今週20日、三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震で、
気象庁は、千島海溝・日本海溝沿いでは、巨大地震の発生が普段より高まっているとして、
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しています。
北海道から千葉県にかけての182市町村に出ている
この「北海道・三陸沖後発地震注意情報」とはどんな情報なのかお伝えします。
まず、どのような時に発表されるのか?
北海道・三陸沖のエリアでマグニチュード7以上の地震が発生した場合などに発表されます。
ここで重要なのは、あくまでも、普段よりも大きな地震が起きる可能性が高まっているという情報です。
そして、この情報のもう一つの特徴は、
対象となる後発地震が、必ずしも小さいとは限らないという事です。
一般的な余震と違って、最初の地震よりも大きな地震が起きる可能性もあります。
だからこそ、この情報が出た時は、普段よりも防災のアンテナを
一段高くもつことが求められます。
この情報が出たら1週間は注意が必要です。
ここからは、実際にこの情報が出たときに
私たちが取るべき行動についてお伝えします。
まず大切なのは、
「いつもより一段階上の備え」をすることです。
最初に確認したいのが、家の中の安全です。
家具は固定されているか、倒れたときに避難経路をふさがないか。
特に、寝ている場所の周りに倒れやすい家具がないかは重要です。
夜間に地震が起きた場合でも、身を守れる空間を確保しておきましょう。
次に、避難の準備です。
非常用持ち出し袋の中身を確認し、すぐに持ち出せる場所に置いておきます。
水や食料、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、常備薬など、
最低限の備えが整っているか見直してください。
さらに、津波への備えも欠かせません。
この地域で想定されている地震は、津波を伴う可能性があります。
海の近くにいる場合は、避難場所や避難経路を事前に確認しましょう。
外出先でも意識が必要です。
建物に入ったら非常口の位置を確認する、
エレベーターではなく階段を使う場面を想定するなど、
常に“次の揺れ”を意識した行動を心がけましょう。
そして、忘れてはいけないのが、情報の受け取り方です。
この情報が出ると、不安を感じる方も多いと思います。
しかし、必要以上に恐れる必要はありません。
この情報は、生活を止めるためのものではなく、備えを強化するためのものです。
普段の生活を続けながら、少しだけ慎重に行動する——
それが基本です。
最後に、もう一度ポイントをまとめます。
北海道・三陸沖後発地震注意情報は、
大きな地震のあとに、
さらに大きな地震が発生する可能性が
普段より高まっていることを知らせる情報です。
これは予知ではなく、あくまで注意喚起です。
発表された場合は、家具の固定や避難準備、津波への備えなど、
「一段階上の防災行動」を心がけましょう。
地震は、いつ起きるか分かりません。
しかし、「次が来るかもしれない」と意識しているかどうかで、
命を守る行動は大きく変わります。
この情報を正しく理解し、日頃の備えにつなげていきましょう。