
こちらは、キツネやタヌキ、フクロウやオオタカなどたくさんの動物が暮らし、およそ一千種の植物が生息する、まさに自然の宝庫。生き物と身近に触れ合い、豊かな自然体験をすることができるこのような環境は、「里山」と呼ばれるんですが、ここ「狭山の里山」・「トトロの森」を守っていこうと、1990年に「トトロのふるさと基金」が始まりました。これは、全国から集まった募金によって、市民が土地を買い取り、里山のあるべき姿を未来に残していくための基金です。
トトロの森には、これまでの15年間で、およそ2万6千人から3億円以上の寄付が集まっていまして、市民の力で買い取った土地は、近隣の小学校による体験学習や、ボランティアの手で手入れされています。とは言いましても、広大な森ですから、すべての土地を手に入れ、そして守っていくためには、膨大なお金と時間が必要になります。
「となりのトトロ」の風景が残されるかどうか。それは、私たちの手にかかっています。

