京が被災した時にも大きな意味を持つそうです。
東京都水道局 小澤 賢治(おざわ・けんじ)さんに伺いました。


 東京都で発災した時に、
 救援隊の効果は2つあると思っています。
 ひとつは、この救援隊の仕組みが
 全国の水道事業体にも広まっていけば、
 より迅速な応援を東京都としても期待できる。
 もうひとつは、この救援隊によって
 他の事業体に支援にいった方々が
 災害時のノウハウと経験を身に着けてくる。
 それが、実際に東京で発災した時に役に立つ
 2つの効果があるかなと思っています。


ライフラインの中で、水は特に命に直結するものですが、
首都直下地震の被害想定では
東京23区のおよそ半分で断水が発生するとされています。
そして渋滞や人材・資材の不足などにより、
復旧には数週間かかる地区もあると想定されています。
こうした中で東京発の取組「水道災害救援隊」、
全国に広がっていくといいですね。
そして、もちろん私たち自身でも飲み水だけでなく、
普段からお風呂の水を溜めておくなど、
心がけておきましょう!

音声ファイルはこちら


2017.03.10
21:55 動画でふりかえる東日本大震災


東日本大震災の発生から丸6年が経ちます。
今回は、東北大学が公開をはじめたばかりの
『津波の動画』にまつわるウェブサイトをご紹介します。

このサイトの名前は
「動画でふりかえる3.11 東日本大震災 公開動画ファインダー」。
http://311movie.irides.tohoku.ac.jp/

いまもyoutube上に、
東日本大震災の津波の映像が沢山UPされています。
ただ、その映像の多くはどこで撮影されたものか
明らかになっていませんでした。
そこで、東北大学 災害科学国際研究所の
佐藤翔輔先生たちのグループは、
それらの津波の動画をひとつずつ目で確認。
グーグルマップなどと照らし合わせながら、
どこで撮影されたものかを特定して、
地図上に配置するサイトを作りました。

サイトにはおよそ1369の動画や画像が登録されていて、
このうち、場所に自信を持っているのが973点。
おととしから、スタッフ数人という
とても小さな規模で作成をはじめ、
2年半かけて特定していったそうです。

でも、なぜ気の遠くなるような作業をして、
このようなサイトを作ったのか。
佐藤先生に伺いました。


 今回、沢山の映像が撮影されましたが、
 大事なのは場所という情報なんです。
 地形によって、津波の振る舞いは変わってきますので、
 自分の住んでいる場所の近くや、
 行ったことがある場所の津波の動きを知ってもらうのは、
 避難行動を考える上でとても重要です。
 これから南海トラフ地域を中心に、
 津波が来る危険性が高まっています。
 そういった意味で、
 実際どんなことが起きるかと言うことを知る
 大切なものの1つが、この「生の映像」です。
 それらを探しやすくするためにこのサイトを作ったので、
 是非、防災教育や地域でのワークショップなどで
 使って頂ければと思います。


このサイトでは、
あの日の千葉、東京、神奈川の津波の動画も
場所が特定された上で確認することできます。
津波の映像を見るのが苦しい方はどうか無理をせず、
でも、何が起きて、
「次」が起きた時にどうしたらいいのか、
みんなで少しずつ知る所から始めませんか?

音声ファイルはこちら


2017.03.03
21:55 震災とLGBT、自分らしく過ごす


間もなく東日本大震災から6年ですね。
その後も色々な災害が発生して、
多くの方が避難生活を強いられました。
そんな、避難生活。
誰にとっても辛いものですが、
LGBT=性的マイノリティーの方にとっては、
また異なる課題もあります。
そこで今夜は、
一般社団法人 日本LGBT協会 理事の
清水展人(しみず・ひろと)さんにお話を伺います。

清水さんは1女性として生まれ、18歳の時に性同一性障害と診断。
21歳の時に手術を行なって、戸籍上も男性に変わりました。
その清水さんご自身、
小学4年生の時に阪神淡路大震災に被災して
体育館で避難生活を送る中、
自分らしく過ごせず、苦しい思いをされたそうです。
では、集団での避難生活、
どうしたらLGBTの方も一緒に過ごしやすいのでしょうか?


 服や下着を配って頂くこともりますが、
 まず知って頂きたいのが、見た目は男性的でも
 生理用品のナプキンが必要なケースもあります。
 2つめに、女性はこの服を取りに来てください、
 男性はこの服を取に来てくださいというケースもありますが、
 仙台での聞き取り調査の中では
 Sサイズの方、Mサイズの方、Lサイズの方と言う風に
 サイズ別に呼んでもらった時には
 非常に気持ちが楽だったとお聞きしました。
 サイズで配れるものは配る。
 公的身分証と欲しいものが違うんだと言うケースが
 あると言うことを、
 知っておいて頂きたいなと思います。


外見の性別だけで、配布するものを決めつけてしまわない。
これがとても大切なことなんですね。
また、男女別で分かれがちなトイレや更衣室は
ひとつでも「どなたでもご利用ください」と表示・声掛けしたり、
お風呂であれば男女別の時間以外に
個別対応の時間を作る。
そんな配慮があると嬉しいとも仰っていました。
皆で災害を乗り越えるための大きなカギですね。
今まで意識したことがなかったと言う方、
是非知っておいてください。

なお、清水さんはいま、
地方の小さな学校などでもLGBTの講演ができるよう
クラウドファンディングも行なっています。
詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/lgbt-hiroto-simizu-kouen


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