2021/09/02

Drive Discovery PRESS Vol.22 編集後記

DDP編集部

最近日が暮れるのがどんどん早くなって、聞こえてくる音もミンミン蝉からひぐらしの鳴き声に移り変わり、暑さの終りより先に秋の足音を感じている編集部員Nです。季節の、そして時代の移り変わりに感じる切なさ。毎回、特別特派員をお迎えするDrive Discovery PRESS、今週は、こちらも時代の流れで最近数が少なくなっている「デパート」の魅力について、構成作家でデパート巡りの達人、寺坂直毅さんに教えていただきました。

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カレンダーをめくると同時に秋がやってきた・・・「食欲の秋」「芸術の秋」「読書の秋」と色々な「秋」があるけれど、我が編集部は間違いなく「食欲の秋」。緊急事態宣言がなければ、長野に予約しないと食べられないモンブラン「朱雀」を食べに行けたのに、と考えている編集Nです。

さて、前回も「デパート愛」が止まらなかった構成作家でデパート巡りの達人、寺坂直毅さんが今回も特別特派員として登場したDrive Discovery PRESS、もはやノンストップで次から次へと登場するデパートトリビアに編集部一同脱帽でした。

ここでは、放送しきれなかった寺坂さんによるデパートにまつわる豆知識をご紹介しましょう!

豆知識1:岡山のデパート「天満屋」には、バスセンターがあり、岡山駅から2キロ離れているものの、100円で来ることができる。

豆知識2:大分の「ふるさと大分の百貨店 トキハ」の中には「道の駅」がある。
デパートの地下にある「街の駅トキハ」では、大分県が進めてきた一村一品運動をサポートする形でそれぞれの村の名産品を置いたりしているそう。岡山の「天満屋」にも「岡山びいき」という道の駅のような売り場が設置されている。

豆知識3:仙台の藤崎デパートでは、自分でセレクトして箱詰めできるできるお土産パックが作れる。
このシステムが人気となり、全国に広がり、地方百貨店でも取り入れられているそう。

豆知識4:包装紙にもそれぞれこだわりがあり、デザインに込められた想いがある。
「トキハ」は、大分の花、ひまわりをモチーフとしていたり、東武百貨店の「O」の字は、上が赤くなっていて太陽を表している。また、福岡の「岩田屋」の包装紙に描かれている「岩」の字のはらい(墨のかすれている箇所)は7・5・3になっていて、縁起を担いでいる。
そごうのマークは「契りマーク」と呼ばれ、「人と契る」など色々な意味がこめられている。

デパートをこよなく愛する寺坂さん。そのお話を伺いながら、編集部員全員が、子供の頃、行くのが楽しみだったあのデパートのキラキラ・ワクワクした感じを思い出していました。

さあ、来週は、美味しいもの巡りの達人、小宮山雄飛さんを特別特派員にお迎えします! こちらもお楽しみに!


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