
古くは文豪の武者小路実篤や太宰治が住んだことで知られている三鷹なんですが、井の頭公園や玉川上水をはじめ、数多くの緑と水に囲まれていまして、実は、東京でも有数の癒やしスポットなんですね。私はいま、「新川丸池公園」の中にいるんですが、園内には、広々とした池があって、本当に気持ちいいんですよ。実はこちら、子供から大人まで、延べ1000人以上が参加した、市民のワークショップによって作られた公園なんです。かつては湧き水で溢れていた丸池なんですが、工場や家庭の排水によって濁ってしまい、昭和46年に、一度は、埋め立てられてしまいました。でも、丸池を取り戻して、子供たちの遊び場をもう一度蘇らせたい、という地域の声でプロジェクトがスタート。模型作りから始まって、公園のデザインを話し合い、また、環境学習の場としても活かすためには何が必要かワークショップを重ね、平成12年、新しい公園として生まれ変わりました。毎年、夏休みには、たくさんの小学生が訪れ、ビオトープの観察や、竹のカップ作りなどを行なっていまして、もちろん今年も、にぎやかになりました。 地域の手によって復活した公園は、時を経て、いまでは、地域のつながりを育んでいます。