2024/02/11

ホラン千秋も興味津々!喫茶店愛好家がオススメする東京の「ホットケーキ」「パフェ」がおいしい喫茶店とは?

DDP編集部

2月11日(日・祝)の放送では、喫茶店愛好家の難波里奈(なんば・りな)さんをゲストに迎えて、喫茶店の魅力や楽しみ方、さらにはオススメの喫茶店などについて語っていただきました。

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(左から)ホラン千秋、難波里奈さん

ハマったきっかけは“古着”!?

東京喫茶店研究所二代目所長で、かれこれ20年近くも全国の喫茶店を巡っている難波さん。書籍「純喫茶コレクション」(河出文庫)をはじめ、喫茶店にまつわる本を多数執筆されています。

まずは喫茶店にハマったきっかけを伺うと、「もともと昭和の時代に使われていた家具やインテリア、雑貨、古着がすごく好きで。古着を着るようになってから、光が煌々としている流行りのカフェよりも、薄暗い照明の昔ながらの喫茶店のほうが(古着ファッションに)似合うなと思って、いろいろ行くようになりました」と言います。

さらには、「自分の部屋を昭和のものでいっぱいにして、喫茶店のようにしたかったんですけど、部屋の模様替えってなかなかしないですよね。そうすると飽きがきちゃうので、(その代わりに)いろいろな喫茶店に行くようになりました。“コーヒー1杯でいろいろな喫茶店におじゃまできる”という楽しみを見つけてしまって、いまだに喫茶店に夢中です(笑)」とも。

その後、喫茶店好きが高じて2008年にブログ「純喫茶コレクション」を開設。当初は誰に見せるでもなく、自分が喫茶店に行った記録や感想を載せていたそうですが、掲載店舗が100 軒を超えてくると、閲覧者数がだんだん増えていったそうで、「当時、純喫茶に関して発信している人は全然いなかったんですよ。そこで出版社の方が(私のブログを)見つけてくれて『書籍にしませんか?』と話がきて。それが(現在の)活動のきっかけです」と振り返ります。

オススメの“喫茶店の楽しみ方”

そんな難波さんの喫茶店の楽しみ方を伺うと、入店前からポイントが。まずは外観や壁、看板の文字のデザインなどを見て、店名の由来などを空想しながら入店。店内でも、テーブルやイスの形、デザインを観察していくと言い、「最近はテーブルやイスの脚までよく見ます。木の彫りが入っていたりと、当時の職人さんの技術が詰め込まれたものを見ることができるし、そういうところから、お店にかけた情熱みたいなものを感じる」と熱弁。

さらに食器については、「コーヒーカップ1つとってみても、真っ白で何もロゴが入っていないものでも、100万円するものでもコーヒーのおいしさは変わらないんですけど、お客さんにとっては、やっぱり工夫が凝らしてあったほうが楽しいですよね。そうしたところに“おもてなし”みたいなものを感じたり、“お客さんを楽しませよう”“喜んで欲しい”という気持ちがどこに表れているのかをすごく見ます」と難波さん。

喫茶店のマスターと話をすることも一興で、「そのお店がどうやってできたのか、どういう思いでできたのか、などを聞いたりすると、一歩先の喫茶店の楽しみができる気がします。旅先でも、まず喫茶店に行ってみると、その旅が楽しくなると思います」と声を大にします。

ホットケーキ、パフェがおいしい喫茶店

難波さんは、2月13日(火)に最新著書「新装版 純喫茶とあまいもの 一度は訪れたい名店と、記憶に残るあのお店」(誠文堂新光社)を発売。そこで最新のオススメ喫茶店を紹介していただきました。

まずは、ホランも好きだと言う“ホットケーキがおいしいお店”として、東京・江戸川区平井にある「珈琲ワンモア」を挙げます。「ここのホットケーキは、すごくしっとりしていて、“食べ切れるかな?”って思うほど分厚くてボリュームもあるんですけど、食べていると手が止まらなくて、あっという間に完食しちゃいます。素材にこだわって作られているので、何もつけなくてもおいしいです」と解説。ちなみに、ホットケーキ以外にもフレンチトーストやたまごサンドも絶品とのことです。

続いてホランが“パフェがおいしいお店”をリクエスト。すると、難波さんは東京・台東区浅草にある「フルーツパーラーゴトー」をチョイスします。こちらは、もともと青果店として開業した後にフルーツパーラーを併設したお店で、それだけに使っている果物がとにかくおいしいと言います。さらには、「季節によって果物が変わるので、そのときしか食べられないパフェがたくさんあります! あとはクリームも手作りなので、もたれないおいしさです!」と絶賛していました。


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