2022/06/19

「スモーキーな香りが鶏もも肉に付くんです!」バイきんぐ西村がおすすめする“キャンプ飯”とは?

DDP編集部

6月19日(日)の放送では、前回に引き続き、お笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹(にしむら・みずき)さんをゲストに迎え、キャンプの魅力についてたっぷり語っていただきました。

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(左から)ホラン千秋、西村瑞樹さん

バリエーションが豊富な“キャンプ飯”

普段から自炊をよくするという西村さんは、「“キャンプ飯”って、特別なものではない。家で作っているものをキャンプでも作っている感じ。家で作れるものは、キャンプ場でも全部作れる。むしろ、キャンプで作る料理のほうがバリエーションが多い」と声を大にします。

例えば、鶏もも肉を小さくカットして「炭火もも焼き器」に入れ、焚き火の上で振りながら調理すると、「(鶏肉の)脂が焚き火にしたたり落ちることで煙が上がり、燻されてちょっとスモーキーな香りが鶏もも肉に付くんです。これは家庭ではできないと思う」と西村さん。また、脂がしたたり落ちたときに焚き火がパチパチという音がするさまも「見ていて楽しいし、シンプルだけどそういったことができるのも“焚き火料理”の魅力」と言います。

さらに、キャンプやバーベキュー用に市販されている厚手のアルミホイルを使って、「ホンビノス貝を味付けなど一切せずに(アルミホイルに)包んで焚き火に放り込む。その後、3分ぐらいで取り出せば、貝自体が含んでいる塩分だけで塩気があるし、アルミホイルで包むことで水分を逃がさないので、めちゃくちゃジューシー! 網の上で(直に)焼くのとは全然違う。(アルミホイルで)旨みを全部閉じ込めて貝の塩分だけで食べるのが、めちゃくちゃ旨い」と絶賛。「キャンプで食べると普段より1.5倍おいしい!」とキャンプ飯の醍醐味を力説します。

また西村さんは、キャンプの昼ご飯によく“カップ焼きそば”を食べるそう。その際、カップ焼きそばとともにインスタントのワンタンスープを用意します。カップ麺を作ったときのお湯には、麺自体の油や旨みが染み出ており、それをそのまま注げば、普通のお湯で作るものとはひと味違ったワンタンスープが完成! この即席メニューに、ホランは「それ、絶対においしいじゃん! もう、いま食べたい!」と待ちきれない様子でした。

西村おすすめのキャンプ場

続いて、西村さんおすすめのキャンプ場を紹介します。まず“景色が最高だったキャンプ場”として挙げたのは、静岡県富士市にある「富士見の丘オートキャンプ場」。ここは、富士山を目の前に裾野まで見ることができるだけでなく、「反対側を見ると海も見えて、夜は夜景も見られる。360度、いや360度は言い過ぎかも(笑)。270度が絶景!」と笑いを誘いつつ、「昼間は富士山と海を見て、夜は夜景が楽しめるので、めちゃくちゃ良かった」と太鼓判を押します。

また“冬キャン好き”の西村さんが、冬場のキャンプでおすすめしたのは、広島県高野町にある「大鬼谷(おおぎだに)オートキャンプ場」。ここは雪中キャンプを楽しむことができ、「雪が降り積もっていても、キャンプ場に行くまでの道がきちんと舗装されているのでアクセスしやすい。そして、キャンプ場では、ふかふかの雪が降り積もった状態でキャンプができる。雪景色での焚き火は風情がありますし、ランタンに火を灯すと、その火が雪に反射して普段のキャンプよりも明るくなるんですよ」と絶賛します。

そして、ここの雪中キャンプの醍醐味として、「雪で小さな“かまくら”を作り、そのなかにランタンを入れると幻想的な光を生み出して最高」と西村さん。雪は音を吸収するため、「辺りはとても静かで、それがまた非日常的。普段生活をしているといろいろな雑音があるけど、そういうのが一切ない静寂のなかで、焚き火の“パチパチッ”とはぜる音だけが響き渡るんです。そりゃあもう癒やされますよ」と話していました。


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