Dream Heart(ドリームハート)

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Dream HEART vol.564 海外マラソンコレクター 鈴木ゆうりさん 著書「わたし、世界を走ってます 20代で43カ国のマラソンを走って見えてきたこと」

2024年01月20日

鈴木ゆうりさんは、1994年、愛知県のお生まれです。

大学に進学して2年間で、およそ20kgも増量したことが発覚したのをきっかけに、
ダイエットとしてランニングをスタート。

そして、ひょんなことから参加したホノルルマラソンを皮切りに、
ロサンゼルス、シカゴとアメリカでのフルマラソンに立て続けに参加し、
海外で走ることの楽しさに目覚められました。

大学卒業後、就職を機に海外で走ることを一度あきらめたものの、
「もっと世界を走りたい!」という気持ちから、会社を半年で辞め、
世界のマラソンを走破し始められます。

現在は、SNS等で『海外マラソンコレクター』の肩書を名乗り、
普段は東京都港区にあるオフィスに勤務しながら、
海外のマラソンの魅力を発信されていらっしゃいます。


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──ノリで始めたフルマラソン

茂木:まず、走るきっかけがダイエットだった、と。でも別に、フルマラソンをしようと思ったんじゃないんですよね?

鈴木:はい、全然そうじゃないんです。

茂木:リスナーの中には、「私も痩せようかな」と思って共感していらっしゃる方もいると思うんですが…。まあ、そこまでは時々あるかもしれないんですけど、鈴木さんがすごいのは、最初にフルマラソンを走ったきっかけです。改めて、ご紹介して頂いていいですか? どういうことだったんですか?

鈴木:さっきも仰っていた通り、ダイエットとしてランニングをスタートしまして。私、中・高・大の全部、文化系の部活しか入ったことがなかったんです。美術部、ガーデニング同好会、大学はピアノサークルに入っていたんですけど、それで「ダイエットでランニングを始めるぞ」となって、5劼阿蕕い靴走っていなかったんです。

茂木:そこまでは普通ですよね。

鈴木:はい。たまたま12月に、お友達とハワイのワイキキに遊びに行って。

茂木:それは本当に、ただ遊びに行ったんですか?

鈴木:そうです。遊びに行って、ショッピング中に、何故かすごい日本人の人が多くて、インフォメーションカウンターの人に「何でこんなに日本人がいるの?」と聞いたら、「今週末にホノルルマラソンがあるんだよ」と。

茂木:それは偶然だったんですよね(笑)?

鈴木:本当に偶然です。

茂木:ホノルルマラソンも、知らなかったんですか?

鈴木:知らなかったです。そして、(インフォメーションカウンターの人に)「(ホノルルマラソンを)走りに来たんじゃないの?」と言われて、「全然違うけど」となって。そうしたら、友達から「でも、最近ランニングしてるらしいじゃん。出れば?」と言われたんです。ホノルルマラソンは、前日までエントリーができるということが発覚して、アラモアナ・ショッピングセンターからそのままエントリーをしに行って、またレース前日にアラモアナ・ショッピングセンターで靴を買って、走った、ということです。

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茂木:計画性も何もないですが、そこで凄いと思うのは、何でそこでエントリーしようと思ったんですか?

鈴木:ノリです。

茂木:ノリ? 42.195劼任垢茵 無理かな、とか考えなかったんですか?

鈴木:「ま、いけるっしょ」みたいな感じで言われて(笑)。

茂木:それまで、サークルとかは文科系だったんですよね? 普通、フルマラソンやろうと思ったら、皆構えちゃうんですよね。何でそこで行けちゃったんですか?

鈴木:何ですかね? その大学の友達も「まぁいけるんじゃない?」とか言って、とにかく、あんまり考えてないんですよね(笑)。

茂木:その時の結果は、どうだったんでしたっけ?

鈴木:何とか完走して、6時間20分ぐらいでゴールして、その時は「もう2度と出ない」と思っていました(笑)。終わった後、夜に友達とご飯を食べに行ったんですよ。そうしたら、友達から「マラソンを完走した女の人の平均のタイムが、5時間15分らしい」と。「ゆうり、おばさんとかに負けてない? ださっ」みたいに言われて(笑)。

茂木:そのお友達がいなかったら、今こうなっていないんですもんね。人生のコーチかな? いずれにせよ、その言葉に押されて?

鈴木:はい。私も当時、今より結構短気で、「悔しいから、もう1回走るわ」みたいな。それで、成田空港から家まで帰っている途中の電車で、ロサンゼルスマラソンにエントリーしたんです。

──敷居の低い海外マラソン

茂木:恐らくリスナーの中には、「鈴木さんは、他の人生のことでも迂闊にそういうことをやってしまうのかな?」と思われた方もいらっしゃると思うんですが。それはこの『わたし、世界を走ってます』というご著書の中ではあまり書かれてないんですが、どうなんですか? 他のことでも意外と迂闊にされますか?

鈴木:本人は迂闊と思っていないけど、他人から見たら迂闊だと思うことはあるかもしれないです(笑)。

茂木:鈴木ゆうりさんは非常に清楚な方に見えるんですが、中身は違うんですか?

鈴木:そうですね。中身は結構ノリとパッションで生きているタイプです。

茂木:ご著書には「ギャルとしては行かなくちゃ駄目でしょ」みたいなことが書いてあるんですが、ギャルなんですか。

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鈴木:はい。一応、「マインドはギャルです」というのでやっています。

茂木:でも、普通、ギャルマインドでも、こんなに無理目のマラソンは走らないですよね。

鈴木:まあ、「やるか・やらないか」なので(笑)。

茂木:(笑)。このご著書で一番僕がびっくりしたのが、下調べをされていないですよね(笑)。しない派ですか?

鈴木:そうですね。

茂木:下調べしないでいきなり行って、「うわっ」と驚いているんですけど、恐らく、それは最初に調べていたら分かっていたことなんじゃないかな、みたいな。

鈴木:それがいつも本当にできないんです…。

茂木:僕はフルマラソンを10回ぐらい、いつも東京マラソンとかに出ているんすけど、でも日本のマラソンの運営はすごくちゃんとしていて、前日申し込みなんかとんでもないじゃないですか。海外のマラソンは、いい意味で適当なんですか?

鈴木:はい。結構適当だし、大きいレースでも、枠が残っていれば前日エントリーできるレースの方が多かったかな、という感じですね。

茂木:飛び入りで参加するような。

鈴木:イスタンブールマラソンとか、まさしく前日エントリーができるタイプです。

茂木:じゃあ鈴木さんみたいに、ちょっと衝動的に走っちゃおうかな、という方も…。

鈴木:結構いるんだと思います。

茂木:本当ですか(笑)! そこら辺の、世界のマラソン事情がすごく面白かったです。あと、文章がうまい!

鈴木:ありがとうございます、嬉しい!

茂木:この本はまだ発売されたばかりで、手に取ってない方も多いと思うんですけど、どういう方に読んでもらいたいとか、どういう人に届けたい、というのはありますか?

鈴木:もちろん、今もレースに出ていますとか、マラソン走っていますとか、ランニングしていますという方には、ぜひ読んで頂きたいなというのはあるんですけど、何かに向かって頑張っているけど、折れちゃいそう、みたいになっている人にも、ぜひ読んでみてほしいなと思います。

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●わたし、世界を走ってます / 鈴木ゆうり (著)
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