
いわきが将来もいい町であってほしいという願いから、いわき市の主婦数名が、NPO法人ザ・ピープルを立ち上げたのが15年前。当時、古着に関する市民アンケートを行なったところ、多くの人がもったいないと思いながらも、ゴミとして処分している実態がわかりました。そこで古着リサイクルに取り組み始めたわけですが、最初はリサイクル業者へ持ち込むだけにとどまっていました。それが、いまや、市内のスーパーや銀行など市内20ヶ所に、間伐剤で作った回収ボックスを設置して、毎月15トンから20トンの古着が集まるようになりました。この古着はザ・ピープルのボランティアスタッフが選別や手直しをして、定期的に開かれるフリーマーケットやチャリティバザーに出したり、直営店で販売もしています。
ザ・ピープル代表の吉田恵美子さんによると、加工した古着のファッションショーを行うことで中高生との連携もあるそうです。現在は、古着を通して海外支援を行なったり、いわきの産業界と回収した繊維を活用できないか検討しているということです。
世界の人が身につけている衣服が、ぬくもりを残したまま環境保全やゴミの減量に一役買っているって、何か嬉しいですよね。

