尊敬し合う関係

安田美沙子(タレント)×真藤舞衣子(発酵研究/料理家)

2023

09.01

null

京都府出身の安田さんは、バラエティーからドラマまで幅広く活躍され、結婚後は、ランニングアドバイザーの資格のみならず、食育インストラクターや健康食コーディネーターも取得。二児の母でもいらっしゃいます。

一方、真藤さんは、料理を通じて、環境を考えた暮らし方や食育を提案され、料理教室を主催したり、発酵食レシピの講座、また、レシピ本の執筆も数多く手がけています。

きっかけは、雑誌の料理連載



null

安田
こんにちは。

真藤
こんにちは。

安田
私は普段マイマイと呼んでいるんですけど、

真藤
私は美沙子ちゃんと呼んでいます。

安田
今日はそれでいきますか。

真藤
そうしましょう。

安田
出会いは、私が結婚したぐらいでしたよね。

真藤
「ちょうど結婚したばかりです」と言っていた。最初の出会いは、雑誌の料理連載で、漬物を作ったりしたね。

安田
懐かしい。甘麹、味噌、塩麹、醤油麦麹を作りました。結婚したのが2014年なので

真藤
もう9年。早い!来年は10年だから10周年記念をしましょう。

安田
パーティしましょう。

真藤
美沙子ちゃんは本当にほんわかした感じで、ものすごく可愛くて、すごい一生懸命だけど、ちょっと天然で、またそこがかわいいんですよ。一目惚れでしたね。

安田
初めてちゃんと聞いたから、嬉しいです。

真藤
あと京都ご出身なので私も1年間、京都の禅寺で過ごしたことがあったから、親近感を覚えて。

安田
私は料理の先生は、厳しかったり、怖いのかなと思っていたけど、すごい美人で、

真藤
ちょっと待って。持ち上げますか。

安田
小顔で優しくて、何でもはっきりと言える人。迷いがないからすごい信頼と安心感があって、今はお姉さんみたいな感じもありますけども、私はマイマイのセンスがすごい好きだから料理も教わりたいし、それ以外のこと、大人の女性として必要なことも教わっていきたいというリスペクトがすごくあって、仲良くお出かけしたり、ご飯に行ったり、サウナも行くし、お買い物も行くし、そういうので深まっていきましたよね。

真藤
深まりましたね。いろんなところに行きましたね。


京都の禅寺で過ごした日々



null

安田
お寺で修行とは、すごいですよね。

真藤
禅寺に1年間、居候していたことがあって、なぜ私がお寺で1年間、修行したのかと言いますと、元々、最初は、IT関係の仕事をしていたんですが、自分のやりたい仕事ではなかったんです。やっぱり、食が好きで、小さい頃から料理をするのが好き。小さい頃、コンビニのお弁当を食べたことがなかったんです。子供にもちゃんと温かいご飯を食べさせたい、豪華な食事でなくても、握り飯1個でもいいから手の温かみを感じるご飯が食べられるような食卓が増えるといいなと思ったのと、大人に対しても、温かい食事が食べられたらいいなと思って。そして、ある時に、私、食の仕事をしよう!と、それでその時になぜかフランスに行こうと思ったんです。ただその前にフランスに行くとしたら、日本の勉強をして日本の文化を学ぼうと思ったときに、京都のとある禅寺に1年間、お世話になったんです。その禅寺で、私は朝、4時半に起きて、まず座禅をし、掃除をして、本当に一休さんの世界です。その後、朝ご飯を食べます。もちろんお味噌汁にご飯だけ、5分ぐらいで食べ終わっちゃうんですね。

安田
早いですね。

真藤
食べ終わったら、またお掃除、外掃除になるんですね。お茶をたてて、みんなで飲んで、それからまた、お昼まで作務と言って、畑仕事とか野菜を作るんですけど、私は東京生まれ東京育ちみたいな生活をしていたので、土とか遠足の芋掘りぐらいでしか触ったことがなかったんです。それで、畑仕事をするようになったんですけど、もちろん肥料とかも撒かず、お坊さんの排泄物を汲んで、貯蔵庫に入れて発酵させて、私も最初は泣きながら汲んで運んでいたのですが、出来上がったものを畑に蒔いて、耕す。

安田
動物の排泄物を肥料にするのは、わかるんですけど人間のは初めて聞きました。本当の循環ですよね。

真藤
人間は食べたものでできていることを、目の当たりにしたけど、野菜が美味しいんですよ。初めてこんなに美味しい野菜を食べたなというか、味が濃いんですね。

安田
だって無農薬ですもんね。

真藤
土が肥えているんです。たっぷりでふっくらしていて、普通、ミミズの大きさは、大体ペンぐらいじゃないですか?それがピンク色の親指ぐらいのミミズが出てきて、

安田
わかりやすいですね。ミミズは、美味しい土を食べて肥えていくという。土の良さを示してくれているんだ。

真藤
そんな体験をしたので、ありがたみや大切さだったり、大事に使うこと、たくさんできた野菜も腐らせないように乳酸発酵させお漬物にしたりとか、そういう体験ができたのは私にとっては宝物です。



これまでの記事

その他の記事