
間伐材といえば、細くて弱くて役に立たないものという印象があるかもしれませんが
その間伐材を利用して作られたドームなんです。
間伐後に山に放置されたり、間伐自体がなされなかったりすると森林が荒廃する原因にもなりかねません。
そこで間伐材の使い道を考えて、森の役に立ちたいと立ち上がったのが、環境団体・地球ネットワーク会議です。間伐材を利用した新たな大型木造建築を作っていこうということで設計し、愛媛県の建設会社かみ上こう弘が試験的に建設しました。
このドーム、直径15メートル、高さ7.5メートルで、三角形の木製のフレームを組み合わせて作られています。スギの丸太を半分に割って、切断面を外側にして三角に組んだフレームをつなぎ合わせて曲線を出す独特な工法です。
この間伐材ドーム、現在は試験的に作られているのですが、将来、たくさんの可能性を秘めています。全天候型のスポーツ施設やコンサートなどのイベント会場、
また災害時の避難所などにも活用できるのではないかということです。
簡単な技術で製作できる上、低コストで仕上がりますし、何よりも間伐材の使用で森林保護にも役立つということでこれからの実用化が楽しみです。

