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ゴルゴ松本さんがラジオ版『命の授業』を開催!  (2020/05/23 放送)

先週に引き続き、今週もゴルゴ松本さんにリモートでお話を伺いました。

TIMのメンバーとして『命』『炎』といった人文字ギャグでブレイクしたゴルゴさん。それを機に言葉について勉強するようになったそうで、2011年には言葉への情熱が高じて『命の授業』をスタートさせました。

「2011年、東日本で震災があった年に、自分は何ができるだろう?とかって動き出した時があったじゃないですか。あの時に、ある人から回り回って、少年院でいろいろ喋って欲しいんだけど、っていう依頼が来たんです」

「(最初は)多摩少年院に行きましたね。2011年の11月22日です。でも、いくら子供でも犯罪を犯して少年院に入ることになったので、どんな子どもたちがいるのか、わからない状態だったので、ちょっと怖いかなっていうイメージもあったんですね」「でも、行ってみたら、僕から見たら普通の少年でしかなかったんですよね」

「もう親戚のおじさんだと思って聞いてくれっていうふうに言って、普通の会話から始めていったんです。ホワイトボードにいろいろ漢字を書くとかそんなんじゃなくて。もう会話からです。全面的に漢字だけじゃないんです。いろんな話を交えながら、子供でもわかるような漢字から…」

今では少年院だけではなく、学校や市町村、企業などからも『命の授業』で呼ばれるようになったというゴルゴさん。今年4月にはYouTubeで『ゴルゴ松本 命の授業チャンネル』を開設しましたが、これは新型コロナウイルスの影響で辛い思いをしている人が多い中、「一人でも、見てくれて、元気になって、前向きに人生を生きてくれたらいいな」という思いで始めたチャンネルなんだそうです。


そして、今回の『Challenge Stories』では、ゴルゴさんにラジオ版『命の授業』を開催して頂きました。

「普段みなさんが喋ってる言葉は日本語ですけども、小学校に上がる前、幼稚園ぐらいの時に、文字を書けるようになるため、自分の名前を書けるようになるために50音表っていうのを勉強すると思います。恵さん、その最初、一番右側の5つの言葉を言ってください。あ・い・う・え・お、そうです。ここから日本語が始まるんです」

「あいうえお、の5つが母の音、母音といいます。お母さんが最初にいるんです。そこから子どもたちがいっぱい生まれていくんですが…」「(日本は)“愛”を最初に教える国なんです。“あい”から始まって、あいうえお、かきくけこ、ずっと行って、最後が、わ・を・ん…“をん”で終わるんです。これは恩返しの“おん”です」

「言葉を組み合わせながらいろんな人と出会って、会話をしながら、喧嘩をしたり、好きになったり、仲直りしたりしながら、(最後は)“恩”なんです。恩返し。で、“をん”で終わる前に”わ”があるんです」「平和の和、調和、融和、同和、和合の和なんです」

「あいうえお、というお母さんから始まります。すべての始まりはみんなお母さんです。だから始まるという漢字は女の人が土台と書くんです。女偏に台と」

「そんなお母さんのお腹に十月十日(とつきとうか)、なぜか人間の指の数だけ宿ると言われております。その十の数字、ひい(一)ふう(二)みい(三)よう(四)…最初が“ひ”なんです。最後は“と”(十)なんです。“ひと”になるのに十月十日(とつきとうか)かかるんです」


続いては、“音”と“心”から出来ている“意”という漢字についてのお話でした。

「音(おと)っていうのは、男(おと・こ)、女(おんな)、大人(おと・な)です。男、女、大人はしっかりとした音を表に出さなきゃいけないんです。だから言葉も音なんですが、音が口から出ると“こと”になって、次に未来の出来事の“事”になるんですね」

「だから、人間には音があるんです。それはどこにあるかって言ったら、心にあるんです。意識の“意”です。“いし”の意です。“いし”でも、思う“意思”もあれば志(こころざし)の“意志”もあるんです」

「心に思ったことは、自分が未来にこうしたいと思ったら、志す(こころざす)んです。行き先を決めるんです。何年後に俺がこうなりたい!って。志す、志していく途中で試みるんです。言葉の儀式をするんです。試してみなかったら、できるかできないか、勝つか負けるか、そういうことはわからないので、自分の熱“意”、決“意”、誠“意”、“意”欲を表に出して、頑張るしかないんですね。」

「辛い人は自分の心の音を見せてください。“意見”を言っていいんです」


さらに『命の授業』のタイトルにも含まれている“命”のお話もありました。

「お母さんのお腹で十月十日(とつきとおか)で生まれてきました。恵さんも生まれてきました。恵家に生まれた命に俊彰(としあき)という名前をつけて頂きました。それが命の名前です。ここから人間はこの命の名前を使っていくんです」

「生きている間にしか“使命”はないんです。“命”ある限り“使”い続けるのが“使命”なんです。今やってることがみなさんの使命です」「運ぶ命の“運命”があって…運ぶ命、運ばなきゃ駄目なんです。巡らせていかなきゃ駄目なんです」

「そしてお母さんのお腹に“宿”った…“宿命”。この宿命の宿は子どもたちの大好きな宿題の宿でございます(笑)。子どもたちの宿題っていうのは宿命ですので、ぜひやらなきゃいけないんですけど」

「運命・使命・宿命・宿題っていうのが人生にやってきます。自分の命の前にやってくるんですけど、それが難しい宿題なんです。難問・難題なんです。難問難題の“難”」

「時には災いという苦難・困難・災難という難がやってくるんです。これがないことを“無難”っていうんです。無い難と書いて無難。でもありますよね、実際。有る難、“有難”(ゆうなん)。普段使いませんけど、この漢字2文字に日本人は“有難う”(ありがとう)という言葉を当てたんです。“有り難し”ってこれ100年前も150年前も500年前も1000年前も使ってるんです」

「今だけがこういう困難な時代じゃなくて、いろんな時代に苦難・困難・災難・厄難・一難去ってまた一難というものがあったんですけど、みんな自分の命に繋げてくれた。お父さん、お母さん、じいちゃん、ばあちゃん、ひいじいちゃん、ひいばあちゃんたちは乗り越えてきたんです。乗り越えた命を未来に繋げた命が今なんです。だからこの命を未来に繋げないといけないんです」


また、ゴルゴさんは新型コロナで苦しむ人たちに向けて、こんなことも話してくれました。

「がんばるも顔が晴れると書いて“顔晴”です。頑なに張る(頑張る)じゃなくて、笑顔になって前を向いていこうが“顔晴”です。漢字は捉え方はどうでもできます。同じ読み方いっぱいあるんですから」

ちなみに、ゴルゴさんがこうやって説明してくれた言葉の意味は、歴史の中で先人たちが考えてきたものをゴルゴさん流に組み合わせたものなんだとか。

「辞書にはそうやって載ってないんですけど、辞書も後から作っていくもんじゃないですか。100年後、500年後の辞書もいろんな意味が加わっていくんじゃないかなと思って。時代ごとにそうやって誰かが気持ちを前向きにできるような表現の仕方が、僕は漢字という記号じゃないかなと思ってます」


最後にゴルゴさんはご自身にとっての挑戦についてこう話してくれました。
「未来の自分に出会うためにやればできること、です」「1年後でも5年後でも10年後でも必ず未来はやってきますので、挑戦する人は、未来の自分を思い描きながら、やればできますので。チャレンジしていただきたい」

番組では、そんなゴルゴさんの挑戦に関するメッセージを色紙に書いて頂きました!こちらを1名様にプレゼントします。このホームページのメッセージフォームから「ゴルゴ松本さんの色紙希望」と書いてご応募ください!
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