2021/09/19

ホフディラン・小宮山雄飛「自分とマッチする人をフォローする」“おいしいお店”の開拓術を指南!

DDP編集部

9月19日(日)の放送では、前回に引き続き、ホフディランの小宮山雄飛さんをゲストに迎え、“食”にまつわるトークで花を咲かせました。

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(左から)ホラン千秋、小宮山雄飛さん

レモンライス専門店を出店した理由

小宮山さんは、知人と共同経営で地元・渋谷にレモンライス専門店「Lemon Rice TOKYO」を出店。もともとは、知人から「カレー屋をプロデュースしてくれないか」と頼まれたものの、「どうせやるなら、地元・渋谷の1坪のお店から何か面白いものが生まれたらいいんじゃないかと思った。ただ大好きなカレーを出すのは……ということで、食べたことがないものに出会ったときの喜びや衝撃を与えたかったので、レモンライスを作りました」と言います。

レモンライスとは南インド料理の1つで、ターメリックで黄色く色づいた、レモンのフレーバーが香るご飯のこと。小宮山さんいわく、出店した当時は日本でレモンライスを出しているお店があまりなかったこともあり、“地元・渋谷の新たな名物にできたら”との思いで、レモンライスのメニュー開発に着手。2018年9月にテイクアウト専門でオープンしました。しかし、コロナ禍で現在はお店を閉店し、ネット通販やイベントなど催事での出店、ケータリングに特化した形で運営しています。

小宮山雄飛が“衝撃”を受けたお店

そんな食に精通した小宮山さんが衝撃を受けたのは、広島にあるお店「あきちゃん」で食べたホルモン天ぷら。「まず、ホルモンを天ぷらにしていることが衝撃だった」と振り返ります。

しかも、天ぷらにするホルモンの部位を選ぶことができ、白肉(ミノ=第一胃袋)、ハチノス(第二胃袋)、センマイ(第三胃袋)、ビチ(ギアラ=第四胃袋)、オオビャク(大腸)、チギモ(脾臓)の6種類に加え、入荷状況によってはガリ(気管)やヤオギモ(肺)など、関東の人にはあまり聞きなれない部位も。

さらに「なにがすごいって、各テーブルにまな板と四角い包丁、トングが置いてあって、出てきたやつを自分で切って食べるんですよ! こういうお店を地方に行って探すのが楽しい」と声を弾ませます。

前々回に、小宮山流のお店の探し方について語ってくれましたが、もう1つおすすめの方法があるそうで、それは「一般の人でもいいので、(口コミの)書き込みやブログなどをチェックして、“この人がおすすめしているお店って、自分とマッチすることが多いな”と思った人を何人かフォローしておいて、その人がおすすめしているお店に行くのもいい」とアドバイス。実際に気になる人のことをフォローし、こまめにチェックしていると言います。

「自然体で食べ物のことと常に関わっていたい」

ホランが、小宮山さんに食との関わり方を尋ねると「ミュージシャンが音楽以外のことをやるのは『ダサい』という声もあるけど、食べ物はみんなが食べるし、それなりに“作る”ものだから、グルメで3万円のお寿司屋さんに行ってどうのこうのということではなく、すごく自然体で常に食べ物と関わっていたい」と語ります。

ホランは、3週にわたり“食”について熱く語ってくれた小宮山さんとのトークをあらためて振り返り、「日本全国、おいしいお店やまだまだ知られていないお店がたくさんあると思うので、雄飛さんの宝探しの仕方などを参考にして、ぜひみなさんにも、身近にあるおいしいお店を開拓していただきたいですね」と話しました。


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