2023/02/19

ホラン千秋「永遠に食べていたい…」ヴァイオリニストNAOTOが太鼓判を押す“札幌市”にある「スープカレー」の名店とは?

DDP編集部

2月19日(日)の放送では、ヴァイオリニストで作曲家のNAOTOさんをゲストに迎え、“スープカレー”の魅力についてたっぷりと語っていただきました。

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(左から)ホラン千秋、NAOTOさん

NAOTOが熱弁!“スープカレー”の奥深さ

NAOTOさんは、東京藝術大学卒業後、クラシックからポップスまでジャンルにとらわれない活動で注目を集め、ドラマ「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)ではオーケストラの選考・吹き替え演奏・楽曲提供、さらには役者としてもゲスト出演して話題に。その後もさまざまなアーティストと共演し、作曲家としても数多くのテレビ番組やCM曲の作曲なども手がけています。

そんなNAOTOさんですが、実は「日本スープカレー協会」の広報宣伝担当理事という顔も。「音楽の話よりも、スープカレーのほうが饒舌に話せます(笑)」と冗談混じりに話すほど、その“スープカレー愛”は本物です。

そもそもNAOTOさんがスープカレーと出会ったのは、約25年前の25歳頃。スープカレー発祥の地、北海道・札幌市出身のキーボディスト・ピアニストの松本圭司(まつもと・けいじ)さんと仲良くなり、彼に“スープカレー”という名前を世に広めたことでも知られる、札幌市にある名店「マジックスパイス」に連れて行ってもらった際に、初めてスープカレーを食べたそうで、「これがスープカレーという食べ物なのか!」と衝撃を受け、そこからスープカレーの魅力にハマっていったそう。

「スープカレーは、店によってルーツが全然違う」とNAOTOさん。というのも、「スープ1つをとっても、札幌はラーメン文化で、ラーメンのスープの出汁を取る文化が基本にあり、それとは違う流れもある。ちなみに『マジックスパイス』さんは、インドネシアのソトアヤムというスープを基本にスパイスを加えているんです。

ほかにも洋食のフォン・ド・ヴォーを基本にスパイスを混ぜているお店やスリランカ系、インド系など(お店によって)ベースがまったく違うんです。だから、スープカレー屋さんに行って、毎回スープカレーを食べても、まったく同じ物を食べているという感覚がないんです!」と熱弁します。

ちなみに、25年間かけて解明したスープカレーの謎の答えは「100%のうち、おそらく……10%とかですね」とNAOTOさん。これにホランは「それだけ!?(スープカレーは)奥が深いんですね……」と驚きを隠せません。

スープカレーの名前の生みの親の味に大満足

そして今回は、スタジオにNAOTOさんおすすめのスープカレーを用意! まず出てきたのは、NAOTOさんが衝撃を受けた始まりの店「マジックスパイス」のスープカレー(レトルト)です。

スープカレーが出てきた途端、「いい香り! これでレトルトなんですか!?」とビックリするホラン。また、レトルトのなかには、うずらの卵、鶏肉、キャベツ、ニンジン、ダイコンなどが入っていますが、NAOTOさんによると、実際にお店に行くと、ブロッコリーや白菜なども入っているそう。

そして、NAOTOさんから、「決まった食べ方はないけれど、おすすめの食べ方としては、まずスープだけで楽しんでください」とのアドバイスを受け、ホランがスープを口にすると、すぐさま「すごくいい香り! スパイスが結構ガツンときますね!」と声を上げます。次にチキンと一緒に食べると「ん〜、おいしい!」と満面の笑みを浮かべます。

この「マジックスパイス」のレトルトカレーの魅力として、NAOTOさんは「これで172キロカロリーしかないんですよ!」とヘルシー面をアピール。そもそも、スープカレー店のほとんどが、通常のカレーには欠かせない小麦粉・ラード・バターを使わないそうで、「スープカレーのいいところは、ヘルシーで健康食なところ。しかも、良質なタンパク質、野菜のビタミン、ご飯を食べることで糖分、炭水化物も取れて(栄養面も)完璧なんです」と語ります。

「永遠に食べていたい……」とホランが虜に

続いて2品目は、札幌市の澄川にある老舗「木多郎」のスープカレー。ポイントは何と言っても“具材”で、大きなチキンに加え、ニンジンも約4分の1本、小ぶりなじゃがいもが丸々1個と、とにかく具材がごろごろ入ってインパクト大! ホランも一目見て「すごい!」と驚きを隠せません。

そして、見た目だけでなく味もバッチリ。NAOTOさんは、「老舗中の老舗で、札幌にある多くのスープカレー屋さんからも尊敬されているお店」と太鼓判を押します。

まずスープから味わったホランは「うま味が全体に染み渡っていく……うま味も甘味も全部とがっているのではなく、丸くてじんわり……こたつに入っているみたいな感じ。じんわりやさしい系」とその深い味わいにうっとり。

さらに、NAOTOさんからは「これはあくまで褒めているんですけど……こんなにウスターソースっぽい感じのまろやかでおいしいスープはない」「いわゆるスパイスと刺激がちゃんとあって、でもおいしいスープ」と補足が入ると、「わかる! マジでそれです!」とホランも納得。改めて「これは本当においしい。永遠に食べていたい……」とスープカレーに惹かれ始めるホランでした。


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