今夜ゲストにお迎えしたのは、俳優として、そして舞台人として、唯一無二の存在感を放ち続けている、早乙女太一さんです。
早乙女太一さんは、1991年、福岡県のお生まれです。
大衆演劇の「劇団朱雀」の二代目として4歳で初舞台を踏み、特に女形として注目され、2003年、北野武監督の映画『座頭市』への出演を機に、「100年に一度の天才女形」として広く知られるようになりました。
以来、舞台、映画、ドラマと、幅広くご活躍されていらっしゃいます。
──大衆演劇の文化と伝統を残しつつ、今の時代に合わせてブラッシュアップする
茂木:早乙女さんは、4歳から舞台に立っていらっしゃるということで。
早乙女:はい、そうですね。もう記憶にないですけどね。
茂木:“舞台ネイティブ”と言ってもいいと思うんですけども、「劇団...