
わら焼きで煙の昇る田んぼの中に水の張ったままの田んぼを見たことはないですか。
この時期、田んぼの土の下では、ドジョウ・カエル・ザリガニ・タニシ・タイコウチなどの昆虫・色々な生き物の幼虫・卵・微生物が、次の春を待ち冬ごもりをしています。
こんな生き物たちを大切にし、生き物たちの力で稲を育てようとする田んぼがあります。生き物を殺さないように、田んぼを耕さず水をはり、春にはそのまま苗を植えるのです。
私もこの耕さない田んぼで田植えや稲刈りを体験しました。
最近、田植えの頃にこの耕さない田んぼが増えています。そして、農薬や化学肥料に頼らずに健全なお米が収穫されています。冬期湛水を行っている田んぼでは、生き物、微生物の
おかげで、肥料もいらなくなっています。取れたお米も生き物のおかげで天然ミネラルたっぷりです。微生物は水や空気から養分を吸収し稲を育ててくれるのです。そのため水もきれいになり、琵琶湖の水を浄化してくれるのではないかと期待されています。耕さない田んぼの元気な土で、健康なお米をつくっている農家の方が、滋賀県にもおられます。またこんなふうに工夫を凝らしながら米づくりに取り組もうとしている農家の方も増えてきています。新米をいただくこの時期には、こんなことも感じながら、おいしくご飯を頂きたいですね。

