新城市四ツ谷の千枚田
愛知
FM AICHI・吉川朋江

この風景に初めて出会った2015年の8月、夏の千枚田の写真です。
およそ400年も前に山を切り開いて手作業で田畑にされた場所ですが、下から上へと歩き、また上から下へと歩き感じたのはこれだけの斜面に田を作ったその途方もない作業量と400年もの間耕し、地元の方が守り続けてこられた奇跡のような景色だということ。
階段状の見事な田んぼはため息すら出る美しさで、鼻から吸い込む空気に緑の香りが蓄えられていて、子育てに一生懸命で肩にガチガチに力がはいっていた私に大きな深呼吸を与えてくれた場所でした。
人間は、自然と共に生きている。ただただそのありがたさを感じる景色でした。